服の細道

~妻は私の趣味に1ミリタリーとも興味を示さない~

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【誰がコナンだ】ショートパンツ×ジャケットスタイル、思ったより悪くないかも!【え!?未来少年の方!?】

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ちぐハグ、私です。

 

もうそろそろしつこいので、本当に最後。これだけ言わせてほしい。

 

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秋はいつ来るんですか

(再々放送)

 

なんで日中30℃前後を行ったり来たりするんですか(呆れ)。小さい秋も見つけられないよ。むしろ夏さんが「ごめんごめん、忘れ物~ww」言うて教室に入り浸ってるよ。帰れ!

 

しかしこの中途半端に暑い気温だからこそ、やりたかったコーデを実現できました。それがそう、

 

 

サマーアイビー

 

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これです。以前雑誌の着こなしに関する記事で「ハーフパンツにコートとかwwフォカヌポゥww小生も大人故、冗談も大概にするでござるよオッヒョ(半ギレ)」とお伝えしました。しかし、やはりどうしてもやってみたかったので、もう知らんと思いやってみたわけ。

 

これあれだ!気を付けさえすれば全然ジャケットスタイルは可能だぞぽまいら!

 

割とまだしばらくは出来ちゃうコーデ提案なのが何とも…

 

目次

 

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サマーアイビーは全大人の憧れ

 

 

サマーアイビーと聞いて、多くの方が思い描く理想の形があると思います。マドラスチェックのセットアップ(ジャケット+ショーツ)、シアサッカーの爽やかジャケット、そして紺ブレとショーツの組み合わせです。

 

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私が思うに、秋冬はトラッドやアイビーコーデがとてもやりやすい一方で、真夏はサマーアイビーと名を冠してはいるものの、その実世間一般で言う「キレイ目」に止まるコーデが大半なのではないでしょうか。

 

なぜそうなるのか。答えは簡単で「バカみたいに暑い」からです。今時期の晩夏くらいの温度が、当時は真夏の気温だったわけです知らんけど。それが今や、年平均で1℃上昇しているんでしょ?もうバカみたいに暑いを通り越してバカじゃん。

 

と言うわけで、今や多くのトラッド好きが(サマーアイビーはもう…無理ぽ…)と思いながら、可能な限りトラッド成分をコーデに差し込んで凌いでいる状態なわけですね。あ?インスタで真夏にジャケットを着ている人を見る?

 

撮影終わった瞬間

脱いどるわアホか!

 

ほんと、SNSの良いところでも悪いところでもあるんですが、受け取り手は「すごい!このデザイナーさんはこの暑さでもジャケットを着ている…やっぱ違うなぁ」と思うしかない訳ですが、発信側はクッソ暑い中ジャケットを着ていることは稀です。

 

着ていたとしても室内でしょ?撮影が外だとしても。結局消費者にとってサマーアイビーは、写真の中だけの物になってしまった…と思われていました。

 

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時は今だ!

 

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もう秋口なんだからサマーじゃねぇだろって?うるせぇ(男女平等パンチ)。良いんだよ晩夏が続いている限りは夏なんだから!初秋か晩夏かはこっちが決めて良いことになっていると消費者契約法にも書いてある(※書いていません)。

 

ただまぁ、今時期にサマーアイビーを感じるコーデをすることは、恐らく当時と今で感じ方が違うと思います。いずれにしても差別化に繋がりますし、トラッドなコーデであることに変わりはないので問題がありません。

 

じゃあ今サマーアイビーコーデをするとどんな良いことがあるのか、列挙していきましょう。

 

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①夏も秋も感じられる

 

上は秋、下は夏、これなーんだ

 

素材やアイテムで見れば、絶対に夏なんですよ。マドラスクロス、ウールトロピカル、ショーツ…もう服を多少知っている人であれば、夏に活躍する素材だと一発で分かります。

 

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一方サマーと名はついているものの、ジャケットやらタイドアップやらは涼しくならないと出来ません。だからクールビズではそれらを取っ払うわけですからね。

 

今やトラッドな着こなしというのは安定した気候のもと成り立っているのであって、熱帯化が進む地域では無用の長物です。

 

涼しさを感じられる夏物アイテムを用いて、涼しくなってからが本番のトラッドコーデをするということは…一挙両得じゃないですか?最高じゃん。まさにその季節だからこそ出来るコーデの代表格と言っても過言じゃない。

 

だから脱いでいるのよ

 

実際この写真、服を全然知らない人から見ると「いやどっちだよ」ってなるじゃないですか。暑いならジャケット脱げよ、寒いなら長ズボン履けよ…でしょ?でもそれらをミックスさせて、かつ破綻の無いコーデにしてあげると、それらをどっちも受け手に感じさせることが出来るってわけ。

 

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②簡単に差別化可能

 

まずこんなコーデ、マス層は絶対に思いつきません。だからこそ、コーデにしてあげた時の雰囲気やこなれ感は凄まじいものがあります。

 

今はクラシカルトレンドが台頭していると言っても、ここまでトラッド、アイビーに寄せた着こなしはまだ波及していないはず。

 

もちろん、しない理由の最大の要因はコーデにした時の違和感の強さだと思います。見慣れないよね、コーデが破綻しそうで怖いよね。

 

でも大丈夫、そこをクリアしてあげれば、得も言われぬ凛々しさを体現できるのです。

 

こっちの方が数億倍難しかったです

 

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何より、実際にやってみて思いましたが、そんなに難しくないですよ。この後ジャケット+ショーツの着こなしに関する注意点をお伝えするので、それさえ気を付ければ多分余裕でサマーアイビー、着こなせるはずですよ!

