フォッフォッフォ、メリー私です。季節感。
梅雨があけたはずなのに雨続きで外に出たくない…そうお考えの皆さん。私にいい考えがある(フラグ)。私の靴箱にある革靴達のエイジングを一緒に見ましょう。いや、革靴のエイジングからしか得られない栄養分があるんです。その栄養分をもって、残りの夏を乗り切ろうぜというテーマです。
いや、時折エイジング記録残しておかないと購入してどれくらいだ?というのが分からなくなるので…えぇ…。今回はすべての革靴を収録!創刊号は890円!(ディアゴスティーニ)
目次
- Paraboot William
- Harrogate Edgewear
- RAYMAR Corey
- RAYMAR Noel
- JOEWORKS スキンステッチUチップ
- Brightway giichi2
- Chausser ウイングチップ
- Paraboot Reims
- Crokett&Jones Isle
- Lightbulb プレーントゥ
- エイジング、最高
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Paraboot William
我が家の最古参本格革靴です。そんなに大きくは変わっていませんが、一時期鏡面を施したりなど実験的なことをしていましたが、やはりこの靴は地艶を楽しむのが一番だと悟りました。一周回ってってやつですね。いつもいつも、この靴がオイルドレザーであるということを忘れてしまいます。
ストレートチップデザインなので、シワはキャップ下に真一文字で入ります。革質が良いおかげで、とても皺が細かく上品な面構えです。色味はカフェですが、黒に次いで使いやすい色です。
大味な履き心地に定評のあるパラブーツシリーズにしては珍しく、甲が低めなので何度もお伝えしていますが初心者はウィリアムを買え!
ヒールは大分削れてきましたね。ヒールとソールが一体型なので、踵がすり減ったとしてもオールソールしか出来ないので、その点だけ注意ですね。まぁかなりタフなソールではあるので、ローテーションして履いている今では、心配するだけ無駄な気もします。
雨天関係なく履ける、貴重な一足です。これからの活躍にもご期待ください!
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Harrogate Edgewear
エプロンフロン党発足に至るきっかけの一足です。コロンとしたシルエットに拝みモカ、某JM社のゴルフのような使い勝手のいいUチップとなっています。
この子はまだ革靴が少ない中で足に合っていて、かつソールがダイナイトであったので旅行の際にガンガン履く靴として重宝していました。まぁ結果初の銀浮きを経験することになるわけですがね。
正直ここ最近履く頻度もグッと減った関係で、エイジングはさほど変わっていません。しかしアッパーのフレンチカーフはきめ細やか!ツヤツヤで見ていて飽きません。やっぱりカーフって良いよね!!
ダイナイトソールは硬めなので削れやすいイメージでしたが、結構タフですね。コツコツという音をラバーソールで感じたい方は、ダイナイトソールがオススメです。というか、やっぱりここの革靴は作りに対して値付けがおかしいんよなぁ…(べた褒め)。
厚手の靴下を履かないと羽根バリ閉じなので、今となっては中々日の目を見ないです。たまには履いてあげないとね…。
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RAYMAR Corey
レイマーの中のカジュアルライン、レミスカシリーズの一足です。もうリラックス具合で言えばサンダルと遜色なし。
柔らかなアッパー、肌当たりのいいライニング、屈曲性に優れた製法などもうとにもかくにも足が楽!ワンマイルシューズと言っても良い…どころか、普通にのんびりであれば数キロも歩けちゃうんですなぁ。
以前お話したリカバリーシューズ枠はウィリアムに違いありませんが、そちら以上にリカバリーできる靴は恐らくこの靴かなぁ…。癖になる履き心地、ぜひ体感してください!レミスカシリーズは他にもあるので、お好みのものを探してみて下さいね!
で、肝心のエイジングですが、かなり柔らかい革なだけあって、シワはガッツリ入りますね。先芯もだいぶ小さいので、つま先側もシワが入っています。
これはこれでありですね。カーフの滑らかなツヤを感じられる、とても良き一足です。とにかく足馴染みが早いですし。ゴートレザーのフルソックも、かなり私の足の形に沈み込んできました。
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RAYMAR Noel
同じくレイマーのスエードチャッカです。チャールズFステッド社のスーパーバック、毛並みの短いスエードは光沢感があって素敵です。防水スプレーをかけてあげればバシバシ水も弾きますからね。雨の日に大活躍です。
通常こういうチャッカブーツって2アイレットの事が多いですが、1つ多いだけでフィット感が段違いです。
ノーズも長くシュッとした印象ながら、ラスト自体はかなりゆとりのある設計なので、まさに私向きと言えます。
スエードはエイジングが分かりにくい、進みにくいなんて言いますがそんなことないんですよ。シワも入りますし、特有の毛羽立ちだって立派なエイジング、味です。ソールもしなやかながら丈夫なビブラムなので全然減っていませんが、頼もしい限りです。
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JOEWORKS スキンステッチUチップ
かれこれ着弾記事から1ヶ月経ったニューカマー、私のこだわりを詰め込みに詰め込んだ結果誕生した生粋のバケモンシューズです。
正面からの見た目を凶悪に、後ろからをスマートにという無茶なお願いを快く引き受けてくださったジョーワークスさんには感謝しかありません。
で、アッパーがハリコシのあるハッチグレインなだけあって、エイジングはとっても緩やか!数回の着用程度ではほんのりシワが付くといいね(希望的観測)、な感じです。
シボも細かく上品なうえに、オイルがたっぷり含まれた革なので今後のエイジングに期待しましょう!
