はてさて、どうも私ですがね。
先日デニムの価格の違いに関する記事を投稿しました。そのきっかけとなったデニムについて、紹介してなかったので紹介しようと思うわけですよ。
今回購入したデニムはWorkers(以下ワーカーズ)さんのlot802というモデルです。このワーカーズ、一言で表すならお父さん世代の味方です。詳しく見て行きましょう。
目次
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Workersは服好きなら絶対好きになる激渋ブランド
かぁ~伝わりづれぇ~
今回買ったデニムはこちら!シルエットとしてはスリムテーパードですね。いんや~かっこいいなぁ。
え?濃紺のデニムでスリムシルエット?ってことは…と思われた方、そうです。EDWINの402とはお別れです。
良いデニムなんですよ!?
いやだって、冷静に考えて瓜二つなデニムいらないし…と思い売る気満々だったのですが、うっすら見える縦の色落ちや柔らかくなった生地を見ていると、思い出が蘇ってきてしまいました。
だから妻にあげました
ウエストはゆるゆるですが、それ以外はジャストだそうです。裾上げしようかねぇ。てなわけで、ワードローブの選手交代は完了しました。今後はこのワーカーズのデニムが活躍してくれます。
さて、そんなデニムを詳しく見る前に、まずはブランドについて紹介します。
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ワーカーズとは
日本は岡山発祥のアパレルブランドさんです。テイストとしてはアメカジやワーク、ミリタリーなど30~40代にはまずドンズバで刺さるアイテムを製作されています。
そしてこのワーカーズ、実はもともとアパレルブランドだったわけではなくヴィンテージウェアを研究、考察し紹介するポータルサイト(?)だったのです。元々はアメリカのワークウェアを紹介するサイトだったのですが、そこからトラッドなアイテムやミリタリーなど幅を広げて紹介するようになったようです。
そしてそこから服作りに…え?そんなすごいことあるの?だって、服が好き過ぎて紹介するサイトを立ち上げて、そこからその知識をフルに活かした服作りをする…恐るべき行動力ですよねぇ。
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ファンが多いデザイナーさん
襟がまた綺麗な立ち方なんですわ~
そうしたブランドの前身があり、また展示会に一般人も参加できる(これめちゃすごいことですからね!?)こともあり、とにかくデザイナーの舘野さんにファンが多い多い。
最初の成り立ちがポータルサイトということもあり、読ませる文章を書かれるんですよ。今年の秋冬デリバリーの冊子にも服への想いが溢れんばかりに詰め込まれています。さながらブログを読んでいる感覚になります。めっちゃ良いねしたくなるし、めっちゃ買います(宣言)。
デニムの記事でも触れましたが、1から10まで舘野さんが関わり、納得できたものが商品になります。さらに、その工夫やこだわりをすべてオープンにしてくれています。これが凄く大事なんですよ!!(唐突な大声)
トレーサビリティなんて言われますが、「誰が、どこで、何を使って製品がつくられたか」が追跡可能なことを指して」使われます。これって、ありそうで中々無かったと思いませんか?
例えば今あなたが着用しているトップス、どこの農場で取られた綿花で作られているか分かりますか?誰が紡績したか分かりますか?どこの工場で…なんて風に、トップス1つ作るにも、めちゃめちゃ多くの人が関わってくれているわけです。
そこをオープンにするってことは、消費者にとってとてもありがたいし、安心できます。が、その一方でメーカー側からすると、生半可なモノ作りが出来ないため、どうしても全てをつまびらかにすることは出来ないんですね。
それをこのブランドはやっている。HPやインスタなどを通じて積極的に情報発信されているんです。そりゃあファンも増えるだろうし、ついていきたいと思うはずですよね。私もついていきますもん。なんなら展示会でお会いして、感動したこの気持ちを全力でぶつけたいですもん。
つーわけでシャツとニットタイは買うことが決定しました。来年春夏のブレザーも欲しいです心から。
↑追記:買ったんだよなぁ
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デニムの紹介
はっ…!書き過ぎた…。熱量がそのまま文字量に変わってしまう、私の悪い癖です。
気を取り直して購入したデニム、lot802について見て行きましょう。といっても、前回の記事でほとんど書いちゃったので、今回はシルエットやディティールについて詳しく見て行きましょう。
見て分かる通り、非常にクラシカルなスリムストレートデニムです。色はワンウォッシュを選択、色落ちが楽しみですな。EDWINに比べて、より股上が深いのでタックインもしやすいです。
また、フロントはボタンフライ仕様です。リベットがきれいな赤銅なのに対し、こちらはかすれた白っぽい色味となっています。
バックポケットも、一切ステッチが施されていないので見る人によっては「ユニクロ?」と言われかねないほどのシンプルさです。一方、紙パッチは古き良きデニム感があり、リーバイスのようにサイズとロットナンバーが表記されています。
と、このようにアイテム自体はとてもシンプルなわけです。その分こだわりが詰まっているからこそ、長く愛用できる一本になっています。
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コーデ
合わせているアイテムはこちら
もはや使いやすさが分かりやすすぎて、コーデ写真を掲載する必要があるかもわかりませんが、載せます。まずはシンプルな白Tに夏らしくローファーのスタイルです。はい、これで夏は乗り切れます(強気)。
スキニーとは違い、足の形が大胆に出ないので、体型に関わらずきれいに履くことが出来るはずです。あ、173cm/63kgで30インチを履いてます。
定番な形のデニムには、定番アイテムが合うんだわ
以前紹介したドイツのカバーオールとの組み合わせです。まぁ~こちらも合わない訳がないんだよなぁ…。デザイナーさんのこだわりから考えて、キレイなユーロワークではなく、古き良きアメカジを意識したデニムであるはずです。
股上深めなのも、そういう点が関係していると思うんですよね。それでもこんなに綺麗なシルエットなのは、デザイナーさんの腕前の高さ故でしょうな。
アメトラほど大人のかっこよさがにじみ出るコーデあるん?
最後はシャツをタックインしてみました。靴とベルトの色違いなのは許してぇ~ん。緩いサイジングの白シャツの上に、紺ブレを羽織ってみました。ほぉら見てご覧?デニムにタックイン、悪くないだろう?
やっぱね、スリムシルエットのデニム、1本は持ってないとだめね。股上はスリムシルエットのデニムの中でも特に深い気がします。着用していて全然窮屈さを感じません。
いやぁ、購入してすぐに履いても生地が柔らかく織られているので、得も言われぬ気持ちよさがありますね。生地の厚みは13.75オンスと一般的なものと同じなのに、硬さが一切ありません。本格デニムにありがちな、修業期間がいらないのは嬉しいところですね。
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まとめ
途中思いが溢れてしまいましたが、ワーカーズはモノと作り手の双方のファンになれる珍しい魅力があるブランドです。何より価格が…お父さん世代にちょうどいいッ!
いやぁ秋冬がますます楽しみです。いただいた秋冬のカタログ、説明文が長い長い。最高です。もうずっと読んでいられる。こういう思いやこだわりを全てオープンにして、かつ読み物としても楽しめるってのは…良いなぁ(語彙消失)。
そんなわけで、気になった方はぜひ公式HPに飛んでみてください。絶対に良さが分かるはずです。今後も追いかけていきますよぉ!!