全反射、私です。
ようやっと春、来た?と思った矢先に雪積もるんだもん、やんなっちゃうわよねぇ。こんな日には馳せるしかないよね、革靴に。想いを。馳せ参じるって言葉好き。
以前シングルソールとダブルソールで与える印象や履き心地が全然ちゃうぜ!という記事を投稿しました。だけど、ふと思ったんです。我が家にはダブルソールの靴多いけど、履き心地バラバラじゃね?と。じゃあ一足一足屈曲性について写真付きで解説したらいかがかしら?と。
分かっている。いくら私のブログで流入の多いキーワードが革靴だとしても、ここまでニッチな内容はウケない。絶対に。馬鹿でもわかる。いや逆に馬鹿じゃないとわからないかもしれない。さっきから何言ってんだお前?
目次
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第一回!チキチキ!我が家の屈曲性ランキグン
気を取り直してまいりましょう。検証方法は至って簡単、全ての靴を履いて限界まで曲げるだけです。ブーツや短靴、製法も様々ですがこの際無視します。唯一揃える条件は、靴下をハルサクにするくらいでしょうか。
この室内で革靴を履いたり靴を磨いたりするときに活躍している、スリコのマットが舞台となります。まぁ、それぞれの靴の屈曲性を見て「曲がるねェ!」とか「曲がらねェ~」というだけの記事です。文句ありますか?(半ギレ)。
曲がる限界の基準は、足の指が全部ついている状態とします。これ以上やると指が浮きますゥってなった位置で撮影する感じですかね。
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ウィールローブのキャップトゥ

曲がらん…堅牢で厚さ約10ミリのソールですからね。見てくださいこの曲がり具合!今時昭和脳の頑固おやじでも、ここまで強情じゃないですよ!つま先だけで立てる、マイケルジャクソンみたいなこともできます。ポーゥ。
ハッキリ言いますが、これはブーツです。堅牢なワークブーツです。我が家の他のブーツよりもはるかに曲がらない。いつになったら私の足に馴染んでくれるのでしょうか。てかダブルソールでこれなら、ディンケとかどうなるん?木の板?下駄じゃん。
デレるのはいつになるのか、固唾を飲んで今後も見守ってください。
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レミスカのヴァンプタッセル

一番曲がらない靴の次は一番曲がる靴の登場だ!これはもうシングルソールのマッケイ製法だ!そりゃ曲がるよな!ズルいぜ!だけど踵が脱げないのはマジですごいぜ!
この靴、というかレミスカシリーズはもっと認知されていいと思います。レイマーとしてはもっとフォーマルなものを売っていきたい、イメージシフトをしていきたいのかもしれませんが。来る夏に向けて、改めて宣伝した方がええと思います。
このシリーズは23.5センチまであるので、女性でも足に合えばマジで即買いで良いと思います。私の母も履いていますが、重宝しているそうです。パンプス履くよりもよっぽどエレガントで素敵だと思います(ド偏見)。
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パラブーツ ウィリアム

意外だったのが、結構曲がるんです。中底も本底も弾力に溢れたゴムだからでしょうか。もしくは、2年以上の歳月をかけて、私の足に馴染んだ結果かもしれません。踵の大きさも甲の高さも、パラブーツ内では結構マシなだけあって、ちゃんと踵についてくる印象です。
感覚としては、一般的なダブルソールと同じか、それよりは曲がる、かな?くらい。やはりパラブーツを買うならウィリアムを買えと、改めて感じましたね。少なくともウィールローブよりもずっと足に沿った動きをします。ウィールローブもいずれそうなるのかな…(遠い目)。
ソール交換はまだしばらく先ですが、交換の時は中物がコルクに変わると聞いたことがあります。その時にどう履き心地が変化するのか、見ものですね。
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ライトバルブのプレーントゥ

ねぇ!このペースでやってて終わる!?大丈夫!?まぁええわ。我が家の靴の中で唯一のダイレクトグッドイヤー製法の靴です。屈曲性を邪魔するリブテープを使わずに、直接ドブ起こしして縫われています。これのおかげで屈曲性がまぁ~↑良いんですよ!
恐らく体感的にはハンドソーンの靴はこんな感じなんでしょうね!履いたことないからわかんないけどさ!それくらい足を前にした時にかかる足への負担が限りなく少ないです。これはもはや令和の矯正靴かもしれませんね。みんな履くことを強制してほしいくらいに、ね!!
タンパッドを貼り付けて改めて足入れ、やはりタンパッドはいい…甲薄の民を救ってくれる…よめせんさん!もうこれでいいと思うの!あとは右足の幅出しだけだと思うのよ!もうちょい様子見るわね!(事務連絡)
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レイマーのスエードチャッカ

