しじみハマグリ私です。
今現状靴箱の中には6足、オーダーして届くのを待っている靴が2足あります。ここに行きつくまでに、様々な苦労をしながらたどり着きました。ぶっちゃけまだ苦労はしていますけれども。
その過程で手放した革靴達、彼らを私はきちんと正当に評価することなく手放してしまったのです。ブロガーなのにね。不思議だね。
てなわけで、今回はそんな元カノたちを全力で今更振り返ります。こう書くとキモターボ強めなので、普通に振り返っていきます。基本的にそれらは、革靴初心者にとっての沼である「数千円~2万円代」のものです。ぶっちゃけどうなん?ってところをお伝えしていきます。
目次
- エントリーNo1:ロスコ ポストマンシューズ
- エントリーNo2:ガイモ スエードエスパドリーユ
- エントリーNo3:G.H.Bass ラーソン
- エントリーNo4 ブランドストーン サイドゴアブーツ
- 革靴初心者の参考になるかな?
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エントリーNo1:ロスコ ポストマンシューズ
当ブログの初期によく履いていた革靴です。詳しくはぜひ記事を見てください。
エナメル版は安いですね
ぽってりとした可愛いシルエット、お手入れ楽々なガラスレザー、防滑性の非常に高いラバーソールなど、カジュアル革靴に求めている要素を全て備えて8千円ほど。そりゃ飛びつくし、よく履いていたわぁ。
で、そんなロスコですが、まぁ~甲バリ高です。超厚手のソックスを履いても羽が閉じ切ります。さらになぜかブーツ用のシューレースが流用されていて、結び目が垂れてきてしまうために緩く調節するしかないのです。
そのため履き心地はまぁ~記憶にありません。ゆるゆる過ぎてどこともフィットしていない感じです。インソールが滑りづらいおかげで靴擦れなどはありませんでしたが、日本人にはまぁ~合いづらい!
幸いインソールが外せるので、シダスとかの機能性インソールを入れてあげれば幾分かは改善されると思います。また、ガラスレザーですが磨いてあげればちゃんと光ります。重さもあんまりないので、初めての革靴としてはオススメ出来ないことは無い、のですが…。
じゃあGUで良くね?
はい、確かにロスコはグッドイヤーウェルテッド製法、修理して履くことが可能なのですが…修理するよりも買い替えたほうが安いんだよなぁ…。しかもかなりぽってりしたシルエットなので、あらゆるコーデに使いやすいかと聞かれると難しい…。
GUが革靴に力を入れる前まではオススメ出来たのですが、今となっては安いし形綺麗だし種類沢山あるし、でGUを勧めざるを得ません。てかロスコの値段でGUなら2足買えるんよ。
まとまりが無くて恐縮ですが無理矢理まとめると
「大味な履き心地と長すぎる靴紐とグッドイヤーの利点を活かしきれないカジュアル革靴」です。
素直にGUを買えばええんやで。
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エントリーNo2:ガイモ スエードエスパドリーユ
まさにこれ!一足あると超楽です
エスパドリーユと言えば、なスペインのブランドです。ひたすらに履き心地が柔らかく、靴未満サンダル以上のゆったりのんびり感が最大の特徴です。1万円半ばで購入できるので、へたなスニーカーよりも安く買えます。
それでいてかなり細いシルエットをしているため、スエードの質感と相まって爽やかなローファーに見えます。踵に芯材が入っておらず、ツッカケとして使えるのはもちろん、きちんと靴のように履いて短パンなんかと合わせてあげればリゾートスタイルが完成します。
ただ、本革を使っていると言っても、やはりサンダルです。つま先にも芯材は入っていないのでリラックス感は強め、しかもスエードがめっちゃ柔らかいおかげで革が伸びまくります。サイズ選びに注意しましょう。
ぶっちゃけサンダル買うより
こっち買った方がよっぽどお洒落です
基本裸足で履いていましたが、本当に快適でしたね。ただぐにぐに曲がるおかげで、長時間の歩行はめっちゃ疲れます。まぁサンダルだからね、仕方ないね。
この子はかなり重宝して履いていました。まとめるなら「革靴未満のカッチリ感とサンダル以上の歩行感、これなーんだ?」です。コスパがかなり高いので、ワンマイルシューズとして、ぜひ。
