今回はゆるゆるな話です。先日浜松市内で比較的大きい規模のマルシェが開催されました。アリィの冬と夏という、アパレルや食器、食品など色んな出展があり非常に楽しいイベントでした。
で、我々夫婦はやっぱりアパレルに目が行くわけです。いやぁ楽しい。ずっと見ていられるなぁと思い、妻に同意を求めようとした時です。
妻の財布が爆発しました(!?)
目次
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ようこそ革小物の世界へ
あ、爆発って言っても物理じゃないですよ?爆買いです。そう、妻はそのマルシェで革小物3つ、ボトムス1本をお買い上げしました。えっ、何それ怖い。
本当に突然でした。あ、まぁ正確には悩んでいる様子だったので多少後押しはしましたが、普段優柔不断で物事を決定することがおっそろしく苦手な妻が、あんなにあっさり買うてしまうとは思わなんだ。そんなわけで、今回は革靴沼にハマったアイテムを紹介します。
あなたの奥さんも、このラインナップを用意することでこちら側に引きずり込むことが出来るやもしれません。
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テアトリーノ 巾着バッグ
まずは、浜松市湖西にアトリエを構えているテアトリーノさんのバッグです。こちらのブランドさんは遠州織物とジビエレザーを使った、地産地消かつエシカルに重点を置いたモノ作りをされています。
妻が買ったものはまさにその遠州織物のキャンバスと天竜区で駆除したシカの革が使われています。まず驚いたのがその軽さ!革を使ったバッグは、中々の重量感になるイメージがありましたが、あっさり覆されました。
害獣として駆除されたシカさんの革を使っているため、虫刺されや小傷などが見られます。が、それすらも味になっている…革自体フワフワモチモチなので、っぱシカ革最強っすな。
また、テラコッタカラーの遠州織物がまぁ~可愛いのなんのって。ナチュラルカラーのシカ革とのコンビは、コーデの差し色として大活躍するはずです。巾着バッグのつくりも申し分なし、女子だったらこういうバッグ持ってるとテンション上がると思うの。
配色のおかげかファッジ味がすごい。いやぁこれどんなコーデに合わせてもアクセントになって最高だな。内側のつくりも手が込んでおり、このクオリティで14,000円ほどです。安すぎるやろどうなっとんねん(嫉妬)。
やはり地元の物をふんだんに使っているだけあって、商品にかける思いや説明を聞いていると感心させられっぱなしでした。で、マルシェ用に持ってきたラス1のバッグだったこともあって、「これも運命(さだめ)か…」とラスボスみたいなことを言って購入していました。使っている素材はどちらも丈夫なので、長く使えるだろうなぁ。
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スタジオファボリ ペンケース&ミニ財布
こちらは千葉県のアトリエにて、作図から製作まで一貫して1人で行っていらっしゃるブランドさんです。まずオーナーさんが若い女性なんです。下手したら私と同い年か…?2年間サラリーマンをやられて、一念発起してアトリエを立ち上げられたそう。
テーマとしては「革の良さをしっかり感じさせつつ、使いやすさと気遣いを織り込む」とおっしゃっていました(うろ覚えですがそんな感じのことだったはず)。そうした永く使うからこその利便性、というアプローチってすごく女性的というか、新鮮でした。
いや、男性からすると革の良さがあれば、もうそれだけでずっと使っちゃうんですよね。利便性ってそこまで気にしないじゃないですか?気にします?しないよね(偏見)。
でも、レディースファッションだと、そうしたインパクトだけでは中々使ってもらえないのです。うーん、そうした細かな気遣いが、財布やペンケースのディティールから感じ取れます。
また使われている革はイタリアンレザーのマイネというもの。ヌメに近いナチュラルな表情で、エイジングも早く楽しめるというものを使っています。実際オーナーのお姉さんが半年間使われている財布を見せていただくと、まぁ~最高のエイジングっぷり。
落ちたな(確信)
そのエイジングされた姿を見て、妻の表情が明らかに変わりました。そして気が付くと、ペンケースと財布をお姉さんに渡してしばらく談笑していました。あれ?私もいるんだよ?会話に交ぜて?
今では気が付くと「早く育たないかな~」と言いながらひたすらに財布を撫でまわしています。かわいいとこあるじゃん(ノロケ)。
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結 ユイティリティトラウザー
最後は革小物じゃないですが、まぁ紹介させて下され。結(yui)はユニセックスでナチュラルなアイテムを多く展開している日本のブランドさんです。
こちらの代表的アイテムであるユーティリティならぬユイティリティトラウザーを購入しました。このボトムス、ウエスト部分でサイズ調節が出来るため、男女関係なく履くことが出来る一本です。
ユーロミリタリーやユーロワークで見られるシンプルな見た目となっています。ややワイドテーパードのシルエットなので、コーデを選ばずなんにでも合わせられる万能なボトムスとなっています。
素材は綿麻のギャバジン。とても柔らかく落ち感のある雰囲気です。因みにサイズ1を購入していましたが、なんと私のウエストでも入ります。ただ、レングスの設定がレディース向けになっているので、シェアするならサイズ2からがオススメですね。大きい分には、ウエストを絞ればいいですからね。
2020年に出来た、比較的新しいブランドさんです。ナチュラルだけど、どことなく和を感じられる独特の雰囲気を持っているので、オススメです。男女関係なく着用できるので、プレゼントなんかにオススメです。私は以前母に誕プレとして渡しました。
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準備完了
合計数万円の小物類を買い、妻はたいへん満足しています。そう、これで革小物の良さに気付けば、革靴にもハマってくれることでしょう。え?価格が違うって?ンックック…。
私の隠し財布が火を噴くまでです。妻の誕生日がサンクリスピンデーの近くということもあり、まぁ磨く革靴が増えるのは良いこと(?) なので、良しとしましょう。余ったお金で私も買っちゃうもんね。