んどもども、私ですわよ。
出費というのはですね、その大きさに後から気付くもんです。隠し財布をバーストし、妻にも革靴をプレゼントした結果、私のお小遣いは文字通りチリとなりました。
が、良い買い物をしたので後悔なんてないですし、お小遣いはいつか貯まるので良いのです。服が多くなったら売ればいいのです!そして新たなアイテムの軍資金に(そして伝説へ)。
そんなことより、あるブランドのカタログを見ているときからずっっっっと気になっていたセーターが、いつもの服屋さんに入荷しましてね?まぁ冒頭の文章からお分かりの通り…
買うたった(満面の笑み)
結論から言うと、このセーターは神です。えぇ、私の秋冬のトラウマを一発で払拭してくれました。超がつくほどオススメな点を紹介していきます。
目次
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WorkersのRAFセーターが素晴らし過ぎる
気になるアイテムがこちら、Workers(以下ワーカーズ)のRAF(Royal Air Force)セーターです。文字通りイギリス空軍の着用していたセーターがモチーフのアイテムです。タートルネックのローゲージセーターという出で立ち、では終わらないのがワーカーズの凄いところなんだよなぁ(感嘆)。
これ、見た目はウールのセーターでしょ?コットンなんです。しかもニットじゃなくてカットソー生地なんです。
そう!これ、セーターという名前ですがその実馬鹿みたいに極太の糸を使って馬鹿みたいに極厚のカットソー生地を作って、それによってつくられたセーター風カットソーなんです。天才かよ。
危ない危ない、そのまま突っ走ってしまうところでした。ディティールごとに見て行きましょうか。
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ワーカーズとは
私がどハマりしているブランドです。今回のセーターの前にデニム、ボタンダウンシャツ、ニットタイを所有しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
↑デニムの記事
↑2023秋冬でオススメしたいアイテムたち
↑ニットタイの記事
もうここのブランドのモノ作りに対する姿勢が、とにかくまっすぐでこだわり抜いててすこすこのすこなんですわ。何よりこだわりに対して価格が明らかに安い。早速シャツ買い足そうかと思ってますからね、えぇ。
アメトラ、ミリタリー、ワークなど様々なビンテージアイテムを自ら分解して研究されている方なので、その作りをしっかり再現しつつ、現代にモディファイされたアイテムが勢ぞろいです。今回購入したセーターも、今や古着市場ではお目にかかれない価格のビンテージアイテムを、デザイナーさんが現代的に再設計したアイテムです。
では、具体的にアイテムを見ていきましょう。
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ディティール
はい、改めてこちらがRAFコットンセーターです。ぱっと見はタートルネックのウールニットという面構えです。袖のリブは長めですが、ロールアップしてあげることで、袖元からの風の侵入を防ぐことが出来ます。
リブの組織はニットのものを使っているからきちんとニット見えするんだろうなぁ。そんなリブですが、テンションはそこまでガチガチに強くありません。ずり上がってきてお腹がポッコリ見える現象は、そんなに気にしなくていいと思います。
いやさ、なんでコットンかつカットソー編みなのにこんなにふんわりというか、温もりティ感じる質感なの?最高なの?実際着用すると、肌に触れる面が微起毛しているのでより暖かいです。
これで「僕カットソー生地なんで(真顔)」って言われたって、誰も信じられないでしょ?使っている糸が極太なので、ニットライクな見え方が実現しています。ミドルゲージなので、カジュアルになり過ぎず使えるのもグッド!良いとこしかないやん君。
当然洗濯機で洗えます。裏返してネットに入れてあげた方がより安心ですね。こういうニットを待っていたんだよ!!
