んども、私です。
バイブルですよ
お父さん世代なら、まず読んでいるであろう雑誌、2nd。モデルさんみたいな着こなしが出来たらいいなぁ…と皆さん思われているでしょ?しかし、みんな同時にこうも思っている。
「わがままボディに似合う
服では無ぇわな(諦め)」
そう、お父さん世代はどんなに頑張っても、体型の維持が難しい。しゃーない、家庭の平和を維持するために頑張っているんだから。おんしゃ男ったい。
それに、雑誌で紹介されているアイテムって中々良いお値段ですしね。購入に中々踏み切れない。が、それも今日までです。
お父さん体型に優しくて、トラッドな着こなしにばっちりハマるボトムスブランド、BARNSTOMER(以下バーンストーマ―)をご紹介!!!
目次
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「ポイントは腰回り」バーンストーマ―のチノパンはお父さん世代にこそオススメ
チノパンって聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちます?
☆野暮ったい
☆おじさん臭さがすごい
☆体系が整っていないと一気にダサく見える
などなど、正直あんまりお洒落アイテムとしての認識は薄いかもしれません。が、そんな印象をガラッと変えるブランドさんとバッチリ出会ってしまったのです。それが、バーンストーマ―というブランドさんです。
購入したのは、浜松は佐鳴台にお店を構えられているCITRONさん!
バーンストーマ―のポップアップをやっていたこともあり、デザイナーの海老根モンローさん直々に接客していただきました。
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そもそもバーンストーマ―とは?
まずは公式HPから引用します。
バーンストーマーの前身は1977年に創業。
当時アイビー全盛の中、まだまだ販売先は多くはない時代、アメリカ製と同じ表情を、日本で作り上げることに主軸をおいたカジュアルメーカーとして誕生しました。
アメリカ製と同じ縫製の出来る工場やミシンを探し、同じ風合いの生地を作り、日本製のアメリカントラッドを作り上げた事は画期的だったと言われています。
そこに、アメリカの実用品衣料を扱うインポートセレクトショップが登場。
売れ筋輸入品の追加ができない状況と、需要供給が合致したことにより80年代90年代に火がつき、日本初の本格的な国産トラッドメーカーの御三家として「パンツのバーンストーマー」と言われ、全国の専門店にてチノパンは、とても好評だったと聞きます。
世の中は少しだけ変わったが、想いは少しも変わらない
バーンストーマーが当時のアメリカを、再び日本で復活させる
いやかっこよすぎんか?アメカジ、アメトラブームの火付け役ということもあり、雑誌2ndでもよく目にしますね。デザイナーのモンローさんにお伺いしましたが、ターゲット層は40~50代で、そうした方に合わせたパターンに自信があるとのことです。
また、最近は仕事着のカジュアル化が進んだおかげで、オンオフ兼用のボトムスとしての需要が急増した結果、20代の購入者が恐ろしいほど増えているそうです。つまり私は異端ではないということだな!
で、引用文にもありますが、アメリカ製と同じミシンや工場で作られているおかげで、チノパンなのにスラックスのような上品なシルエットを実現しています。最高じゃねぇか(恍惚)。
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購入したパンツのご紹介
ポップアップということもあり、豊富な色柄や形が…迷うやんけやめろよぉ~。しかし、お昼前に急遽弾丸で妻に土下座してお店に来た以上、決めなくてはいけないのです。数本の試着の上、妻と私どちらも唸ったパンツ、
それがマッカーサー2でした。
恐ろしく万能なんです
名前から分かるように、GHQでお馴染み(?)マッカーサーの愛用していたトラウザーから着想を得た一本です。もうこだわり詰まり過ぎなので、一つ一つ紹介していたら記事の文字量が凄まじいことになってしまいます。
だから全て紹介します(真顔)
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生地
みんな大好きウエポンです。え?そんな当たり前のように言われてもですって?うーん、簡単に言えばチノクロス素材(綾織り、チノパンやデニムで使われる織り方)の規格の1つだと思ってください。
こちらもオススメですよ
とにかく頑丈なうえに、洗っていくと表情がまぁ~イイッ!さらにコールドマーセ加工により、光沢が程よく抑えられているため、コーデに自然と馴染みます。チノパンというディティールがシンプルになるパンツは、生地の印象ってすごく重要です。
がさっとした粗野な生地感ももちろん良いですが、お父さん世代の人が履くにはやや心もとない…逆にこのマッカーサー2は明らかに生地の質感が高い。無骨で、だけど上品で…それらを両立させるのは恐ろしく何度が高いのです。
色はもうカーキ一択でした。カーキ色のチノパンほどありふれて、かつ着こなしが難しいものはありません。が、その難しさ、特に野暮ったさが微塵も感じられない。それは間違いなく、この生地が一役買っていると考えられます。
因みに、当然のごとく洗濯機で丸洗いできます。最高だぁ。
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キレイすぎるパターン
これはもう、見てもらった方が早いですかね。分かりやすくタックインして着用してみました。はい見て!腰回りのスッキリ具合えぐいでしょ!?
モンローさん曰く、腰回りのパターンがチノパンのキモなんだそうです。作り慣れていない工場で作ると必要以上に腰回りが丸みを帯びてしまい、野暮ったさが加速したシルエットになってしまうと言います。
トラウザーはデニムとは違い、つくりとしてはスラックスに近くなります。そこで動きやすさや着用のしやすさのためにタックを入れ、腰回りに余裕を作ることが多いです。
しかし、腰回りの余裕を優先すると、見た目にも快適と分かるもっさりしたシルエットになることは、想像に難くありませんね?それが無いのよこのボトムス!スッキリ!
