セイントフランシス、私です。
当ブログの目的は、とにもかくにもクソダサお父さんを一人でも減らすことです。でも、もちろん皆さんの気持ちもきちんと理解しています。
面倒、ですよね?(図星)
お洒落だのファッションだの、よく分からん羅列をされても困るんだよと。はいはい、分かります。組み合わせだのなんだの言われたって、貴重な時間があったら寝ていたいんだよってことですね。
わっかりました。今回は、そんな寝坊助野郎ものぐさ父さんたちに、簡単にシャレオツになれる方程式を伝授いたしましょう。
Next 細道’s Hint「アメトラ」
目次
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いつものじゃねぇか
そんなツッコミが聞こえてくるようです。さながら祈りの歌のようにね!(?)
まぁ有体に言えば、アメトラ普及活動の一環、字面だけ見るとよく分からないアメトラも、実際は簡単なんだよってことをお伝えするための記事になります。つまり平常運転ってことだな、うん。
で、今回お伝えする方程式は、タイトルの通り「ジャケットにデニム合わせて革靴履いとけばそれで完成!Q.E.D!」ってな話です。以前シャツとデニムと革靴というスタイルを提案したことがありますが、それのアップデート版になります。
まずは前回との違いについて説明していきましょう!
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シャツ+デニム+革靴との違い
まぁ初夏は最初の式で組んでいただくのが、気温的に適切かなぁと思うわけです。が、通年使えるのは今回お伝えする式かな、と思います。というのも、以前お伝えしたものはより取り入れやすい分ライトなスタイルでした。ぶっちゃけアメトラじゃ無くね?と批判されても拳で抵抗する以外方法はありませんでした。
しかし、今回の組み合わせはよりアメトラの特徴である「リラックスしたトラッドスタイル」を体現しているのです。つまり拳の前に反論が出来るわけですね。どういうことかというと、
- ジャケット⇒ドレス強め
- デニム⇒カジュアル強め
- 革靴⇒ドレス強め
というように、フォーマルなドレッシーさを強めつつ、デニムによってカジュアルダウンがなされているのです。前回ももちろん同じですが、より塩梅が絶妙と言うか、大人っぽさをより表現しやすい形となっています。
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ジャケット
アイテムごとの選び方などをここから紹介していきましょう。ジャケットですが、絶対にスーツに使うようなものを選ばないでください。というか、スーツの流用とかマジで洒落にならんのでやめーや(呆れ)。
確かにオシャレに興味ない人でも唯一持っているジャケットは、スーツでしょう。が、それはカジュアル使い、というよりも単体で使用することを想定していません。つまり、カジュアル使い専用のジャケットが必要になってくるわけですね。え?選び方?あるよ(HERO風に)。
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着丈短め
短丈のアウターはジャケットの他にブルゾンに大別されます。ジャケットがフォーマル、ブルゾンがカジュアルと思ってください。マウンテンパーカーやミリタリージャケットなどはブルゾンにカテゴライズされます。
で、ブルゾンとジャケットの大きな違いとして、ディティールの他に着丈が挙げられます。ブルゾンはお尻が隠れない程度の短さのものが多く、ジャケットに比べてスッキリと見えるものが多いです。例外?いくらでもあるがな!!!
着丈が短いブルゾンはスッキリ見える反面、やはり見え方そのものがカジュアル色強めとなります。ジャケットとしての面構えをそのままに、普段使いしやすい着丈の短いものを選びましょう。
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ブレザー
着丈短いものだけがカジュアルジャケットじゃない、ブレザーを買いなさい。ブレザーをすこれ。
ブレザーについては散々記事にしていますので、簡単にご紹介しましょう。ブレザーは着丈やディティールなど通常のスーツにかなり酷似しています。が、メタルボタンやボックス気味のシルエットなどほんのわずかにカジュアルダウンされたディティールが採用されています。
これによって、かっちりしたジャケットの中に遊びや余裕が感じられて、大人っぽさをキープしたままカジュアルなコーデを組むことが出来るって訳です。な?最高だろ?
