ハードバップの名盤を知りたい、私です。
最近イベントに足を運んだり、少し早めの忘年会があったりでお小遣いがカッツカツな私。良いんだ、ボーナス全てNISAにぶち込んで将来に備えるから。アァン(嗚咽)。
それになにより、秋冬物の備えはもう完璧と言っても過言ではないので、これ以上はいらんかな…と心を落ち着けている私ですが、一つだけ欲しいと思っていたものがあります。それは、ネクタイ以外の巻き物です。
私ってばまだまだトラッドへの理解が浅いために、ネクタイばかりしていました。それがトラッドにとって重要なアイテム、着こなしだと思っていたわけですが…我が心の師匠長沼氏をごらんなさい!ネクタイなんぞ使わずともトラッドしているのですよ。
そこで彼の着こなしを穴が開くほど見ていた時、ふと首元が爽やかだなぁと感じたコーデがいくつかありました。その時に着用していたのが、スカーフだったのです。
目次
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スカーフとは?
歴史的にはハンカチの系譜に位置づけられる巻き物だそうです。ストールよりも小さく、ネクタイよりも中性的なイメージのあるアイテムですね。
女性は首だけでなく、バッグに付ける方も多いのではないでしょうか。素材はシルクやポリエステルと言ったつややかな素材で出来ていることが多く、エレガントな印象を与えられるアイテムです。
私個人が良いなぁと思う点は、見える範囲が程よいところです。ストールやマフラーほど面積が無いので、巻いてあげると見えるのはごくわずか。しかし首元は相手の目線にある関係上、たとえ小さい範囲だとしてもアクセントになるわけですね。
以前長沼氏にスカーフの選び方について聞いたときは、「多少色は拾った方がコーデへの馴染み方が良いですが、敢えてアクセントカラーを取り入れることでトラッドなコーデから渋さを消すことが出来ますよ!」とおっしゃっていました。
なるほど!それなら買わない訳にはいかないな!いかほどでぃ?と価格を聞くと、予算がはじけ飛んでしまいました。こだわりのインポートアイテムだからね、当然だね。その時は泣く泣くお店を後にし、気付いたら2ヶ月ほど経っていました。
その間も(なんかええスカーフないかなぁ…)と調べるも、出てくるのはシトロンで扱っているブランドのものばかり。もうお小遣い貯めて買うか!と思っていた矢先、ファッションスナップのために町へ繰り出した際に何気なく入ったお店で見つけたのです。
バ ン ダ ナ を (迫真)
(そこまで迫真か?)
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バンダナとスカーフの違い
購入したお店は浜松駅から少し歩いた所にあるコズミックデニムマーケットさん。名前からアメカジなのかな?と思いきや、クリーンな国内ブランドやカナダグース、ピレネックスなど高機能なアイテムも置いてあり、幅広い方が楽しめるお店なんじゃないかなぁと感じました。
で、ブルーブルーさんの素敵なバンダナが置いてあり、思わず購入しました。いやバンダナやん!スカーフちゃうやん!と思われた方に聞きたい。スカーフとバンダナ、どう違うか説明できますか?(半ギレ)
実際用途自体は似た感じですが、出自としてはメキシコの農夫が首を守るために巻いたのが始まりだそうです。なのでエレガントさよりも実用性に重きを置いたアイテムであると言えますね。素材もコットンが一番メジャーで、お弁当を包んだりするのにも使いますものね。
なのでスカーフに比べると、ラフな印象を受けます。が、トラッドなコーデを渋くさせないことを目的に巻くなら、むしろこのラフさがちょうどいい塩梅になるのではないでしょうか。でしょうか!?
買ったスカーフどん
はい、既に着用して洗ってしまいました。ハリウッドランチマーケットのデニムライン、ブルーブルーさんのバンダナです。柄としては定番のペイズリー柄に、真ん中にブランドネームが冠されている感じです。ネイビーベースにブラウンの柄、白地の部分などコーデの色をバッチリ拾えて、それでいてちゃんとアクセントになる色味です。
他にも様々な柄があり、価格も2千円ちょっとだったので気軽に試せます。お弁当の包みに使うようなカラフルなペイズリー柄とは違い、ちゃんとファッションに使うためのアイテムであることが分かると思います。
デニムとの相性がいいと店員さんから言われた通り、青系のアイテムを使う人はブルーブルーさんのバンダナ、めちゃくちゃオススメです。スカーフではないので発色も見慣れたバンダナですが、その柔らかな発色も含めてコーデのアクセントにめちゃくちゃ貢献してくれます。
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コーデに使ってみた
早速首に巻いてパチリ。この日はまさに浜松ローカルコーヒーフェスだったので、あまりにも寒くてジャミーソンズのセーターを着用していました。その際に首に巻くことでチクチク軽減にも役立ち、機能性もバッチリです。気軽に洗える素材なので、襟裏汚れの防止にも一役買ってくれます。
で、午後は急に暖かくなった結果、セーターを脱いでセントジェームスのウェッソンに合わせてマリンテイストに。デニムジャケットやボーダーの青に、ネイビーベースのバンダナはやっぱり合いますね。ボートネックやクルーネック単体だと首元がやや寂しくなりますが、そこに巻いてあげるだけで雰囲気出るんですよね。
そしてシルクやポリエステルのものだと、ちょっとおネェチックというかフェミニンになり過ぎてしまうので、コットン素材がちょうどいいなと思います。以前ポリエステルのスカーフを巻いて服を試着しようとしたらフェイスカバーを渡されました。失礼しちゃう!ンモゥ!
全体で見ればわずかな面積ですが、中々どうして雰囲気ありますでしょ?他のコーデにも試してみたいところです。シャツにはネクタイ、それ以外にはバンダナやスカーフ、これで完璧です。
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季節問わず使える巻き物
ネクタイって真夏には流石にしないですが、バンダナやスカーフなら気軽に巻けるから良いですよね。真冬は素直にマフラーやストール巻いてくださいね。あとはポケットチーフにしてみたり、普通にハンカチにしてみたり!使い勝手はかなりいいと思います。
ネクタイも数本ありますが、バンダナも数枚欲しいなこれは…。今まで巻き物に手を出してこなかった人ほど、バンダナいいですよ!スカーフやネクタイよりもずっとハードルが低いですから。沼る可能性は高いので責任は持てませんがね!
今までバンダナ=弁当包みの認識でしたが、トラッドコーデのアクセントにここまではまるポテンシャルを持っているとは思いませんでした。やはりお洒落な人の着こなしを参考に色々試してみることの大切さを知った細道なのであった。
バンダナ一つでよくここまで書けたな…他のコーデも模索していきますので、お楽しみに!