服の細道

~妻は私の趣味に1ミリタリーとも興味を示さない~

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【4足目の革靴くらい】パラブーツのランス、我が家の靴箱に降臨【大目に見てよ】

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ボール(パラブーツのランス)を相手のゴール(カート)にシュゥゥゥゥッッ!!!!超☆エキサイティン!!!!

 

ボール(届いたランス)を相手のゴール(我が家の靴箱)にシュゥゥゥゥッッ!!!!超★エキサイティン!!!!

 

 

 

 

 

そんな話です(真顔)。

 

目次

 

パラブーツのランスが来たよ!レビューするよ!

 

圧倒的ハイテンション…ッッ!背徳的お財布事情…ッッッ(残金数百円)!?。

 

のっけから恐ろしいテンションの高さで申し訳ない。どうも私です。久々に大きなお買い物しちゃったものだから、ドーパミンの出方が急激でしてね。新劇じゃないよ旧劇だよ(?)。いやはや、良い年した大人がこんなに弾けてしまうのですから、清水ダイブはやめられねんだわ。いい加減本題に入らないか、私。

 

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ランス入場

 

ドン!

 

ドゥン!

 

兄弟…ッ!

 

おぉ~…。ローファーらしからぬボリューム感、モカシンの存在感、戦車と見間違う厚さのラバーソール!くぁ~、これだよこれこれ!こういうのが良いんだよなぁ。さて、このランス、以前記事の中で試着をしにお店に行った結果サイズが無いことが判明し、泣く泣く諦めて帰ったと書きました。

 

そうですネットで一発勝負です(冷や汗)

 

あぁ~慌てない慌てない。きちんとサイズ交換に応じてくださるお店で購入しましたとも。手間だとか言ってられないレベルの高いお買い物なんでね。

 

ま、後述するけどばっちりだったというわけだ(ドヤヤ)

 

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全体図

 

履くとこんな感じ

 

さぁさぁ、全体を見ていきましょう。正面の面構えがまた…サドルの頑強さが前面に漏れ出ているじゃないのよ。サドルの横はビーフロール仕様です。カジュアルさが際立つ細かい意匠として、貢献しています。

 

やはりボリューミィ

 

横です。目立つのはウェルトのギザギザです。ストームウェルトと呼ばれるこの部分、ぶっちゃけ飾りです。いや全然いいのよ!だってこれ履いて嵐の中突撃しないもん。アクセントとしてカントリー靴味を感じられて、とても好印象です。

 

ヒールの厚さよ

 

後ろです。これもはやローファーの背中じゃないんだよなぁ…。意外にも過剰さはありませんが、中々どうして語る背中してるじゃないですか。というか何よりこのマロンというカラーリングがたまんないですよね。パラブーツには同じ茶色でもカフェとマロンがあります。見比べてみましょう。

 

左:マロン 右:カフェ

 

ウィリアムがカフェ、ランスがマロンです。カフェは茶色が強めな赤茶色マロンは赤が強めな赤茶色というイメージが分かりやすいかな。何はともあれどちらもいい色です。

 

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履 い て み た

 

タハァ~、こいつぁ…うん、ノーストレス。サイズ9、ウィリアムと同じサイズ感でジャストフィットです。いや、性格には薄手の靴下やフットカバーだと少し踵がカパカパしますが、deckaを履くとややタイトに感じるくらいの感じ。つまり、ウィリアムとは違って「なんかよく分からないけど、どこかしらでフィットして支えているのが正解」なフィット感です。

 

それもそのはずで、ウィリアムとは木型が違います。ミカエルに代表されるカントリー性能に振った木型なので、厚手の靴下を履くこと前提で作られているそうな。確かに、ローファーとしての機能は盛り込まれています。かかと部分だけスエード生地になっていたり、履き口もやや狭められていたりね。

 

でもまぁ(察し)

 

靴自体のボリューム感とリンクしているのか、履き心地は割とテキトー楽ちんです。ソール自体のふかふか感はありますが、革靴らしいシンデレラフィットを期待する靴ではないことが、足入れした瞬間に分かります。え?なら漕げばいいだろサイズを下げればいいだろって?

