お疲れ様です、私です。
例えば今、目の前に革靴沼にチャポンしようかどうしようかすごく悩んでいる妻がいるとしましょう。
そしたら一旦私が先に沼にドボンするじゃないですか。で、妻の手を優しくとり
オモックソ引きずり込むじゃないですか(サイコ)
目次
スポンサーリンク
祝!妻も革靴沼デビュー
はい、もうタイトルの通りですよ。妻も本格革靴デビューしました。プレゼントさせていただきましてねぇ!!!
ンッハッハ、サンクリスピンデーはバレンタインの革ver.ですからね。男を見せるならこういう時でしょうよ。妻も大変お気に召したようで、買った当日にプレメンテをお願いされました。
いやはや、このまま革靴から始まってミリタリーやトラッドなアイテムをプレゼントしたろうかなと画策中です。大丈夫、手はいくらでもあります。お金は幾ばくもありませんが。
購入店舗
恵比寿にあるショセさんです。私の清水ダイブシューズこと、コードバンウイングチップを買ったお店ですね。そちらの向かいにあるレディースのお店へお伺いしました。
妻はもう店内に所狭しと並べられている本格革靴の数々に魅入られていました。と思いきや妻から一言。
「たくさんありすぎて
何が何だかさっぱりわからねぇ」
その言葉を聞いた瞬間、私の勝ちは確定しました。なぜか。
ワイ好みの靴をプレゼント
できますやんか(したり顔)
せっかくあげるんだから、妻の意向を汲みつつ1足目に理想的な靴をアテンドする予定でしたが…何も分からないなら、0から調教教えるまでのこと。勝ったな風呂行ってくる。
スポンサーリンク
ぼくのかんがえるつまのためのくつ
とはいえ、私は基本的に意見を求められたらアドバイスをする、という見守り役に徹しました。
しかし革靴選び初体験の妻に主導権を与えると、膠着状態になることは確定的に明らか。そこで、まずは呼び水的にこんなアドバイスをしてみました。
- 修理しながら長く使えること
- 紐靴であること
この2つです。もちろん難しい言葉は使わず、それぞれのメリットデメリットを交えて説明しましたが妻の「なるほど、分からん」状態は変わらず。えぇい、店員さん助けてくれぃ!
スポンサーリンク
試着パラダイス☆
すると店員さん、ばっちり我々の話を聞いてくださっていたらしく、こんなアドバイスをくださいました。
- 長く使っていただけるのなら、グッドイヤー、グッドイヤーボロネーゼ製法の「プリュスバイショセシリーズ」がオススメ
- 初めての本格革靴なのであれば紐靴を選んでいただく方が満足度は圧倒的に高し
- デザインは好みだから(至言)
だそうです。おい私のアドバイス合ってるやんけ!やったぜ(安堵)。てなわけで、オススメされたシリーズのラックから何足かサイズを見繕っていただきました。22.5センチて、最小サイズか!
選んだのは、
- 「レザーソールの外羽根プレーントゥ」
- 「レザーソールのモンクストラップ」
- 「レザーソールの内羽根ウイングチップ」
- 「ラバーソールの外羽根プレーントゥ」
- 「レザーソールの内羽根キャップトゥ」
でした。気になったものは、片っ端から試着するがモットーの夫婦ですどうも(店員さん、本当にありがとうございました)。
が、案外決着が早く着くとは、この時の私は微塵も思っていませんでした。
スポンサーリンク
トラップ発動!
「反り経つ外反母趾」
妻の足は長年のパンプス生活によって「外反母趾」、「巻き爪」、「回内足」という欲張りわがままフィートとなっています。よって足に合う合わないは、試着して少し歩いた時点で分かってしまいます。
モンクストラップ、キャップトゥのモデルは履いた時点で「外反母趾が痛ぇ」とのこと。店員さん曰く前者2つはラストが細いため、痛みが出やすいらしい。はぇ~。
また、ラバーソールの外羽根プレーントゥはコバの張り出しも強く、トゥの丸みがよりコロンとしているため、ワークシューズっぽい見映えとなっています。本人的にはもう少しドレッシーな方が好みだそうで、こちらも脱落。
残ったのは外羽根プレーントゥと内羽根ウイングチップ…この時点で私は「外羽根の方が羽根も開くし調節がしやすい、装飾もまっさらなプレーントゥの方が妻の好みに合致するな」と確信。最後の一押しをしてあげることにしました。
スポンサーリンク
選ばれたのは綾鷹
内羽根ウイングチップでした
なぁんでやねん
しかし妻曰く「こっちの方が履いていて痛くない!強いホールド感があるのに!てかデザインがかわいい!」とべた褒め。当日コードバンタイプのウイングチップを履いていた私とおそろいなのも、ポイント高かったようです。かわいい(直球)。
てなわけで前回自分の買い物の結果1発でたまったポイントカードを消費し、5千円引きで購入することが出来ましたとさ。やったぜ。
初本格革靴にウイングチップを選ぶあたり、やはり私の妻と言うか、人と被らないことも重要視しています。大事だよね~。てなわけで、ほくほくでお店を後にしました。
スポンサーリンク
詳細
家に帰るなり次の日に履けるようプレメンテを敢行。0時過ぎから何やっとんねん。しかし妻が履きたいと言っているんだから、その願いを叶えるのが旦那ってもんだるるぉぉおおお!?
はい、プレメンテ後がこちら。おぉ~外羽根か内羽根かで印象もかなり変わりますね。ウイングチップの華やかさに対して、内羽根のスッキリ感が良いコントラストになって、互いの意匠を補っているというか。2つで1つ、サイモンと来たらガーファンクル、チャゲと来たらアスカ、みたいな。
革もかなりキメ細やかかつ柔らかい気がします。グッドイヤーなので履き始めは硬いかと思いましたが、妻曰く1日着用しても快適で歩きやすかったとのことでした。レザーソールも最初は慣れない様子でしたが、今ではあの独特の接地感や「コツ、コツ、コツ」という歩行音がクセになっているようです。かわいい(ド直球)。
「コーデ写真はいつ撮るの?」と急かされているので、後日記事を作成します。楽しいよねぇ分かる分かる。
スポンサーリンク
まとめ
妻は帰り道に「来年もサンクリスピンデーで革靴を買えるように貯金しようかな」と発言。それを聞き旦那仰天。完堕ちじゃないですか奥さん。
サンクリスピンデー運営の方々、こうして革の良さを知った人が1人増えました。それも全て、イベントを企画運営してくださった皆さんのおかげです。私はただ、そっと妻の肩を押して財布の紐を消し飛ばしただけです。
やはり革靴は最高だぁ~。という自慢のような記事でした。まだまだサンクリスピンデーの記録記事は続くぜ!