当ブログではお父さん世代に向けてファッションにおけるミリタリーやアメトラを用いたお洒落を提案しています!オススメ記事はこちら!見て!
いきなりですが、私って天邪鬼じゃ無いですか?
だから正直、みんなが選ぶような、所謂王道アイテムってあんまり選ばないんですよね。
選んでたわ
まぁでも、お洒落は差別化であるって以前に人と被りたくないんです。典型例でいうとユニクロとか!アレ結構すれ違う度に気まずくなりますよね?あれ?私だけ?
なので、ある程度王道をオススメしてきたら、次はやっぱり人と被らないものを教えたいんです。ほら、私ってば優しいから。
ミリタリー御三家以外のススメ
てなわけで唐突に始まりました、世界の隠れた軍パンを掘り出そうの会です。これはゆっくりシリーズ化していきたい。
- アメリカ軍
- イギリス軍
- フランス軍
世間一般で脚光を浴びているミリタリーアイテムは、ほとんどこの3つのどこかに属しています。もっと言えばアメリカ軍ならm65、イギリス軍ならロイヤルネイビーカーゴ、フランス軍ならm47といった具合に看板となるアイテムは決まっており、それ以外のアイテムは「何それ」状態です。
そう、これはチャンスです
奥が深い、故に被らない
散々アホみたいに話していますが、ファッションにおけるミリタリーの最大の利点は安さです。その安さで人と被らない、知る人ぞ知るアイテムを履くことで簡単に玄人になれるんです。はぁ~たまらん。
アメカジやモードな着こなしになると途端に価格が跳ね上がりますが、ミリタリーアイテムを上手に使えば上級者の差別化が出来るってことです。数多あるミリタリーオタクによる知識を得るブログや、ジャンル問わずお洒落を目指すブログの先を行きます。
そう!ミリタリーをしっかり全身で味わいながらちゃんと万人にわかるお洒落に持って行くことを約束しようではありませんか!本記事、本シリーズはその大いなる一歩になるわけであります!
気になる第一弾は?
てなわけで記念すべき第一回目のアイテムは、「イギリス軍 ジャングルトラウザーパンツ」になります!
あ、イギリス軍のジャングルトラウザーじゃ~ん久しぶりィ!って人は恐らくイギリス人です。
まぁミリタリーにそもそも詳しい人が少ないのでこういった質問自体無意味でしょうけど、多少知っている人でもこの軍パンは知らないんじゃないかな。私は知らんかった。
概要
実はこれ、大本はアメリカ軍なんだそうです。イギリス軍とは(哲学)。
第二次世界大戦中、イギリスへの援助としてアメリカで採用されていたヘリンボーンツイル(通称HBT)を使って、イギリス軍のバトルドレストラウザー、つまり軍パンを作ったという珍しい一本です。
それって、素敵やん?
正直これ以上の説明を見つけることが出来ませんでしたが、変わった歴史をもつ一本のようです。まぁ簡単に言えばイギリス軍の軍パンの亜種ですね。色違いポケモン的な。
ディティール
前面から見ていきましょう。まずパッと見て分かる特徴が、左右非対称のポケットデザインでしょう。右足側はスラッシュポケットのすぐ横にプリーツが入った小さめのカーゴポケット、左足側はスラッシュポケットのすぐ下に大きめのカーゴポケットがそれぞれ付いています。
また、ウエストに共地のベルトが2本付いています。どことなくグルカパンツを彷彿とさせるデザインですね。ちなみにグルカパンツもイギリス軍が元ネタです。
バックルがつや消しのゴールドなのも憎いですね。また、それとは別にボタンで留まっているベルトループがあるのでベルトで締めることも出来ます。
背面はこんな感じ。フラップ付きのポケット二つのシンプルな作りです。あと、裾に紐がピロピロしてますが、これで裾を絞ることが出来ます。実際に絞ることはそうそうないと思いますが、アクセントになりますよね。
これが紹介した文言にもあったヘリンボーンツイルです。魚のニシンの骨に似ていることからついた名前ですが、これって耐久性を考えたら結果こんな風に模様になったんですって!何その奇跡。
この複雑な模様のおかげで、光の当たり方によって鈍い光沢が生まれます。のっぺりしないだけでなく、光沢のおかげでどこか上品にすら感じます。
軍パン全部に共通していますが、こうして細かくディティールを見ていると時間がどんどん過ぎていきます。いや、私が変態って事実は置いておいたとしても、です。この感覚をみんなにも味わって欲しいんです。軍パン眺めながら飲むお酒も一興ですよ。
シルエット
着用してみました。見てくださいこのきれいなシルエット!!
裾に向かってすとんと落ちるストレートシルエットなんですが、もうこれスラックスよね?あ、違いますかそうですか…。
分かりやすくシャツをインして着用していますが、2本のベルトがアクセントになっていますし、ヘリンボーンツイルのやんわりとした光沢のおかげでより上品見えします。
あ、173cm/62kgでサイズ6を着用しています。こちらは古着では無くシービーズさんオリジナルのアイテムです。復刻という言葉が似合うほど忠実な再現となっています。まぁ元ネタを知らんかったからその再現性の高さについて余り言及する資格はないんですがね、えぇ。
サイズ表記 | ウエスト | 総丈 | 股下 | ワタリ | 裾幅 |
---|---|---|---|---|---|
6(S) | 78cm | 103cm | 68cm | 33cm | 25cm |
7(M) | 82cm | 106cm | 70cm | 34cm | 25cm |
8(L) | 86cm | 109cm | 72cm | 35cm | 26cm |
9(XL) | 90cm | 112cm | 74cm | 36cm | 26cm |
サイズ表はこんな感じ。中肉中背の方やそこまで大きく履きたくない、写真のように上品に履きたい方は6を選びましょう。基本的に普段履いているボトムスのサイズよりもワンサイズ下で問題ないと思います。参考までにどぞ。
タックインせず着用するとこんな感じ。カーゴポケットが比較的上部にあるため、すとんとしたきれいなシルエットに拍車をかけています。夏は半袖のTシャツやポロシャツにと合わせて、秋冬はシャツをタックインしてジャケット羽織る着こなしもありですね。
カジュアルなスラックスのような使い方が出来るので、そこはかとなくイギリスのかっちりしたエッセンスが感じられて、とても良いです。革靴と合わせるとより伝わりますよね。
まとめ
サイズ表記 | ウエスト | 総丈 | 股下 | ワタリ | 裾幅 |
---|---|---|---|---|---|
6(S) | 78cm | 103cm | 68cm | 33cm | 25cm |
7(M) | 82cm | 106cm | 70cm | 34cm | 25cm |
8(L) | 86cm | 109cm | 72cm | 35cm | 26cm |
9(XL) | 90cm | 112cm | 74cm | 36cm | 26cm |
いかがでしたか?こうしたマイナーな軍パンは、とにかく人と被らない。あと人気に火が付いたアイテムと比べて安い!そういうアイテム探すのが楽しいんです(恍惚)。
イギリス軍のアイテムって全般的にかっこいいです。なんというか、ユーロミリタリーの中では比較的硬派なイメージ。着用するとかっちり感とお洒落が共存しているため、とても使いやすく様になりやすいです。
イギリス軍のジャングルトラウザー、知名度がない今のうちに手に入れておいて損はありません!マイナー軍パン最高!