信号停止中にシフトレバーガチャガチャしたら「父と同じことするのやめて」と言われました、2速発進私です。マニュアル車乗りはみんなやるやろがい!
で、私が全幅の信頼を寄せているこまつさんの記事で靴のお手入れに関する記事が投稿されまして、それを見ているときにふと思ったんですよ。「あれ?私無色のクリーム持ってなくね?」とね。記事内ではサフィールのレザーバームローションがオススメされていましたが、そこでふと思い出したわけですね。
そんなわけで、初心を取り戻すべく今記事を書いています。違います、ネタ切れじゃありません。本当です信じてください。だってさ、皆さん一番初めにシューケアグッズ買ったとき、汎用性を考えてニュートラルのもの買ったでしょ!?忘れちゃだめだよ初心は。
そんな感じです(?)。
目次
- ニュートラルという安心感
- 物足りなくなる靴バカの性
- 茶芯ってどうする?
- 候補1:コロンブス ブートブラック
- 候補2:サフィールノワール クレム
- 候補3:ライオン靴クリーム本舗 エクセレントクリーム
- 候補4:Mモゥブレイ クリームナチュラーレ
- とりあえず
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ニュートラルという安心感
なぜ最初に買うクリームがニュートラルなのか。それは間違いなく、汎用性の高さによる安心感からです。「微妙に違う色買って失敗したら嫌だな…無色でええか。どんな色の靴でも対応できるし。」の精神よね。みんな共感同感サンバルカンですよね。は?
大容量、伸びが良い、良い香り!好き!!
似たような用途のクリームでデリケートクリームがありますが…こちらは微妙に違うんですよね。こまつさんも例えてらっしゃいますが、デリクリは水分補給、ポカリなんです。革に与える影響は良くも悪くも小さいというか、優しいんですね。だって、水分は勝手に抜けていくわけですからね。
で、それをパックしてあげるのが乳化性や油性のクリームなわけです。そのクリームは、最初は無色、ニュートラルでええよねって話。分かる。
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物足りなくなる靴バカの性
でもね、ニュートラルには最大の欠点があります。補色が出来ません。靴ってのは、使っていくうちに水分と共に色も抜けていきます。日焼けとかね。そうすると、買った当初よりも白っちゃけたというか、寂しい風合いになってしまいます。それもまた味として楽しめれば、お前がナンバーワンだ。
しかし多くの人は物足りなくなるし、買った当初の美しい色味と履きジワなどのエイジングを両立するには、色付きクリームを求める旅が始まってしまうわけです。私もまさにそのタイプで、同じブラウンなのに赤みが強いブラウンと黄みが強いブラウン、ちょっと明るいブラウンなどブラウン地獄に陥っています。
他にも定番の黒にネイビー、グレーなどとんでもない数のクリームを持っており(なんだかわからんが取り返しがつかないことになりそうな予感…!?) と仕舞っている入れ物の蓋を取るたびにそう思うわけです。そして止めが、とある革との出会いです。
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茶芯ってどうする?
はい突然出てきましたね。私のブログの中でも一度も出てきたことの無い単語、茶芯です。茶芯というのは、丘染めという染め方が施された革の事でして、茶色革の表面だけ黒く染めたものを指します。使っていくうちに下地の茶色が見えてくるので、黒と茶色のコントラストが感じられる、大変男らしい表情になる素敵な革です。
ここで問題なのは、黒いクリームを使ってケアしてしまうと、せっかく露わになった茶芯部分がまた染まってしまう…アカンやん!せっかくのエイジングを無に帰すのか貴様!というのが私の今の悩みです。
…え?茶芯の靴なんて持ってないだろって?いやまぁ…何というか…その…えへへ…。ま!それはまた追々、ね!!!
というわけで、あまりにもみすぼらしくならない限り、ニュートラルのクリームで栄養と水分を補給してあげたいわけですね。じゃあ探そうじゃありませんか、とね!