 

つま先が死ぬんだが?(脂汗)

 

捨て寸がかなり短くとられています。サイズ9で問題なしですが、ハーフサイズでも下げようもんなら間違いなくつま先がドゥンするでしょうね。これが、ランス(やミカエル)がサイズ感ミスりがちと言われる所以です。じゃあどちらを取りますか?私なら靴下とタンパッドで程よくフィットさせて優雅に歩くわね。

 

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組 ん で み た

 

良い意味でローファーらしからぬ存在感

 

コーデね。やはり形はローファーなので、シンプルにコーデに馴染みます。安定の白シャツデニムコーデ。ここにBassではなくランスを当てはめるだけで、重厚感が増すってんだからソールの存在感ってデカいですね。色も明るい茶色なので、重たくなりすぎない。

 

緑と茶色はやっぱ親和性高いね

 

次に半袖バスクシャツにM47を合わせたフレンチミリタリーコーデです。ここで合わせる靴によって、全体の雰囲気が変わります。雑誌で例えると

 

・HARROGATE→Begin

・G.H.BASS→Men’s FUDGE

・ウィリアム→2nd

 

みたいな感じ。何となくイメージ湧きます?で、ここにランスを合わせると…やっぱ2ndかなぁ。雑誌内でオススメされてましたからね。靴下は白か赤!インビジブルソックスは個人的にはBassに合わせます。

 

うぅ~む、ランス自体が独特な性質を持っているだけに、取り入れるだけでコーデに奥行きが出てくれます。木型はカントリー、形はシンプルキレイ目、ソールはトレンドフル…はぁん(失神)

 

妻はBassの方が好きと言っていましたが…知らんな(白目)

 

ショーツとも合わせてみました。あれ…?インビジブルソックス、ありじゃん?ボリューム感もウィリアムに比べれば控えめだからかなぁ?とはいえ、ブーツっぽいゴツさはあるので、トップスでバランスを取ります。

 

ボトムスと色を揃えるとより馴染みますね

 

最近はめっきり履いてないミスターオリーブのベルテッドスラックスと。うん、この靴合わないボトムスないわ。ウィリアムも万能でしたが、ランスはそれ以上に懐が深い。ま、サイズ感という強大な関門を突破した人にのみ得られるという時点で、懐狭い気もしますが(どっちだよ)。

 

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注意点

 

これを活用すれば大体大丈夫

 

はい、記事内でも再三伝えている通りどぇす。まず、ローファーなんでサイズ調節が出来ない。ここ重要なんで、しっかり頭に叩き込んでください。うん、良いね。「そんなの、しょうがないじゃないか」と思われたそこのえなりかずきさん。そうなんですしょうがないんです。

 

しかし、この靴の木型は設計上カントリー靴を踏襲したつくりになっています。つまり、幅はゆったりだけど捨て寸が恐ろしく短いのです。捨て寸に合わせたら幅が、幅に合わせたら捨て寸が…を数回ループする羽目になります。じゃあどうするか。

 

捨て寸に合わせて厚手の靴下で調整する

 

これが正解です。いや正直届いて数日の分際で何断言しとんねんって話なんですが…。だって、仮に幅に合わせたとしましょう。つま先ドゥンは本当に痛いですって(震え)。紐靴であれば、紐を縛ることである程度改善できますが…(チラッ)。

 

ランス「ダメです」

私「えっ」

ランス「ローファーなんで無理です」

私「えっ」

ランス「いい表情だ、感動的だな」

ランス「だ が 無 意 味 だ 」(デ デ ド ン )

 

そういうことです。フィットさせる余地がないので、靴下やタンパッドで対応するっきゃありません。最大にして唯一の注意点です。え?対策?

 

絶対試着なさい

 

もうこれしかない。そしてどう頑張ってもサイズが合わなかったら諦めなさい。いや本当に。…まぁ、試着出来なかったからやけくそでポチッた人間が言うたところで、説得力はないんですがね☆

 

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まとめ

 

ボトムス選ばねぇ!!

 

このスタイリングは唯一無二ですぜ

 

そんなこんなでパラブーツのランスが我が家にやってきました。ローファーという特性と独特な木型の相性のおかげで、かなり人を選ぶわがままな靴となっています。そこが良いのよ。のんびり歩くための靴として育てていきます。