注意点としては、着丈がクラシカルな長さのものが多いので、ボトムスは過度に細すぎるものではなく、レギュラーテーパードくらいのシルエットのボトムスを選んであげてください。バーンストーマ―のマッカーサーチノとかね。
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素材
私の所有しているYarmoのドライバーズジャケット、こちらは太畝のコーデュロイ素材となっています。ぱっと見は3つボタンのジャケットですが、この素材使いのおかげでドレス感はかなり弱まっています。
他にもダブルブレスとのジャケット、一見するとかっちりしたつくりですが、そもそも色がブラウンと大変カジュアルです。よって、カジュアルダウンに成功しています。
このように、大人っぽい=ツヤっぽい素材というわけではないのです。他のディティールで担保がされていれば、全面に押し出されるディティールである素材、こちらで遊んでも問題ありません。
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デニム
もうこちらに関しては、選び方はシンプルです。最近の私の着用写真のほとんどを見ていて気付くと思いますが、それに則ったものを選んでいただければ、まず間違いありません。
選び方は一応列挙しますが、「まぁ、せやろね」って感じのものばかりなので、サラッと流し見てやってください。
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濃い色
デニムはカジュアルアイテムなので、デニム素材と言う部分以外は少しでもシンプルかつドレッシーに寄せたいわけです。となると、色落ちしたデニムではなくワンウォッシュくらいの色の濃い暗い色を選びましょう。
これは分かりやすいですよね。スラックスで使われる色は基本全てダークトーンです。色だけでもそこに近づけてあげると、落ち着いた印象になるってわけです。
何より、色落ちしたデニムってかなりカジュアルな表情になります。その様は確かにかっこいい、かっこいいのですが、どうしてもやっぱりドレッシーさからは程遠い。色落ちしたデニムでもやろうと思えばコーデ自体は組めますが…素直に濃い色のものを履いた方が簡単で手堅いですね。
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スリムストレート
スラックス以上にデニム、というかカジュアルなパンツは様々なシルエットのものが存在しています。で、ドレススラックスは当然細身のものが多いです。よってシルエットはスリムなものを合わせましょう。
履いてたなぁ
また、細いものが苦手な方はレギュラーテーパードのものを選びましょう。裾に向かって細くなってるやつですね。あくまでもトラッドが根底にあるコーデなので、シルエットがきれいであることは前提になります。
どんな体系の人でもきれいに履きこなせるものとなると、やっぱりスリムストレートシルエットがオススメです。EDWINの402やWorkersの802、RESOLUTEの710あたりがそれに該当するかな。もうここら辺は、足のラインがものっそい綺麗に見えるので、トラッドな着こなしがしたい方にはマストアイテムです。
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革靴
もうこれに関してはこの記事を読んでください。これに全て書きました。
初心者に今勧めるならこれかな
一応補足するなら、最初はやっぱり黒い革靴かなぁ…RAYMAR(以下レイマー)さんの外羽根プレーントゥ、これめっちゃ万能なのでオススメです。しかも安い!2万半ばってあなた…グッドイヤーでその価格ってあなた…。
正直バーウィックやジャランスリウァヤ、ハロゲイトを凌ぐ勢力になりました。最近のレイマーさんはカジュアル靴も多く出しているので、マジで無敵だと思います。ほんと今から革靴にハマる人が羨ましい…ッ!
プレーントゥはもちろん、Uチップのような装飾性のほどよいものもオススメです。
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ジャケットがもっと欲しい
デニムは今のWorkers一本体制で問題はないのですが、如何せんジャケットが少ないかな。紺ブレ3着と、ブラウンのダブル、モスグリーンのコーデュロイ…十分か(遠い目)。
革靴も元気に増えていっていることですし、順調順調!お金が貯まらん(咽び泣き)。しかしこのレパートリーさえあれば、将来年を取った時も渋さを醸し出すことが出来るでしょうな。
最近の革靴界隈も、ややザワついています。オーダーしたいと思ったメーカーさんが、明日には無くなってしまうかもしれない。そうなる前に、作りたい靴の仕様を決めて、サクッとオーダーすればええんやで!
何の話だっけ…いつも脱線するな。そんなわけで、よりアメトラを感じたいあなたに贈る素敵な方程式のご紹介でした。とりあえず私はシャツを買おうと思います。