意外だったのがこちら。スエード+柔らかいビブラムでしたが、思ったほど曲がりませんでした。いや、恐らくこの曲がり具合が最もストレスが無いのかもしれません。普通に歩く分には全くストレスを感じたことありませんからね。
チャッカブーツかつ柔らかいスーパーバックのおかげで、屈曲性に関して何も感じたことが無かったので少し驚きました。ある程度の屈曲性があれば、ストレスなんてないのでしょうね。それにしても良いブーツだな。3アイレットなのもデカい。
次に紹介するクロケのブーツでも思いましたが、ブーツって結構屈曲性に関するストレスを特に感じづらいかもしれません。やはりブーツを買うしかない、か!?
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クロケのアイラ

こちらもダイナイト+シボ革という、一見すると硬そうな印象のブーツですが…見て!?しっかり曲がっているのよ!これも踵の追従性が良いブーツ丈だからですかねぇ?あとは古着、中古で買うたおかげかこちらも同じくストレスを感じません。
ここら辺から思ったのは、製法+踵の追従性+アッパー+ソールの全てが合わさって屈曲性に繋がるのではないか…とね!実際このブーツはグッドイヤーかつダイナイトソールではあるものの、ブーツ丈による踵の追従性の良さ、柔らかなシボ革のおかげでストレスのない履き心地に繋がっていると見たね!
見た目には結構ごついですが、トリッカーズのような頑強さだけでなくドレッシーさを持っている、ほんと買ってよかったわぁこのブーツ。皆さんブーツ良いですよブーツ!!屈曲性気にされるならブーツ買いなよ!!
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ショセのウイングチップ

これさぁ、マジですごいのよ!ダブルソールでさぁ!なぁんでこんなに曲がるワケェ!?踵の小ささ、使っているソールの柔軟性が合わさった結果なんだろうけど、これはすごい!!だから好きなんだよなぁ…妻のショセの靴はもっと曲がります。


字面では同じレザーのダブルソールであるウィールローブとこの差よ!?いや別にウィールローブが悪いわけじゃないのよ!!こういうコンセプトの靴なんだから!!にしたって、この違いはあまりにもビューリフォー、大好きよね。
アッパーがハリのあるコードバンでも、ここまでしっかり曲がってくれるのは本当に嬉しいです。修業期間一切なかったもんなぁ…。
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レイマーのスエードタッセル

これが何気にすごい!そもそもタッセルローファーって、普通のコインローファーとかと比べて特に履き口が広めに取られているじゃないですか。それはつまり、踵の追従性が低くなりがちであることを意味しています。にもかかわらず、だ。しっかり踵が付いてくる!そして脱げない!


脱ぐときは楽、しかし歩き出すと脱げない…これはレイマーのスリッポンシリーズの特徴なのかもしれません。ローファー買う時は、もうレイマーで決まりかも…。ハンドソーンのローファー、気になっているんよなぁ!
柔らかいスエード、柔らかくも粘りのあるビブラムソール、足に吸い付くゴートライニング…これくらいしてれば、そらぁローファーでもどんとこいですよね。あとコーデへのハマり方がレベチです。改めて記事にしないとね。
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ジョーワークスのスキンステッチUチップ

コチラもまた以外!レザーダブルソールのUチップですが、思ったより曲がってない!恐らく、アッパーのハッチグレインのハリコシが、まだ完全に私の足に馴染んでいないからかもしれません。シボ革ってエイジングゆっくりだからね、仕方ないね。
しかしこちらの靴も、やっぱり足が痛くなるようなストレスもなく快適です。そらそうだ製作の段階で幅出ししてもらってるんだから。そこで右足の方が足周ぐるりにして1cmながいことが判明したわけです。MTM、みんなも足のサイズ感把握するためにやった方が良いと思います。
ここからもう少しハッチグレインがデレてくれたら、もっと屈曲性は増すかもしれませんね。とはいえ、撮影の時に気付いた通り、屈曲性はある程度のところで十分だとも思います。とりあえずもっとエイジングしてくれてもいいのよ…?
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走り切ったぜ









やはり9足は多い…え?ハロゲイト?ランス?アッハッハ…次の革靴を買う軍資金になっていただきました(合掌)。いやまぁ、私が履くよりも、どこかの誰かに履いてもらった方が幸せですから。元カレみたいなこと言うなや。
それはそうとして、マッケイ製法の屈曲性の半端なさよ…そして堅牢なダブルソールの曲がらなさよ…どっちも魅力です。みんな違ってみんないい。
そして屈曲性に極端にこだわる必要はない、撮影しながらそう感じました。ある程度曲がったら、あとは足がブレないかどうかが重要なのだと思います。柔らかすぎると、それはそれで疲れますからね。適度な硬さと屈曲性が重要…革靴って本当に複雑な履物ですねぇ!
今回は革靴の中でも屈曲性に関するお話でした。皆さんもお手持ちの革靴の中で、ベストオブザ屈曲を決めてみてください。多分マッケイ製法かセメント製法が勝つと思います。しかしそれが、履き心地に必ずしも直結しないから面白いよねぇ。え、オチなんかないが?解散!