因みにカラー展開はトープ(サンドベージュ)、フェードブラック、ネイビーと今回購入したホワイトです。どの色も秋冬に使いやすいカラーリングです。買い足すならフェードブラックかな。
コーデ
まずね、着用写真を撮っている間めっちゃポカポカ。汗ばむくらい。タートルネックであることも要因ですが、接触面の起毛や生地の厚みなどのおかげでまぁ~暖かい!のに、軽い!全然肩が凝る気配なしです。
で、実際にコーデを組んでみました。出自はミリタリーのセーターですが、やっぱりハイネックのニットというだけでコーデが上品になります。白ならなおさらですね。
そして洗濯機でばっちり洗えるとか、もう世代関係なくオススメですね。ニット=繊細でケアが面倒くさいもの、という常識をぶち壊してくれています。
シンプルなデニムと
こんな感じ。173cm/63kgでMサイズを着用しています。洗うと少~し縮むようですが、ほどよくゆったり着られるサイズ感かと思います。
同じくワーカーズのスリムストレートデニムと合わせています。ネックのリブもかなり長いので、折り返す前提かな。自分の好きな高さに調節できるので、コーデに合わせた調整が可能です。
そして首元のストレスが0!ウールじゃないからちくちくしないし、リブの締め付けも程よいです。袖丈は少したまりが出来ていますが、洗濯すればちょうど良くなると思います。
肩はセットインスリーブなので、見た目はスッキリです。でもパターンや生地のおかげで、突っ張り感もありません。ほんと悪いところ見当たらねぇなどうなってんだ。
いやはや、同じブランドで固めただけあって、親和性が尋常じゃありませんね。白ニットとデニムは、秋冬の男性にとって制服も同然。そんなスタイリングなのに、キレイ目過ぎず適度なカジュアルさが残るのが、このワーカーズの凄いところですね。
先程のコーデの上からブラウンのダブルジャケットを羽織ってみました。うん、妻大絶賛。これ嫌いな女性おるん?タートルネックは首元が高くフォーマルな印象が強いネックです。ニットの中でも断然女子ウケが良い。
うーん写真で見ると、マジでニットにしか見えない。どうなっているんだろうか。
グリーンデニムと
かはっ…これが、
これがしたかったんだよ!!!(クソデカ)
イギリス軍(モチーフ)のセーターを、イギリス軍(リプロ)のグリーンデニムと合わせる…これはもう全男性の夢じゃないでしょうか違いますかいいえ違いません。
出自がミリタリーですが、セーターの色味のおかげで全然土臭さが感じられません。グリーンデニム自体も過度にワイドじゃないので、革靴と合わせるとかなりクリーンに着こなせることが分かります。
因みにこのあたりから「暑い」となっているので、腕まくりしているところを妻に撮られました。まぁ様になっているので良しとします。
はい、アウターも当然イギリスで統一。ラベンハムのキルティングアウターは本当に防寒性とファッション性が高バランス過ぎる。合わせてダメになるアイテムが思い浮かびません。
白の色味が真っ白じゃなくオフホワイトだからなのか、アースカラーにもネイビーにも合いますね。てか本当にあったかい。もうこれしか言ってないね。
トラウザーと
そりゃ合わん訳がないんだわ。バーンストーマ―のマッカーサーⅡと合わせてみましたが、トーンが似ているおかげで綺麗な印象が強くなりますね。
靴はウィリアムを合わせていますが、よりドレッシーな方が好みと撮影してくれた妻は言っていました。ものっそいキレイ目からミリタリーまで幅広く対応できるニットって、中々にすごいな。
紺ブレとも当然あいますわな。自明の理。説明不要。
アメトラと言うよりもフレンチっぽくなりますね。シャツ以外で紺ブレを合わせると、より柔らかい雰囲気になるのでオススメです。どんな色のどんなボトムスともこんなにマッチするなんて…色違いで買うか?
もっときれいなスラックスと合わせたら、仕事でも使えるんじゃないかと本気で思います。シャツに近いフォーマルな雰囲気ですからね。
まとめ



いかがでしたか?朝晩がググっと冷え込むこの季節、ケアは楽ちんなのに首元まで暖かくちくちくしないセーター風カットソーはマストアイテムと言っても過言ではありません。
セーター風とは言っても、どう見たってセーター(カットソーの生地だってそもそもジャージー編みですからね)なので、もうセーターって言っていいと思います。私が許可します。
こんなに着用してストレスのないニットは生まれて初めてかもしれません。特に洗濯の楽さ!これのせいで中々着ずに終わったセーターがいくつあることか…。
ニットの温かさやコーデはしたいけど、ケアがなぁ…とお悩みの方、まずこのアイテムを検討してみてください!