服の細道

~妻は私の趣味に1ミリタリーとも興味を示さない~

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【ローファー】「Le Misca」、クオリティ高すぎ 商品紹介編【RAYMAR】

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はーいどうも私です。

 

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以前ローファーのサイズ感に関してトラウマがあることを明かしましたが…、持っていないからこそやはり気になってしまうものです。サンクリスピンデーの会場でも、ついついローファーに目が行ってしまいます。

そこで見つけたのが、我らがRAYMAR(以下レイマー)!!

 

https://store.shopping.yahoo.co.jp/raymar-shoes/

 

Youtubeで見ていてずっと気になっていた新ライン「Le Misca(以下レミスカ)」シリーズが置いてありました。結論から言うと、買いました。あとおおいっさん最高。その模様について詳細にお届けします。

 

なお、当日は大興奮だったまり写真をすっかり撮り忘れています。会場の雰囲気などは、サンクリスピンデー公式のSNSをご覧ください!

 

目次

 

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レイマー最高!レミスカ最高!!おおいっさん最高!!!

 

raymar-shoes.hatenablog.com

 

ブースにはレイマーの定番商品からレミスカの新商品、会場限定の商品など整然と並べられておりました。「おぉ~…ふつくしい…」と隠しもせず声に出して眺めていると、スタッフの方が「サイズもお出しするので、気軽に声かけてくださいね」とお声がけくださいました。

 

爽やかなイケメンに突然声をかけられたものだから、にこにこしながら静岡から来た旨を伝えました。ただ、大石さん(以下おおいっさん)はお取込み中だったみたいなので、あわよくば名刺だけでも置いていこうと思っていたら…

 

「えっ!そうなんですか!

ちょっと大石さん!

 

と違うブースにいたおおいっさんを連れてきてくださいました。いやそんな良いのに~と思いながらしばし静岡トークをした後に、自己紹介も兼ねて名刺をお渡しすると、なんと認知してくれていました!!

 

ブログに引用したり、コメントにて質問したことはありますが、まさかそれだけのことを覚えててくれるなんて…キュンと来ちゃう(照れ)。

 

そこからは贅沢なことに、おおいっさん自らフィッティングをしてくださいました!畏れ多すぎィ!でも最高にうれしかった…、。

 

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ローファーを探しに来まして

 

store.shopping.yahoo.co.jp

 

本音を言うと、ハンドソーンシリーズのグレインレザータイプのコインローファーをお目当てにしていました。ホーウィン社のグレインレザー、パティーヌ、ハンドソーンで4万円代前半はやばいって!

 

しかし、やはり考えることはみんな同じ、入荷してもゴールデンサイズはすぐに売り切れてしまうのです。よって数が用意できていない為、今回のイベントには持ってこられなかったようです。分かる~絶対人気だもん。

 

しかし11月に浜松でイベントを行うから、その時までにサイズを教えてくれれば持っていくよ!と嬉しい打診が。はぁ~そういうメチャ親切なところ本当に好き(直球)。

 

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↑イベントの模様、まさかの結末に!?

 

しかし、このまま帰るのは勿体ないので、新ラインのレミスカシリーズを試着させていただくことに。まぁほら、試着どんどんしちゃってよ!って雰囲気だったから、ついね。

 

まぁ冒頭で言っている通り、買ったんだがね(白目)

 

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レミスカとは

 

youtu.be

 

まずレイマーと言うブランドは、ラインナップを見ていただくと分かるのですが、非常にカチッとした靴が多い。内羽根がラインナップの中心で、外羽根やモンクストラップでも全体的に細身なのでフォーマル使用が想定されているのかな、と感じます。

 

製法もハンドソーンやグッドイヤーが中心、非常に堅牢な作りである一方、気兼ねなく履くというよりはピシッと決めて履きたい、そんな靴が中心でした。

 

そこで、脱ぎ履きが楽なローファー専門のラインも立ち上げよう!となり、レミスカは生まれました。テーマとしては、

 

1:材料&仕様にこだわり!

2:お買い求めやすい価格帯にこだわり!

3:履き易さ&使いやすさにこだわりました!

 

とのこと。製法も返りが良いマッケイ製法で、全体的に軽やかに仕上げているため、既存ラインとは違った魅力を放っています。

 

詳細はこの後写真付きで解説しますが、より詳細に知りたい方はレイマー公式のyoutubeをご覧ください。結構編集もこだわっていて、見やすいうえに面白くタメになります。

 

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買ったのはこれ

 

 

store.shopping.yahoo.co.jp

 

今回買ったのはレミスカシリーズのヴァンプタッセルローファー「Corey」です。タッセルローファーって、コインローファーに比べてほんのりフォーマルな香りがするので、いつか欲しいなぁ~なんて思っていました。

 



 

この軽やかさが伝わりますか?コバの張り出しも無く、革のきめ細やかさも相まってとてもきれいです。モカ縫いのステッチがクロスになっているのも、ささやかながらアイコニックでかわいいじゃありませんか!こういう遊び心大好き。

 

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山羊革ライニング

 

これ病みつきですよ

 

で、早速足入れすると…なっ、なんだこれはぁ!?!?モーチモチのふわっふわ、幸せ過ぎる!!!と恍惚としていると、おおいっさんから「ライニングにゴート革使っているので、足を入れた瞬間に気持ちいいんですよね」と補足が。

 

