にほんブログ村どうも、ムカデです。嘘です私です。
ふと、私思ったんです。革靴10足もあると履く頻度に多少の差異はあれど、それぞれちゃんと偏ることなく履けている…これって結構すごいことじゃね？と。
私は革靴を履く場面が、基本的に私服の時だけです。週7日の内2日程度、1ヶ月に換算すると8日ほどしか履けないんです。そうなると、やっぱりどうしてもお気に入りの革靴ばかり履いてしまう、という現象になりかねません。革靴に限らず、皆さんもそういう経験あるのではないでしょうか？
そこで、どうしてバランスよく履けているのか、それぞれの革靴をどのように選んで履いているのかについてお話していこうと思います。この決め方、何気にきちんと言語化できる人少ないと思うんです。やったろうじゃありませんか！！
目次
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どうして上手にローテーション出来るのか
それぞれの靴に対して、明確に役割や合うコーデが決まっている(と考えている)からです。靴にさして興味ない人からすれば、全部同じじゃないかと思われるデザインだとしても、細かいディティールによって合わせ方は全く異なるのです。
例えば、同じUチップでもモカ縫いが違えば見え方も違いますし、ソールがシングルかダブルかでも当然見え方は変わります。ノーズの長さやトゥの形、色々突き詰めれば全部違ってくるわけですね。ま！そこまで分かる人なんかほんの一握りの変態なんですけどね！
完全に同じデザイン同じ色でない限り、使い分けは必ずできます。その選び方が、私は自然と上手かったんでしょうね(ﾄﾞﾔ)。まぁここから差別化が難しい足数に膨れ上がる可能性は十二分にあるわけですが。
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革靴使い分け日記
てなわけで、早速それぞれの革靴の使い分けやどういうコーデに合わせることを心掛けているのかを列挙していきます。多分ですが…これ1つの記事に収まらねぇな？(遠い目)
なので、2本立てになることをご了承ください。愛情が強すぎるからね、仕方ないね。思いついた順番で説明していきますね。
①Harrogate Edgewear
一番初めに手にした本格革靴と言っても過言ではないかもしれません。後述するウィリアムは、やはりお洒落靴なので。フレンチカーフ、ダイナイトソール、徹底して考えられた木型などのこだわりがﾊﾞｯﾁﾊﾞﾁに詰まって3万円半ばです。いや冷静に考えてもすごすぎるんだよなぁ。
で、この靴は見て分かる通り、つま先ぽってりUチップのデザインです。ややカジュアル用途としての側面が非常に強いのが見て分かると思います。また、Uチップはカントリーやミリタリーが源流にあるデザインなので、デニムパンツやミリタリーパンツを履くときに合わせることが多いです。
スリムなカジュアルパンツとの相性がめちゃくちゃいい…そして足のローリングをきっちり考えた木型は、中々どうして歩き心地も抜群です。3万円代で買えるって、マ？
逆にドレッシーなボトムスと合わせると、そのカジュアルなぽってり感がミスマッチです。色も黒なので、中途半端なコーデになりかねません。あくまでもカジュアルアップを目的として履くことが圧倒的に多い靴です。
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②Paraboot William
現在手元に残っている革靴の中では、最も長く靴箱に鎮座している一足です。リバースウェルトの存在感、ゴツイソールに対してツヤ感のあるリスレザーやダブルモンク…まさにドレスとカジュアルのバランスが1：1の革靴です。
ボリューム感がブーツ並みにあるので、太めのパンツとの相性が非常にいい。その一方で、スリムなパンツとも合わせられるちょうどいい塩梅なので、天候や服装に左右されることなく履ける革靴と言えます。ジョンロブのウィリアムと違い、カジュアル使い専用です。
が、ダブルモンクやキャップトゥのデザインのおかげで、ジャケパンくらいなら合わせられちゃうんですよねぇ。守備範囲の広さで言うと、一番かもしれません。もちろん、かなりドレッシーなコーデには流石に使えませんが、私服で着用する分には何ら問題ないです。
圧倒的ボリューム感と綺麗さを両立させたい時に履きます。最近はタンパッドのおかげで履き心地も一気に改善されました。ただ最近はそれぞれに特化した革靴が増えてきているので、雨の日に履くことが増えました。困った時の救世主的存在です。
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③Chausser SU-102C
