服の細道

~妻は私の趣味に1ミリタリーとも興味を示さない~

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【紺ブレ】メルトン!?ゆったりサイズ!?D.C.Whiteのスポーツブレザーが中々に面白い

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ンラァイ、私です。

 

かれこれ購入からかなり日が経ってしまった購入品の紹介です。皆さん大好きな紺ブレ、これからのクソ寒い季節に着用出来ますか?無理ですよねぇ?なぜか。

 

  • シャツ一枚で着る前提のサイズ
  • 薄手の生地

 

そう、通年着ることを考えて作られたジャケットゆえに、防寒性の観点はガン無視されているからです。そんな装備で冬と勝負しようというのかね?無理無理無理のカタツムリなんだよなぁ…。

 

citron-web.jp

 

と思っていた矢先、いつものお店で見つけたんですよ。その紺ブレは、上記の特徴、つまり紺ブレの常識をぶち壊した…にもかかわらず紺ブレとしての破綻が一切ない素晴らしい一着でした。そのブランドの名前はD.C.White、ありそうでなかった秋冬専用の紺ブレのお話…。

 

何この導入。

 

目次

 

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きっかけはやっぱり2nd

 

fuku-no-hosomichi.com

 

紺ブレ特集だったこともあり、様々な年齢の業界人が紺ブレについて対談する内容でした。で、その中に今回紹介する紺ブレをデザインされたD.C.White(以下DCホワイト)のディレクターの石原さん自ら紹介されていた1着、それが今回購入した紺ブレです。

 

雑誌で見たときは秋冬専用の紺ブレ!?と驚きました。ありそうで中々ないアプローチ、スウェットに着る紺ブレというキャッチ―さも相まって気になって気になって、気が付いたらいつものお店の前にいました。もちろん妻には内緒です(追記:バレました)

 

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気になるアイテムが、こちら

 

こいつが最高なんだぜ

 

 

で、そのまま購入したのがこちら!DCホワイトのスポーツブレザー!ぱっと見はシングル、3つボタン段返りのシンプルな紺ブレです。が、そう見えるのは石原さんのテーラリング技術がふんだんに盛り込まれているからなんです。どういうことか見て行きましょう。

 

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生地

 

ふわっふわなのよ

 

100%ウールのメルトン素材です。メルトン素材と聞くと、パッと思いつくのはコートですかね。冬の暖か素材の代表的存在、それを紺ブレに落とし込んでいます。そんなんアリ?

 

 

試着する前はダントンのウールモッサのように、厚地でアウターです!感マシマシだと思っていました。が、程よい厚さのため、着用していて窮屈感が全くありません。

 

さらに軽い!ウール100%だとずっしり感のあるイメージですが、むしろ軽やかです。厚みの関係もあるのでしょうが、着用していて肩が凝りそうなアウターとかあるじゃないですか。それもまた良さなんですけどね。

 

そんな生地のおかげでストレスなく着用できて、そして暖かいというアウターとしてこの上ない仕上がりになっています。

 

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シルエットやディティール

 

ボタンもイイッ!

 

いやいや、そんなのアウターとしては当たり前じゃないかと思われるでしょう。が、大前提にこれはアウターじゃない、紺ブレなんです。紺ブレというアプローチで上記のアウターとしてのクオリティを追求すると、今度は紺ブレらしさが無くなり「紺ブレの見た目だけしているアウター」で終わってしまうんですよ!

 

しかし、この紺ブレにはその破綻が無い。なぜなら、つくりがきちんと紺ブレしているからです。ブレザーの基本がきちんと構築されながら、アームホールをやや太く、さらに前振りに袖付けされています。

 

これによって中にスウェットやセーターを着ていたとしても、動きづらくなりません。身幅などはスッキリしているのですが、ボタンを留めても胸元は拳一つ分余裕があります。着用感のリラックス具合と、鏡で見たときのスッキリ感のギャップが凄いのよ。幻見せられてるん?