そう、ゴート、つまり山羊革ですね。一般的に革靴のライニングだと豚や牛が使われますが、こちらは山羊です。山羊の革は耐久性がありながら非常にしなやか、そしてもちもちというライニングとして最高な革が贅沢に使われています。

 

ローファーって、裸足履きすることもあるじゃないですか。もうそんなときはこのローファー最高ですよ。足入れするたびに幸せです。山羊さんに感謝。おおいっさんにも感謝。

 

調べた限り、豚革に比べて山羊革はコストが上がります。それを贅沢に使ってこの価格(後述)なのはヤバイって!てか特徴1発目にライニングの話ってどうなんだろう。

 

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フルマッケイ製法

 

youtu.be

 

私も紹介動画を見るまで知りませんでしたが、マッケイ製法にもフルとセミがあるらしいのです。

 

セミマッケイが靴の前部のみを縫い、ヒールは接着のみであるのに対し、フルマッケイは全て縫いをかけています。そのためマッケイ製法の返りの良さを担保しながら、耐久性を向上させたのがフルマッケイです。

 

当然、手間暇はセミ以上にかかっています。ヒールもグッドイヤー同様取り付けた後に削っているので、量産に向いているやり方ではないのです。なのにやっちゃう、それがおおいっさん。

 

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ローファー専用の木型

 

ラバーソールなのもグッド

 

で、履いてみるとまぁ~とっても履き心地が良い!この良さは本格革靴の「極限まで絞ったふまず!足に沿うシャープなフォルム!」みたいなガチっとしたものとは違います。

 

おおいっさんもおっしゃっていましたが、ついつい履きたくなるような、サンダル感覚の楽~な履き心地です。それなのに、肌に触れる箇所が全て面で当たっている感覚、長時間履いても痛くなりづらいことが予想されます。てか痛くありませんでした。速攻ネタバレ。

 

これも、専用の新木型9009のクオリティ故でしょう。リラックス感あるのに踵が抜けない!そしてアッパーの革のしなやかさも相まって、痛くなりようがない!え?もう決定じゃん。どうなってんの?

 

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アッパーレザー

 

このツヤ!

 

Youtube内でもおっしゃっていますが、決してブランド革ではないからと侮らないでいただきたい。これ、めっちゃ肌理が細かく、高級感半端ないです。メンテすればちゃんと光る革です。

 

更にいい意味で革の厚みが程よい、足の形に馴染むのも早いはずです。痛くならないのはアッパーレザーのおかげでもあるはずです。

 

この革なら茶色を選んでも、安っぽく見えることは皆無でしょうね。色違いでほしくなるじゃないか!

 

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圧倒的コスパ

 

はい、税込み26,000円です。このこだわりをもってして、なんでそんな低価格に抑えられるのか…私は不思議で仕方がありません。大丈夫?経理のアニーさんが顔真っ青になったりしてない?

 

もちろん、グッドイヤーやハンドソーンに比べれば手ごろになるのはイメージ出来ますが…いや無理だここまでこだわりを詰め込んで2万円半ばはやはりおかしい。

 

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ローファーと言えば、なG.H.Bassの定価が3万円を優に超えているのに…レイマー恐るべし。ローファーの最適解見つけちゃったよ。

 

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全体図

 

 

改めてフロントですね。コロンとした見た目ながら、丸っこくなりすぎず端正なルックスですね。このバランス感であれば、キレイ目カジュアル、どちらのコーデでも引き締めてくれるはずです。

 

 

サイドです。パッと見て分かるのは、ヒールの高さですね。やや低めの21ミリなので、ボリュームが抑えられミニマルに感じます。この感じどこかで…そうだ!エスパドリーユだ!

 

そう、表現が合っているかは分かりませんが、レミスカシリーズは言うなれば、エスパドリーユ並みの楽ちんさを持ちながらローファーの革靴らしさをきちんと持った、非常に稀有なハイブリッドローファーなのです!!!

 

作り自体はしっかりローファーなのに、随所に詰め込まれたこだわりのおかげで軽やかさを最大限まで引き上げた1足です。これ1つの正解出しちゃったんじゃないの?

 

 

バックシャン、非常に小ぶりです。このおかげで踵が抜ける感覚、皆無です。この踵なら、サイズさえ間違えなければカポカポする心配はまず必要無いでしょうね。因みに踵の意匠は、ローファーらしい起源から生まれたデザインです。詳しくは動画を見てみてください。

 

サイズですが、パラブーツのウィリアムがUK9、ハロゲイトがUK8.5、ショセが27.0、の私で8.5です。26.5相当なので、ハーフサイズ小さいかな?くらいです。

 

このサイズ、G.H.Bassと同じサイズ感ですが、こちらはアッパーがガラスレザーでないため伸びやすく、小指痛い痛い問題は発生しないと思われます。少なくとも1日着用した時点では、多少の違和感はあったもののストレスなく着用が出来ました。

 

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うん、書き過ぎ

 

 

着用写真は次回だな…とても書ききるのは無理でした。とりあえず商品の魅力は伝わりましたでしょうか。うーん、本当に革靴ラバーの中で、レイマーのファンがすこぶる多い理由も理解できますね。

 

こだわりに対する価格と、おおいっさんの熱量にやられる人が多いんだと思います。えぇ、私もファンになりました。ハンドソーンシリーズ行っちゃうか(白目)。

 

てなわけで、今回はここまで!レミスカシリーズ、これは病みつきになる1足ですよ!