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候補1:コロンブス ブートブラック
懐かしいなぁ…用量めちゃミスってたなぁ…
これは私が最も初期に手にした、というか百貨店に赴いて購入したクリームです。最大の特徴は圧倒的なツヤ感です。これほんと乳化性?と思えるほどにビッカビカに光ります。そして良心的な価格、日本のシューケア界にとってフロントランナーと言わざるを得ませんねこれは。
これといって弱点の無い、優等生の鑑のようなアイテムです。強いて言うなら香りが少し溶剤チックな気がします。慣れればそんなことないのかもしれません。私は蓋を開ける度におぅふってなります。でもそれ以外何も言うことなし!価格的にもこの右に出るクリームはそうそうないかな?
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候補2:サフィールノワール クレム
私の中では王者です
まぁ私が一番多く所有しているクリームのシリーズですね。こちらは油性のクリームなので、撥水性も期待が出来ます。そしてブーツブラックと同じかそれ以上に強い光沢!これが堪らんのですなぁ…。まぁ価格はブートブラック2.5個買えますが。
こちらも中々に個性的な香りがしますが、今となってはこの香りなしでは生きていけない体になってしまいました。今候補に考えているクリームの中で唯一の油性、まぁ茶芯の靴自体雨はさほど気にする必要ない感じではありますが…使い慣れているクリームという安心感は大きいよなぁ…。初心者でまずこれに行く必要は、ぶっちゃけないかな?
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候補3:ライオン靴クリーム本舗 エクセレントクリーム
すっごいちょうどいいツヤ感
昨年のサンクリスピンデーでお見掛けしてから、ネイビーのクリームを買いました。すっごい歴史もあり、クラフトマンシップをすごく感じられる、温もり溢れるメーカーさんです。このエクセレントシリーズ、かなりこだわって作られているんですよね!塗り心地もサラッとしていて、それでいて光沢感も自然だけど強めなのが特徴です。
価格も手ごろで、ミニサイズに至っては千円以下!香りもサクラのようなふんわりした甘い香りです。取り扱っているお店が少ないのが弱点ではありますが、お近くに取り扱いがあればかなり有力な選択肢になります。すごく朗らかで熱い想いを持たれている社長さんなので、そうした点も含めてすごく人に勧めたくなるメーカーさんです。
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候補4:Mモゥブレイ クリームナチュラーレ
Amazonが圧倒的に安いんよな
今唯一持っているニュートラルのクリームです。いやあるんかい。これは革製品全般に使えて、とにもかくにも革に優しいことを前面に押し出している商品です。ツヤも大変控えめで自然、すごく塗り広げやすく水分量が多いことが分かります。
香りも爽やかな柑橘系、これこのまま舐めてもええんちゃう?というレベルの美味しそうなテクスチャをしています。多分パンに塗ってもイケてしまうやつですよ。いや駄目ですけどね?(冷静)
価格も中々ですが、革小物にも使えるので、上記のクリームたち以上に汎用性は高いかな?まぁ小物は触ってあげればそれで充分な気がしますが。
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とりあえず
シューケアグッズ多すぎない?なんでこんなに選択肢あるん?困っちゃうんだけど(半ギレ&歓喜)。やっぱり今まで使ったことの無いメーカーやグッズでケアしてレビューしてみたいところですね。サフィールの乳化性も気になるところです。コロニルのシュープリームクリームは…高いのよなぁ…。
いずれにしても、ニュートラルのクリーム必ず常備しておいた方がいいですね。茶芯の革に限らず、エイジングした色味をそのままにしたい靴なんかには、色付きのクリームだと逆効果ですからね。ビギナーに限らず、革靴をこよなく愛する人であれば、ニュートラルのクリームは常備しておきましょう。
雨多かったからなぁ…
あぁ…スエードカラーフレッシュも買わないといけないし、シューケアグッズ集めは楽しいですなぁ(恍惚)。あ、もちろん大多数の方は、こまつさんの言う通りサボれるところはしっかりサボって、必要な時は磨き屋さんに出しましょうね。
また購入したら、例の茶芯のブツと一緒に紹介しようと思います。まぁプレメンテはクリームナチュラーレで行えば…ええか。