どうも、私です。この入りの時は真面目な内容にする時と決めています。年に1回あるかないかだなおい。
さて皆さん、東京は根津という地域をご存じでしょうか。神社を中心に発展した文化的な街で、一本路地に入ると下町情緒あふれる暖かな雰囲気が包み込んでくれる、そんなハートフルなエリアです。
そんな素敵な場所で行われたポップアップイベントに遊びに行かせていただきました。私がお世話になっており浜松佐鳴台からトラッドをお届けする最高なお店「CITRON」さんと、同じく私のコーデを構成するうえで大変お世話になっているパンツブランド「BARNSTORMER」さんのコラボイベントです。
協賛、プレゼンターは東京上野でお店を構えている「Freeport」の店長が勤める、大変豪華なイベントとなっております。会場は「kitchen haco」さん、元々歯科医院だった木造建築をリノベーションして出来たとても温もりあるカフェです。その二階にあるイベントスペースで開催されました。
14、15日を境に、暖かな雰囲気から熱い雰囲気に移り変わる瞬間をこの目で見てきました。そこで私は何を見て、何を感じてきたのか。余すことなくご紹介させてください。
目次
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CITRON TOKYO、オープン決定
今回のイベントで明かされた衝撃の事実として、私の大好きなシトロンが東京にもお店を構えることが発表されました。インスタライブで発表されているので、公式発表で間違いなさそうです。その新しい店舗が、今回のイベントの舞台である根津だったことが明かされました。
今後は周辺のお店とのコラボはもちろん、浜松以上にブランドさんとのイベントも積極的に行っていくとのこと。シトロンのオーナー長沼さんは、元々上野のフリーポートさんで店長を務められていた方、昔からのファンにとって最高に嬉しい発表だったのではないでしょうか。
オープン時期は未定ですが、詳細固まり次第順次インスタグラムにて発表していくとのことでした。気になる方は、シトロンさんのインスタグラムをフォローしておいてください。日常的に素敵なコーデを投稿されているので、ファンになる事間違いなしです。
作り手、売り手、語り手…三者三様のプロ意識
今回のイベントが通常のポップアップと大きく違うのは、セレクトショップという売り手とブランドという作り手の他に、それを発信し盛り上げる語り手が関わっている点にあると私は感じました。
シトロンの長沼さん、バーンストーマーのモンローさん、フリーポートの藤島さんはいずれも、背景を重んじる方なのだと思います。
ただイベントを開催して、ただアイテムを売るだけという温かみも厚みも感じられないただの販売イベントをしたくないし、そこで売るアイテムもただ売るためだけのものを作りたくない。そんな冷たく薄っぺらいイベントなら、語り手の存在なんぞそもそも必要ないでしょうから。
長沼さんはお客さんが満足して帰ってもらうために、誇りをもってセレクトしたアイテムを誠心誠意真心こめて説明されていました。
モンローさんはイベントのためだからと、イベント限定の別注アイテムを企画しそのアイテムに込められた想いや意図を来られたお客さんに丁寧に説明されていました。
藤島さんに至ってはイベントの満足度を底上げするためにあちこちを走り回りセッティングをし、夜の懇親会には店じまいを済ませた足で訪れ大いに盛り上げてくださいました。
彼らからは本気で業界を盛り上げ、お客さんに真に喜んでもらうための気概と覚悟を強く感じる…私のこんな薄っぺらい表現で大変申し訳なくなりますが、そんな熱さを強く強く感じたのです。そのことをお伝えしたい。
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好きを仕事に学業に
知りたいことは何でも調べられる、選択肢が急激に増え飽和しているとさえ言える現代に我々は生きています。しかし、そこからその先、実際に行動に起こすことが出来ている人がいったい何割いるのでしょうか。
日本人の気質なのか、リスクをひたすらに恐れ「勉強してから…」「今の仕事が軌道に乗ってから…」といった具合に、知識が伴ってから初めて動くことが出来る人が大変多いと感じます。
こと地方に住んでいると、そうした保守的な考え方が一般的、好きを突き詰めて行動に移す人は変わり者ではみ出し者だとする向きもあり、私もそうした評価を受けることが多いです。
私は間違っていない、が、少なくとも今の環境にいると間違いなく異端扱いを受ける。そんな状態に、どこか鬱屈として、ふてくされて、諦めていた自分が心の奥底にいました。しかし今回のイベントの懇親会にて、私と近しい年齢、20代で行動に起こしている方と遭遇しました。
東京藝術大学に通い、一般的(便宜上こう表しますが、私自身はこの表現が大嫌いです)な学問、学部ではない建築デザインを学ばれている学生さんたちとお話して、彼らの希望に満ちた瞳や話し振りにどんどん熱くなる自分がいました。
仕事の関係でカメラに興味を持ち、調べる前にまず機材を揃えて、構図など学ぶ前にひたすらに撮影の回数を重ねて、今では本職や協力されているwebメディアでディレクション、撮影までこなす凄腕カメラマンともお話させていただきました。
「写真が好き!それをアピールして無我夢中で撮影していたら、自然と楽しいことが増えていったんです。」
私の1個下の好青年でしたが、私なんか足元にも及ばない意志の強さと熱量、そして好きなことを好きと自信をもってアピールできる肯定感を宿した目をしていました。
彼や藤島さんも携わっているWebメディアです
真っ直ぐで、飾らない、素直な心の持ち主なんだなぁと、話していて心臓をグッと掴まれた感覚に陥ったのを、アルコールの入った頭ではありましたが鮮明に覚えています。
他にも、私と同級生ながらファッションとは、写真とは、お洒落とはという自身の考えや知見を深めるために書籍を読み漁り、勉強している方とも出会えました。ブログやインスタグラムも見てくれていて、本当にありがたい限りです。
好きだから、ただただ好きだからひたすらに突き進んでいる彼らを見て、自分が恥ずかしくなりました。彼らと同じように動けていないからと言うのもありますが、彼らは自身の好きを自信を持って貫いている。
好きをもっともっともっと、好きにするために動いている。それが私には、圧倒的に不足しています。それを感じて恥ずかしくなったのです。
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東京だから、というのは違うのかもしれないけれど
やはり多様性をもった人が集まる場所なんだなぁ、と強く実感しました。この2日間で、先に紹介した方たち以外にも多くの仲間(と一方的に呼びたい)方々と出会い、話し、仲を深めることが出来ました。
それもすべて、今回のイベントを企画運営してくださった長沼さん、モンローさん、藤島さん、そしておいしいコーヒーやお酒を提供してくださったキッチンハコさんのおかげです。
勝っていないですしお小遣いが消滅しているので買ってもいないですが、兜の緒を締める良いイベントとなりました。今回は備忘録なので、断片的な記事となってしまいました。ここまで読んでくださった方は少ないでしょうが、念のためセルフで突っ込んで締めとしたいと思います。
何見せられたん?
次から平常運転で行きますゆえ…。