ドム、私です。ジェットストリーム私ですよ、えぇ。
恐らく皆さんも経験あると思うんですが、暇な時間があるとついつい革靴を撫でまわしながら愛でちゃいますよね?そんな時、ふと我が相棒のパラブーツはウィリアムを見ると…
あれ?なんか色褪せてね?
あれれれ…、きちんとお手入れしているので、油分や水分は問題なく行き渡っているはずなんですが…。
良いお値段だけど、それなりの満足感ある仕上がり
なんせ、モゥブレイのクリームナチュラーレを使用しているので、栄養分は申し分なし。いやしかし、明らかに白っ茶けているというか…。
目次
スポンサーリンク
パラブーツのリスレザー、いよいよ有色クリームにて補色
箱明けた瞬間のブルームっぷりはたまげますよ
油分たっぷりのリスレザーですが、無難にナチュラルカラーのクリームしか塗っていないから、色の補色までは全然カバーできていなかったんですね。なるほどなるほど。
となると、いよいよ色のついたクリームを探さないといけないわけです。と、ここで私の中の私―アントワネットが一言。
「クリームを買うなら、いいやつ買えばいいじゃない」
いやそれただのアドバイスですやん。もちろん言われなくてもそのつもりですよ、ってんでサフィールのクレムを買おう!となったんですが、ここで1つ問題が。
スポンサーリンク
ブラウン複数色ありますやんか
高級感…ッ
そう、ダークブラウンやらマホガニーハーマイオニーやら…どれもブラウンなんだけど、微妙に違うブラウンなんです。これは実物を見て決めるしか無ぇ!が、浜松でクレムを取り扱っているお店が無ぇ!!ハンズには無かったです、トホホ。
で、仕方なくネットで「パラブーツ カフェ クレム 色」なぁんて検索するんですが、一様に定まらない。ここで私はブチ切れながら悟ります。
「ネット一発勝負のお時間です(全ギレ)」
えぇ!?大丈夫!?と思われた方、気持ちは分かります。が、私を誰だと心得ています?一度も試着しないまま、6万円ほどのローファーをネットでポチる男ですよ?えぇい、ままよ!!!!
まず目をつぶります(!?!?)。次に、商品ページをポチーします。数回試してようやくブラウン系の色をタップしました。
パ リ ジ ャ ン ブ ラ ウ ン
選ばれたのは、名前からあんまり想像つかないブラウンでした。いやマジでどんなブラウンなんよ、さっぱりイメージつかないやんけ。しかし、私はブロガーの端くれ、試さない訳にはいかんのです!
スポンサーリンク
届いた&磨いてみた
おぉ~…これが…パリジャンなブラウン。ちょっと何言ってるかわかんないです。いやでも、カフェの色に近しいと感じます。というか、何気に油性クリームは初めてなので緊張しています。
あ、因みに今まで私が使っていたモゥブレイのクリームナチュラーレ、こちらは水性です。その名の通り水分が含まれているので、伸びが良く、油分と併せて必要な水分も補給できます。油性はその逆、水分は入っていないので、伸びにくい分、高級感あるツヤを持たせることが出来ます。
さぁ、いざ磨かん!と思ったとき、「あれ?白いステッチの部分はどうすればええんや?」と疑問が。緑のタグは個人的に経年変化して欲しいのでむき出しにしますが、白ステッチはどうすれば…。ここで私の中の私―アントワネットが一言。てか出番多いな。
「白ステッチが染まるのが嫌なら、
染めなきゃいいじゃない」
でしょうね。何当たり前のことを当たり前に言ってるのよ。が、この一言に全てが詰まっていました。やるしかないんです、白ステッチを極力避けて補色したろうじゃないか!!!!イクゾー!!(カーン)
だ め だ っ た よ
ちょ、おま…ッ!不器用とは聞いていたが、まさかここまでとはッ!と思われた方、ご乱心間違えたご安心ください。わざとです。そう、白ステッチを同色化することで、ウィリアムの味、略してウィリア味(ミ)を渋く、そして深くしました。
どう?結構カフェの色味も復活したんではなくて?
スポンサーリンク
まとめ
調べると、カフェ⇒パリジャンブラウンかダークブラウン、マロン⇒コニャックを使われている方が多い模様。よし、ここからコニャックも買い足してランスも補色しながら楽しんでいこうかな。あ、今更ながらパラブーツの靴磨き、記事にしたら需要ありますかね?…ねぇな。世間には上手な人たくさんおるし。
そんなわけで、リスレザーをどうにかこうにか補色する話でした。てかクレムすごいわ。油性だとここまでギュンギュン浸透するのね。お高いだけはありますので、革靴大好きマンはぜひ。