 

また、ポケットのステッチがわざと表に見えるような仕様となっているため、どことなくワークウェアのような印象も受けます。程よいアクセントですよね。よりスウェットに合わせやすいデザインです。

 

また、バックはノーベントだったりと紺ブレの型にはまらない、でもきっちり押さえるところは押さえているので、着用するたびにすげぇなぁと声が漏れてしまいます。

 

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着用写真

 

ここまで雄弁に語ってきましたが、結局この紺ブレの魅力ってのは着て初めて気づくんですよ。てなわけで早速着用行くぜ!…ようやく写真撮れた(白目)。

 

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ミリタリートラッドを全身に浴びて

 

この空気感たまんないですよね

 

まずは私が激ハマりしているミリタリー×トラッドの融合コーデです。ボトムスは以前紹介しました、同じくDCホワイトのベイカーパンツです。「ジャケットと合わせたい軍パン」の異名は伊達ではなく、軍パンらしいディティールながらバツグンに使いやすいシルエットをしています。

 

fuku-no-hosomichi.com

 

インナーはかなり前のユニクロUのスウェットです。スーピマコットンでスウェット作るとか、やっぱユニクロってすごいよね。色味もややもっさりしたベージュカラーで…ってちょっと!?

 

てかファティーグパンツが最高なのよ

 

あなた何スウェットなんて厚手のインナーに合わせてるの!パツパツになっちゃうでしょ!と大慌ての皆さん、ご乱心間違えたご安心下さい。上記の通り、全く動きづらさはありません。

 

生地の適度な厚みと、大胆な前振りの袖付け、程よい胸周りのゆとりのおかげで、スウェットやセーター程度なら何の問題もなく着用出来ます。撮影時にちょうど洗濯してたので撮影できませんでしたが、WorkersのRAFセーターを中に着ても同様でした。

 

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インナーとボトムスに土臭い色を使った分、足元はブラウンの戦車ローファーです。パリジャンブラウンによってややダークトーンになったマロンカラーは、ミリタリーアイテムとの相性も抜群ですな!なおソックスカラーはウィリアムの模様。

 

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フレンチトラッドにも冬が来た

 

秋冬にも爽やかさが欲しいあなたに

 

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バスクシャツ、特にセントジェームスのウェッソンのような厚手のカットソーってまぁ~ジャケットの下に着るとごろつくのなんのって!特にジャスト~ややタイトフィットなジャケットなんか羽織ろうものならネック部分がうねりにうねって転覆する勢いです。ボート、だけにね!!!!!

 

はい、で、それに対してこのジャケット、スウェットでも余裕なのだから当然厚手のカットソー程度楽々です。何なら着てないんじゃないですかね?着てます?着てますね何言ってるんですかね私。

 

これは思わずしたり顔

 

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紺ブレとバスクシャツの相性がめちゃめちゃいいことは自明の理なのですが、それにスリムストレートデニム合わせるのもなんだかつまらない…ってんでバーンストーマ―のマッカーサーⅡを合わせてみました。無骨ながらもしっかりツヤっぽいアイテムを入れてあげることで、いい意味でフレンチトラッドの華奢さを壊しています。

 

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しかし足元はビシッと黒のUチップで引き締めています。ツヤが…良い…。

 

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紺ブレ革命だと思うの

 

あぁ~ようやく紹介できた

 

いかがでしたか?冬専用の紺ブレ、中々珍しいアプローチです。しかしながら、きちんと紺ブレしているのは、デザイナーさんの腕の良さ故でしょうね。

 

実際馴染みの店主の方曰く、デザイナーさんは若者に向けた気兼ねなく羽織れる紺ブレを目指したそうです。が、定番の紺ブレを持っている人が、冬用の一風変わった紺ブレとして気に入って買われることもあるそうです。

 

確かにメルトンの紺ブレってだけでも珍しいですからね。それでいてつくりの良さを感じられたらもう…買うっきゃないですやんか。ボーナスで買うにも手ごろな価格!合わせてボトムスも、行ってしまっても良いと思いますよ!?ボーナスの使い道、まだ悩まれているならこちらの記事もどうぞ(はぁと)。

 

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てなわけで、私はこの冬はこの紺ブレを着倒して着倒して着倒そうと思います。着用3回目にして盛大にコーヒーこぼしてテンションがた落ちだったけど、手洗いしたら元通りだもんね!!!(タグ的にはクリーニング推奨です、あくまでも自己責任で)

 

真冬もアメトラ、堪能しましょうぜ!!