ノータックの物よりも、クラシカルなタックデザインがあるトラウザーが流行っている昨今、こんなにスッキリしたタックパンツは始めて見ましたよほんとに。タックパンツってどっちかというとかわいらしいイメージだったもの。
レギュラーテーパードシルエットなのも、また最高ですよね。バキバキに細いと今っぽくないし、ワイドテーパードだとありふれているし、かといって中途半端なレギュラーシルエットだともっさりが加速してしまうし…。
ま、パターンのこだわりを伺った時点でそんな不安は皆無でしたね、えぇ。もうスラックスじゃん。上品な面構えしてやがるじゃ~ん?しかもウエポン素材なのもあいまって、スラックスとは違うパリッとした印象です。
この雰囲気を醸し出せるチノパンが他にあるってんのかい?いや、あるのかもしれないけど、後述するポイントを見たらちびるで?
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圧倒的なコスパ
安すぎる…
2万円ちょいておま…。こんなに綺麗なシルエット、生地ならもっと取ってもバチは当たらないと思うの。
この2万円ちょいってのが、絶妙でして…。お小遣い制になったからより身に沁みますね。手に取りやすいのよ、買いやすいのよ。それでいてお家でケアが出来るってんだから…困ったもんですよ本当に。
私の愛用しているナイジェルケーボン、こちらも値上がりして2万円半ばとなっています。そちらよりもスラックスに近い上品な印象を、より手頃に楽しめるんですから、もう凄いとしか言えない。
通年履ける万能さを考えると、元を取ることがあまりにもイージー過ぎて心配になるレベルです。恐らくボトムス専門のブランドだからこそ、このコスパを実現できているんでしょうね。少数精鋭、特化型です。
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タックインしたときに映える腰回りのディティールたち
アメトラの火付け役なだけあって、アメトラの着こなしにハマるデザイン性なんです。それは、タックインしたときによく分かります。
タックインすると、腰回りがスッキリ見える反面やや寂しくなってしまいます。せいぜいベルトで味付けするくらいしかないですからね。が、このボトムスは違う。
まずクラシカルなツータック、長い持ち出し(ボタンで留める部分)、フラップ付きのウォッチポケット…とこれでもかと目を惹くデザインがてんこ盛りなんです。
この時点で着こなしに差別化が出来るうえに、タックインする意味がしっかり出てきます。自然とタックインしやすいと言えばいいのかな。
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裾の高い自由度
最近は裾上げいらず!な短めな丈設定のボトムスが非常に多いです。もちろん楽ちんで良いのですが、一方私みたいに足の長さの割にガリな人や、わがままボディの人なんかは「ちょうどいい丈のボトムスがねぇ!!」ってことになりかねません。
かといって裾のお直しに行くのって、どこか恥ずかしいじゃないですか。しかしこのボトムスは裾が未処理で、股下95cmもあります。つまり裾上げしない人なんていないのです。
あぁ~分かるよ、面倒だよね。でもね、裾上げするということはそこだけは自分の好みにオーダーが出来るということでもあるのよ?そう聞くと魅力に感じるから人って不思議よねぇ。
例えば、シングルにするかダブルにするか、叩きにするか、ダブルにするなら幅は?など色々悩みながら決めるのです。その時間がいかに楽しいか!えぇ、変態ですね(冷めた目)。
私が購入したCITRONさんではなんと裾上げ無料!なんとダブルでも!!すごくない??店頭でCITRONの店主さんと、モンローさんとワイワイしながら悩んでいる時間は、今年の中でも5本の指に入るほど楽しかった!
こんな風に楽しみながら裾上げをオーダー出来るんなら、実店舗でボトムスを買うハードルも下がるってもんですよね。
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コーデ
さぁ~大興奮でお届けしてきましたが、お待たせいたしました。ようやくコーデ紹介に移れます。書きたいことを書くのが当ブログ、今回はアメトラ前回なものからカジュアルな着こなしまで幅広く紹介しましょう。
タックインスタイル
こちらもたまんねぇのよね
今時期だと暑いですが、秋になったらまずやりたいコーデです。マニュアルアルファベットのボタンダウンシャツをタックインして、パラブーツのランスと合わせています。裾幅が程よいため、トゥが長い靴もコロンとした靴もバッチリ合います。
もう少し涼しくなったら、紺ブレなんかを羽織ったりしても良いですね。あぁ~かっこいいな。このチノパン、ジャケットとの相性抜群なんですけど!?
これは私が欲しいやつ
分かります?もう困ったらとりあえずこのパンツに適当なトップスをタックインしておけば、それでコーデがまとまるのですよ!万能過ぎる。
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タックアウトスタイル
フレンチトラッドなアイテムとも相性抜群
トップスをバスクシャツにしてみました。少し脱力した雰囲気の中にも、このボトムス特有のパリッと感が芯として残っていますね。足下も多少ボリュームがあっても何も違和感がありません。
もう合わないアイテム無いんじゃないかな
今度はほんのりカチッとイギリス風の着こなしです。マッカーサー2はイギリスらしい形をベースに作られているため、こうした着こなしにもハマるのです。
何よりアウターもイギリスだからよりテンションが上がりますねぇ!
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まとめ
書 き 過 ぎ た ( 迫 真 )
いや、大興奮のアイテムに出会うと書きたいことを書いてしまうのが当ブログのスタイルなので、ご容赦ください。それほどバーンストーマ―のマッカーサー2が、素敵で使いやすかったのだから。
渋いコーデやカジュアルなコーデまで一通り着て思いましたが、このボトムス誰が履いても様になりますわ。ここまでクリーンと無骨さがマリアージュしたチノパンは、ないと断言します。
何より何度も言っちゃうけど…安いのよ。手持ちのチノパンをずっと使える万能選手にしたい方は、バーンストーマ―が最適です。やっぱ服って最高ですね。