ソールは削れていますが、ヒドゥンチャネルが見えていないので、まだまだといったところです。ダブルソールにハッチグレイン、えげつなく硬くなるかと思いましたが、快適その物です。足に合わせて調整もしたから、当然よな!もっと育てていきますね。
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Brightway giichi2
ブライトウェイ brightway メンズ & レディース コート系 レザースニーカー 白・黒 Giichi 2001・2002 【日本製】シンプルデザイン ハイクオリティ
こちらはもはや買って2週間も経っていません。初めてにしてゴール、大人スニーカーのブライトウェイです。メイドイン大阪、部材もなるべく国産にこだわった、大変高級感のある白スニーカーとなっています。ミニマルゆえに、醸し出す雰囲気がビンビンです。
で、正直この子、履き始めはかなり苦労しました。右足の小指がイタイイタイなのだ。左右でボールガースの長さが1cm違うせいで、片足はピッタリでも大抵右足がきつくて死ぬのです。なんでやねん。
そのため、安定と信頼のキャッチャーうんこ座りをお見舞いし続けた結果、今ではすっかりデレてくれています。格闘の後がトゥ部分に見て取れますね。かなりハリのある肉厚なレザーのおかげで、苦労したぁ…。その分ホールド感は最高です。履き心地がかなり革靴みたいなのもグッド。
まだまだピカピカなので、ここからどんな風にエイジングさせるかが腕の見せ所ですね。
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Chausser ウイングチップ
お気に入りの革靴を一足だけしか選べないとしたら何?と聞かれたら、散々悩み散らしたあとにこの靴を挙げると思います。それくらい好き過ぎて、晴れを確信している旅行では履いていってしまうほど。結果トップリフトの削れ方は、輪が靴箱の中でもトップです。まだ慌てる時間じゃない。
もうこの革靴は、既成靴の中でダントツに私の足に合っています。もう1足ショセの革靴を買って同じ感想だとしたら、私はもうショセだけを買い続けていれば幸せになれるのではないか…?そう思わずにはいられないほど極上の履き心地です。これはもう…伝われ!!(語彙力)
アッパーはシェルコードバンが使われており、そちらにクレムのパリジャンブラウンを塗り込み続けた結果、ええ感じのダークブラウンになりました。バーガンディも良いけど、より深みをもったまま使いやすくなったというか。シワも均等に入っています。この子は思い入れも一入です。
修理しながらバシバシ履いていきます!
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Paraboot Reims
すんません、全然履けてないんです(冷や汗)。夏の時期はどうしても靴下がぶ厚くなりまして…厚みのある靴下じゃないとこの靴を履くことが不可能なので、その…当番回数がやっぱり減ってしまいまして…。
これからの時期に活躍するので、もう少しいいエイジングをお見せ出来るのではないかと思っています。靴下買い足さないと…。今のところこの靴を快適に履ける靴下がFabitしかないのも良くない。諦めてインソール入れるしかないのかなぁと画策中です。
相変わらずのモコ皺です。リスレザーの厚みたるや。足当たりもソフトですし、甲の高ささえクリアできれば…ぐぬぬ…。
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Crokett&Jones Isle
最近紐を換装したおかげで、一気に可愛らしくなったアイラちゃんです。結構可愛くて好き。エイジングはというと、中古で購入したので先代のマスターがこれまたええ感じにエイジングさせてくれまして。
正直私は何もしていません。というか、私によって生まれたエイジングがどこなのか未だ分かっていません。
シボ革の靴を手にしてから思いますが、シボ革って本当にエイジングが進まねぇの。革に圧力加えて模様をつけているので、ちょっとやそっとじゃ変わらない強さがあるのでしょうね。そんな革にしっかりエイジングさせる辺り、前のマスターは相当の数寄ものと見える。その割にソールが減らないから、この靴そのもののタフさが窺えます。
ほんと、トリッカーズと違いボリューム感控えめながらちゃんとカントリーしているので、ブラウンの色味も相まって大変気に入っています。もっと私の足にあったエイジングをしておくれ。
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Lightbulb プレーントゥ
ほぉい!!今回の本命!!!!トリを飾るには、それ相応の理由があるんですよ。まずは何も言わずこちらを見ぃ!!
すごくない?こんなきれいなシワの入り方ありますか?プレーントゥなのでより分かりやすいですが、それにしたってこんなに綺麗なシワが入るもんですか?もぉ大好き(直球)。ありがとう外林さん、ありがとう野口さん、ありがとうもでぃふぁいどさん…。あなたがたのおかげで、私は最高の一足に出会えました。
ダイレクトグッドイヤーの良さ、しなやかなシングルソール、快適な歩行をサポートしてくれるラストの設計、これらが合わさることで、この靴は完全体となりました。そしてラステッドツリーのおかげで、形もバッチリキープ!うーん、格安すぎる…。
アッパーのワインハイマーボックスカーフ、色もネイビーを選んだおかげでカジュアルに使いやすいドレス靴となっています。手持ちの靴の中では一番ノーズが長いので、セミフォーマルくらいならこの靴で対応出来ちゃいます。結婚式とか履いていきたいですね。友達いないけども。
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エイジング、最高
全10足のエイジング記録、終了です!お手入れ大好き過ぎて、アッパーは比較的どの靴も綺麗です。その分ソールの減り方で、着用頻度が一発で分かってしまいます。てかラバーソールって全然減らないのね。
この靴たちはこれからもローテーションして履いていきます。エイジングされた革靴って、やっぱ最高でしょ?これからもぜひ一緒に成長記録を見て、ニヤニヤしてください。
そもそもフォーマルな靴はエイジングをよしとしません。綺麗な状態を保ちたいからね。こうした味を楽しむのは、カジュアルで革靴を嗜む者の特権です。カジュアルな革靴にそこまで力を入れたいと思われない方も多いと思うので、自分のエイジングだと思って酒でも飲みながら当ブログを眺めていただけると嬉しいです!