私の靴箱の中で一軍、最初のアガリです。アガリに最初も何もないじゃないかって？良いのよ細かいことは。初めての10万円超え、コードバンの靴だったのでテンションが凄まじいことになっています。記事にもしましたので、ぜひご覧ください。
で、型番で書いているので分かりづらいですが、簡単に言えばバーガンディのコードバンを使ったウイングチップシューズです。購入当時よりも3万円くらい値上がりしててビビるんだ(白目)。ほんと、買いたいと思ったときに買わないと、確実に後悔することになるやーつです。比較的ショートノーズなのも相まって、カジュアル使いに重宝するんですよこれが。
ウイングチップ、かつバーガンディのコードバンなので、この靴を主役にコーデを組みたい時に履きます。やっぱりアメトラのコーデの際に特に映えます。デニムとの相性抜群です。まぁ太い軍パン以外であれば大抵合わせられますがね。とにもかくにも私の足にジャストフィットしているので、雨の日でなければこの靴を履いていきたい、そんな靴です。
左右均等に皺が入っていることからも分かる通り、めちゃくちゃ私の足に合っています。最高。
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④RAYMAR Noel
レイマーのリジェクト品販売会で購入した、全く傷が分からないのになぜか数千円お得に購入できた一足です。3アイレットのチャッカブーツ、ブラウンのスーパーバックを使用した大変温もり溢れる靴ですね。
こちらもウィリアムと同じく雨に強いスエード、そしてビブラムソールという雨に大変もってこいな1足です。しかもウィリアムと違い、ソールが薄くアッパーも柔らかいので履き心地が優しいのです。これがめちゃくちゃ嬉しい。さらにシルエットもスマートなので、細いパンツとの相性がめちゃくちゃいい！
個人的にコーデがシュッとしているand雨が降りそうな時に履くようにしています。防水スプレー吹いてあげれば、もう勝ちですからね。あとはデニムと合わせると、その質感も相まって堪らんのです。ブラウンのジャケットを合わせたりしてさ、白いセーター着たりしてさ！
スーパーバックの質感は半端じゃないです。季節関係なく履けますが、秋冬に特に活躍することが多い一足です。
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⑤RAYMAR Corey
昨年の10月に訪れたサンクリスピンデーにて購入した1足です。あの時から、レイマーのおおいっさんとの縁が出来上がったんだなぁ…胸が熱くなります。
なるほどしか言ってねぇ(白目)
この靴は、ある意味靴箱の中で唯一のリラクシングシューズです。エスパドリーユ感覚、といえば伝わりますか？
デザインはヴァンプタッセルローファー、モカ縫いの部分がクロスステッチになっているという遊び心の効いた一足です。が、この靴の最大の特徴は、その足入れのしやすさと、それに相反する脱げにくさです！というのも、この靴のシリーズであるlemiscaですが、とにかく超次元の履きやすさなんです！
まず、デザインがローファーなのですが、設計としては甲と踵で押さえる設計で、踏まずは比較的フラットです。そのおかげで、足が引っかかることなくスッと入ります。で、フルマッケイの最大の特徴である屈曲性の良さのおかげで、踵が抜けないんです。これ、ローファーに求められる履き心地の答えだと思います。ぶっちゃけ、Bassのローファーよりも断然履きやすく、痛くないです。
短パンを履くときはもはやこの靴の独壇場です。また、スラックスデザインとも相性がいいので、マッカーサーチノを履くときに、この靴を履くことも多いです。あまりにも履き心地が良いのと、めちゃくちゃ安いのも相まって…母にも勧めたら即買いでした。
困ったら履く一足、力の抜けた中でもオシャレしたい時に履く靴です。
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安定と信頼の熱量
はい、半分が限界でした。思いつくままに書き連ねましたが、よくもまぁこんな細かいこと考えて靴選んでるなぁって思います。自分でもそう思いますよ、えぇ。
ただ、どの靴も尖り過ぎていないのが、ポイントなのかなぁと思います。皆さんも革靴を買う時は、どっちにも使えるものを選びましょう。カジュアル使いに限っては、そういうデザインが特に重宝します。
逆にフォーマル使用がメインの場合は、素直にドレス100%で選んでください。中途半端は、フォーマルには不要ですからね。どっちにも使える、はあくまでもカジュアルコーデの中の話と心得てくださいな。
次回はここ最近に手にした靴たちが中心ですかね。しかし、思い入れは一入なものばかり！ややフォーマルなデザインが多いので、どんな時に履いているかもぜひ注目ください。
