部屋とワイシャツと私です。
私はまだまだ革靴ラバーの方々から見れば、鼻で笑われる存在であることは十分理解しています。が、一般的な消費者と比べると買っている方ではあると思うんです。
さらに、なんてったって革靴は中々に良いお値段!おいそれと買える代物でもありませんし、ましてや無思考ノー試着ネット一発ドラ裏ドラみたいな失敗役満ムーブなんぞもってのほかです。
↑もってのほかです(真顔)
でも、それでもやっぱり「あぁ、まずはこれを買ってからあれを買えば…もう一足違う靴が買えたな…」とか後悔はあるわけです。初心者がまず買うべき革靴はまとめましたが、その後の増やし方について今回は持論を展開していきます。
結論、オーダーはいいぞ
目次
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革靴の増やし方、こだわりはありますか?
まず大前提に、私は革靴を休日しか履きません。よって、私の革靴選びの根底にあるのはカジュアル使いである点に留意してください。フォーマル使用ならもうストレートチップ4足くらいでローテすれば良いんじゃないかな(槍投げ)。
で、革靴1足目に皆さんが何を選んだかによる部分もあるのですが、いずれにしても1足目とは違うタイプのもの、買うでしょ?全く同じ色同じ形の革靴2足続けて買う人がいるとしたら…もう猛者です。お前がナンバーワンだ。
それ以外の方の多くは、今もっているものと違うタイプを買いたくなるはずです。その方向性として①違うタイプなのか、②違う色なのかでアプローチが変わると私は考えています。
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①違うタイプ
こっちの方が多いんじゃないかな。例えば、1足目に黒のプレーントゥを買ったら色はそのままにウイングチップを買う、とかですね。
1足目は恐らく手持ちの服との相性で決めた靴のはずなので、色味が近しいのであれば当然使い勝手はいい。しかし似た形だとつまらない…って人はこのタイプかな、と。
で、2足目はよりカジュアルに振ったタイプにチャレンジしてみてください。具体的に言えば装飾性が多くなるタイプです。プレーントゥよりもUチップ、Uチップよりもセミブローグ、セミブローグよりもフルブローグ…のように、靴に施される意匠が多くなるほどより華やかにカジュアルになります。
カジュアル使いだからこそ、ドレッシーなものを…という気持ちは分かりますが、大丈夫です。革靴と言う時点で、十分ドレッシーな印象を与えることが出来ます(謎なデザインのものは流石にうーんなので注意)。
因みに私も一番初めにプレーントゥのポストマンシューズを買い、次にコインローファーを買いました。今となってはどちらも都合によって靴箱にはありませんが、コーデや気分によって使い分けることが出来たので、1足目よりもカジュアルな物を選ぶのがオススメです。
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②違う色
「私はホールカットに対して一家言あるんだが?」という某党首のように、革靴の中でも特にこの形が好き!という理由で買った方も中にはいらっしゃるでしょう。
であるなら、色は明るめのブラウンカラーがオススメ!これも①と同じで、2足目でカジュアルに振ることで、コーデの幅がグッと広がるのです。特に1足目は汎用性の高さから黒を買いがちです。えぇ、私も漏れなくそうでしたね。
で、その後にカフェ(ダークブラウン)のウィリアムを買って驚きました。めっちゃ使いやすいし、コーデに取り入れやすいんです。もちろん、安っい革靴のブラウンカラーだと目も当てられないおもちゃクオリティです。
が、ある程度の価格を超えると、ブラウンカラーの説得力がビシビシ感じられます。そうしたパワーを持つブラウンカラーの革靴は、もはや合わないボトムスを探す方が大変なんじゃないかと思うくらい汎用性が高いです。
実際このあたりからミリタリーと並行して、アメトラの世界にも迷い込んだんだったなぁ…。今となってはどちらの世界にも居を構え(?)、ズブズブな生活を送って妻から白い目で見られ続けています。
…何の話でしたっけ?そう、違う色を買う時はぜひおもっくそカジュアルに振ってみてください。バーガンディもいいゾ~これ。
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ローファーは…
かなり足に合うラストやメーカーを見つけたとか、そのスタイリングに心底ほれ込んだとかでない限りは…買わなくてもいいかなぁというのが私の結論です。
いや!違うのよ!?今持っているローファー、どれもクオリティの高い最高な相棒です。それは変わらない。ただ、これから革靴沼にハマるぜ!という方は、まずは色んな木型、色んな形だけど紐やバックルで調節できるものを選んだ方が、失敗が圧倒的に少ないのです。分かるでしょ?諸先輩方。
結局サドルだけだと、どう頑張っても足に合わせるのではなく、足をローファーに合わせるしかないのです。甲が緩いとかであれば、タンパッドで何とかなりますが…長時間の着用では痛みが出やすいのも、やはりローファーな気がします。
この法則は、きっとお高いメーカーのものでも同じなのではないかなぁ…こまつさんも、ローファーは飲み物間違えた歩くための靴ではないとおっしゃっていましたし。
我が家のローファー2足も、1日ガッツリ歩く!と言う時ではなく、のんびりお出かけする時に活躍しています。そうしたリラックスしながらも足元を華やかにしたい時は、ローファーにチャレンジしてもいいかもしれません。そのためには、ある程度革靴のバリエーションがあることが前提になるってことですね!革靴買え!!
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結局オーダーがコスパ高い
最近気づきましたよ。ある程度革靴を所有すると、もはや既成靴ではもう似たようなの持ってるやん問題にぶち当たるんですよ。この問題は非常に厄介です。
まず、家族からその点を指摘された場合何も言い返せない。例えば、あなたが黒いUチップを持っているとします。そこに素敵な同じく黒のVチップが現れたとします。
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普通であれば手持ちのUチップはダイナイトソールだし、UとVだとコーデの雰囲気も変わるから色が黒だろうと良いなと思ったら購入を検討するはずです。
が、家族からしてみればUもVも似たようなものですし、ソールの違い?履いたら見えねぇじゃねぇか!と言われて終わりです。
それに、お金は残念ながら有限です。となると、買える足数にも限界がある。そこで同じ色、似た意匠の革靴を選ぶべきでしょうか。だったら思い切って自分だけの1足をッ!!となるのが、革靴好きの性ですよね。
じゃ、オーダーしよか(笑顔)
あ、明確に欲しい色形、デザインなど決まっていないうちは既成靴を買えば問題ありません。目安としては…えーと私が7足くらいいったあたりでオーダー欲に目覚めたので、それくらいです(鼻ホジ)。
因みに私は妻の目を掻い潜りながらRENDOさんにお邪魔したいと考えています。お小遣い貯まるのはかなり先ですがね!!!
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まとめ
てなわけで、趣味にそもそも効率なんか求めていない人は今回の記事で参考になる事柄は0です。逆に、効率的に最高な趣味に打ち込むことを目標としているあなたは、もう私と同類です。少しは参考になったかなと思います。
靴箱スペース、お財布は有限ですからね。少しでもやりくりできる範囲内で長く続けていけば、いずれ靴箱も自作するだろうしお財布は後から何とかなるでしょう。
さぁ私と同じように効率的に革靴ライフを楽しみましょう!