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エントリーNo3:G.H.Bass ラーソン
コインローファーの雄、バスのローファーですね。えぇと、上質なガラスレザーに反りのいいマッケイ製法&レザーソール、2万円半ばというコスパの高さは必見です。
ただ私の足とは絶望的に合わなんだ
もうこれだけです。幅がDウィズなので、幅が決して狭くない私の足では、2時間着用していると地獄のような痛みとなります。万力でギリギリ締め上げられている感覚、妻からもらったプレゼントでしたが、そっとさよなら売買しました。ピカチュウ。
未だに痛みの原因がはっきりしていないのも、手放すことになった理由の一つです。足が中で動いているのかと思いタンパッドを貼りましたが、ダメ。一生懸命あたるところにミンクオイルをぬりぬりしても、ダメ。徹底して私の足とは合わないラストだったのでしょう。
この靴のおかげで、ローファーを買う時はそうとう慎重になるようになりました。え?ランス?慎重にポチりましたが?(半ギレ)
白黒コンビは本当に人気ですよね
まぁ冗談は置いておくとしても、ローファーに一定の警戒心を示すようになったのは本当です。現状手元に残ったローファーは2足ですが、もうこれ以上ローファーを増やすつもりは全くありません。蛇は、蛇はもういらない…。
しかし、適度な丸っこさとスマートさを併せ持ったフォルム、価格、革質などローファーはこれでいいんだよおじさんたちがこれでいいんだよしてますね。「THE☆スマート&カジュアルローファー(ただし幅がキツい)」とさせていただきましょう。
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エントリーNo4 ブランドストーン サイドゴアブーツ
数年前からドチャクソ流行りましたね
もはや説明不要、水だろうが雪だろうがしったこっちゃないレベルのタフなオイルドレザー、悪路で酷使しようと絶対にはがれることのないインジェクション製法など、アウトドアでとりあえず困ったら履いとけ的な存在のブランドです。
えぇとね、手放した理由は単純でしてね…甲が高すぎるんすわ。全体的にでかめの作りなので、ハーフサイズ小さめを買うことになりますが、つま先ドン!からの甲ゆるゆる~です。ブーツなのに歩けんのよ、足が動いちゃって。
でもそんなこと、当時の私は全っ然気付いていなかったのですが、やっぱり疲れるブーツは履きたくない…ってなわけで履く回数も減り…ドナドナでした。甲の低い自分の足が憎い…!!!!
マーチンのブーツは入門にぴったりかな
なので、今後ブーツを買う時もサイドゴアブーツではなくレースアップにするでしょうね。早くお金貯めないといけませんねぇ!!!!…あ、大前提に私の足と合わなかっただけで、甲の高さがきちんとある人であれば、このブーツ程コスパに優れたもの無いと思います。
スクエアトゥは汎用性高いですよ
トラッドな格好にはボリューム感の関係上合わせづらいですが、アウトドアテイストのコーデをされる方はもうピッタリです。スクエアトゥのものもあるので、キレイ目に合わせたい方にも、ぜひ。
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革靴初心者の参考になるかな?
こんな感じですかねぇ。価格帯の低い、いわば玉石石石混交なラインナップでした。やっぱりね、革靴は素直に3万円以上のものを買おう(戒め)。
もちろん低価格でも質の良いものはありますが、長く使えるか?と聞かれるとアハァンな感じです。バスのローファーはええ感じですけどね、足に合えば。
こうしてみると、当時の私は紐の無いスリッポンタイプの靴やブーツにばかり気を取られていますね。皆さんは、どんなに面倒だと思っても、ちゃんと紐靴を購入しましょうね!革靴の良さを体感できるのは、やはりフィット感あってこそです!
それにね、最近は靴紐をしっかり結んだり、ゆっくり解くあの時間ものっそい好きなんですよ。そのままブラッシングして、ほぇ~って眺めるあの時間!これを楽しめるようになったら、あなたはこちら側です。そしたらこれらの記事も、楽しめるはずですよ(慈愛の眼差し&仁王立ち)。
待ってるで(白目)。