 

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ショーツ×ジャケットスタイルの注意点

 

まぁね、そうはいってもやっぱり何も考えずに合わせると違和感バリバリになることは避けられません。上手く着こなすための工夫は必要だと思います。

 

私が考える工夫、注意点をお話していくので、もうすぐ参考にして即コーデ組んで!一気に冬が来ちゃうってのもそうですし、何より今お手持ちのアイテムで全然組めちゃいますからね。

 

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①全アイテムの軸はトラッドを感じるものに

 

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めちゃ着こなしが上手な人は、スポーツとかアウトドアとかの機能性の強いアイテムでも上手にトラッドコーデを組めるのでしょう。トラックパンツとかウインドブレーカーとかね。

 

ただ、我々パンピーが真似したところで中途半端なおじさんが爆誕するだけなのですよ。もうそういうコーデは、”その人が着るから”様になるものです。その線引きはしないと、大やけどします。

 

ぜーんぶトラッドじゃん?

 

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例えばこのコーデも、紺ブレ、ニットタイ、BDシャツ、チノショーツ、革靴という夏秋に活躍するトラッドなアイテムを混ぜています。あくまでもアイテム選びの軸を固定してあげたほうが、コーデにした時に破綻が圧倒的に少ないです。

 

もちろん、着こなしに自信がある人であれば、好きなように着崩して良いと思うんですけどね?トラッド以外の成分が入れば入るほど、夏らしさが際立ってしまうので難易度が爆上がりです。季節という軸を夏と秋に跨いでいる以上、コーデを構成するアイテムの属性は統一した方が良いと思われます。

 

 

その中で「革靴を、ちょっとワークを感じるものにしよう」とか「紺ブレじゃなくてマドラスチェックのジャケットにしよう」とか遊ぶくらいは全然いいと思います。

 

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②ショートパンツの丈感は思い切って膝上丈にしよう

 

コーデに関して違和感があるとすれば、ショートパンツの丈感が中途半端だからだと思うわけです。

 

膝下の面積が小さくなればなるほど、我々は短足になります。よほどのモデル体型であれば関係ない悩みですし、そうした人はバカカジュアルコーデにしたとて、かっこよくなるんでしょうよクソッタレ!

 

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やはりバーンストーマーなんですよ、結局。もうここんちのショートパンツ履いておけば足長効果抜群なうえにトラッドをしっかりばっちり感じられます。174cmの私が履いても、スマートな見え方するでしょ?もう夏も終わりだからこそ、今時期に買ってアウターやトップスで遊べるんです。

 

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あとはこれに付随する話で、靴下は見せない方がいいかと思います。インビジブルソックス、カバーソックスってやつですね。それを履いて、素肌の見える面積を少しでも大きくしてください。最近だとメンズのルーズソックスなんかもあるので、それを履いてあげてもお洒落かもですね。タビオにあったかな?

 

いずれにしても膝下の面積を少しでも稼ぐこと、それこそがコーデを成立させる最大のコツと言っても過言じゃないかも。

 

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憧れを憧れで終わらせないために

 

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余談ですけど、やっぱムダ毛は殲滅させた方が良いと思います。私ほどツルツルにしなくてもいいですが、ムダ毛があると完全にコーデのノイズになるんです。(すね毛すげぇ…)(足短ぇ…)(コーデ取っ散らかってるぇ…)(ポンデリングぜぇ!) と言ったノイズを丁寧に除去することで、我々はようやくサマーアイビーにたどり着くのです。

 

 

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他にもメガネとか小物でもコーデを補強しようとか、細かいことは挙げればキリがありません。しかしとにもかくにも、中途半端な夏と秋の境目は今しかないのです。じゃあ四の五の言わずにちゃちゃっとやらんかい!!

 

正直、コーデのカギはショートパンツだと思います。ここまでのバランスがあってこそ、サマーアイビーが完成するわけですね。アホみたいにこの夏履きましたからねぇ…。

 

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あとウィールローブ、ボリュームあるのにコーデにするとすんなり納まるのマジですごくない?

 

ノーズの長さとソールのボリュームのバランスがあまりにもよすぎる。ワーカーズのトラッドアイテム然り、私は様々なええブランドのアイテムによって、支えられているんだなぁ…。

 

というわけで、週末にしたコーデが思った以上に良かったので、それを半ば強引に言語化しただけの記事でした。浜松にはこんなコーデした人を見かけることがほとんどありませんが、少しでも同じような同士が増えることを願って…!

 

あ?東京?

死ぬほどいるだろいい加減にしろ。

 

喧嘩腰で締めるなよ