最近の疲れ方が尋常じゃない、私です。気を失うように寝ています。
なんかさ、4月が始まって新生活~って感じじゃないですか。フレッシュ♪フレッシュ♪フレーッシュ♪じゃないですか、この後の歌詞忘れちゃいましたけど。なのに、私は早速疲れている。なんで?癒しが足りていないから?
でも実際新生活、節目の時期って疲れちゃうこと多いですよね。生活や業務内容に変化が訪れたり、新たな出会いや別れがあったり。今回は私を含む、新年度に疲れが溜まった人に向けて癒しを提供する記事となります。


いや、別に今から実家の猫の写真をひたすら乗っけても良いのですが、もう完全日記になっちゃうので差し控えません。自慢したいけどね。
じゃあどうするか?簡単です。まず革小物を持ち歩いてください。そして疲れたなと思ったとき、その革小物を思いっきり吸ってください。あなたの肺の中をタンニンでいっぱいにしてください。な?
目次
革小物を持つべき、持とう

初手キモ発言、失礼しました。別にふざけているわけじゃないんです。疲れたときほど立ち止まって色々考えるようにしているのですが、どうして私はこんなに革製品が好きなんだろうと思いました。その理由を考えている内に、「っぱみんな革小物は持つべきだわ!ッシャァ!!!」となって今に至ります。
別に私が革靴に狂っているから小物も革にしようと狂い始めたわけではないのです。いやもしかしたら狂っている可能性もありますが。革小物を持つことによる優位性、これに気付いたからなんですね。ちぃと今から話すから、最後まで聞いていってください。
革の香りは癒しを与えてくれる

このハンズ×コロンブスのデリクリ、超いい匂いなんで
レザーノートって言葉ご存じですか?革製品みたいなスモーキーで重厚な香りのことを指すらしいですが、香水の香りを表す際の用語なんですね。つまり革の匂いってのは、良い香りだということ、スミカユーティライネンです。
正直、革好きからすれば革=いい匂いで一生クンカクンカしたって飽きないよスゥゥゥゥゥゥゥゥなんてことは分かり切っていたのですが、最近強く実感した出来事がありました。東京旅行でヘルツさんにお邪魔した時です。入り口をくぐった瞬間に「革です!」という強烈な香りが。

イキかけた昇天したよね、軽く
もうあの空間にいたらずっと落ち着いた口調で、葉巻なんか吸いながらブランデーを燻らせたくなりましたわ。大塚明夫さんに私の声をアフレコしてもらってさ、目にペットボトルのキャップハメてさ。バトーじゃねぇかってツッコまれたいよね。
マジで何言ってるの?

それからというものの、家に帰ってようやく一息つける~ってなったらまず買ったレザーのポーチを吸うようにしています。大丈夫です、頭は元からおかしいです。でも本当に良い匂いなんだって!すっごい落ち着くんだってばさ!タバコ吸うよりもずっと健全で(傍から見れば不健全ですけど)、ずっと落ち着けます。
もう!写真から香りが出ればいいのに!AR?VR?の技術で何とかしてよ!
かっこいい

逆に聞きたいんだけどさ、革小物がかっこいいと思わないのってもはや逆張りですよね?素直になれって、才能あるよ。

我が家の革小物を集めてみました。名刺入れはタケオキクチのラムレザーのもの…かれこれ9年使っています。えげつない輝きしていますでしょ?これ、特に何もケアしていません。雨の中普通に濡れた手で触りましたし、爪が伸びていてひっかいてしまったことも数多くあります。

だのに見てください。このモチモチ感とツヤツヤ感!これをかっこいいと言わずして何と呼びますか!アァ!?革小物が渋くてジジ臭いと思うあなたは、間違いなくイメージがバイカーの茶芯ゴリゴリライダースやブーツを頭の中で想起している。あそこまでハードな使い方しない限り、革のエイジングはツヤを増していくだけ、かっこよくなるだけなんですよ。

まぁそれは革靴を見ていれば分かりますよね。革靴の場合はきちんとしたケアが必要ですけれども。香りで癒され見て癒され…猫か?革小物は猫だったんか?じゃあ吸いたくなる気持ちも頷けますわな。

ずっと一緒

そんなメンヘラ彼女みたいなこと言うもんじゃないと分かってはいるのですが、もはやこの表現意外に的確なものが見つかりません。そう、ずっと一緒なのですよ。山下達郎も歌っているでしょう?静寂の中であなたの声を聞かせて?


上記のクンカクンカやお触りをひたすら続けることで、革小物側に手の油分が馴染んでいきます。それをずっとずっと繰り返していくことで、自然と革が良い状態を保つための栄養が補給されていきます。つまり革靴と違いメンテなんぞせんでいいのです。触り続けて、使い続けていれば何も問題ありません。


革以外のパーツ(ジッパーやボタンなど)から劣化して使えなくなる可能性はありますが、革小物のメーカーは基本その点も手を抜かずに作ってくれているので大丈夫です。ヘルツさんなんかは修理も受け付けてくれますからね。それこそ一生物ですわ。
そもそもバッグなど多くのパーツが使われているものではなく、お財布やポーチは使っている部品がとても少ないです。損耗する頻度もそこまでの速さではないことを考えると、実質一生物と言っていいのではないでしょうか。いいよ、どうせ大きいものだとしても修理して使えばいいのだから。な?
レザーノートに思いを馳せて
今クンカクンカしながら書いています。ヘルツの革、めっちゃええ香りするんですよ。使っている薬剤の香りだなんて言われていますが、これもう立派な革の匂いだろ。革の匂いと言って差し支えないって。もう私認定。
そんな素敵な香りを放ってくれて、使えば使うほど自分色に変化してくれる一生の相棒…な?欲しくなったろ?浅草に行けぇ!!というか東京に行け。革の産地だと実はあんまり買えなかったりします。やっぱ東京は最高です。
新生活で財布や名刺入れを新調する皆さん、ぜひ革製のものを選んでみてください。そして疲れたなと感じた時は、思いっきり吸ってください。変な目で見られる代わりに、明日への活力を得られますからね。なんか変な成分が入っているわけではありません。いずれその香りがないとやってらいれなくなるだけです。
もちろんレザーのバッグとかライダースジャケットとか、そういうのを買うのも大正解ですが、高いのよね。まずは小物から、革に触れてみてください。その後に革靴なり好きな革製品沼にダイブするんだ!