オンドゥルラギッタンディスカー!ウェイ!ワタシデス!
さて、初めに言いますが20代でアガリのアイテムを手にしてはいけない(戒め)。悟ってしまうから…。もちろんお手入れのワクワクや、履きこなす楽しみがあるのでテンションは常日頃から上がること請け合いです。しかし、そうしたアガリのアイテムは、30~40代にこそおススメしたいのです。
旦那さん、パパさん…いつも汗水流して仕事に育児に奥さんのご機嫌取りに、と様々なタスクに疲弊していることでしょう。本当にお疲れ様です!日中頑張って、へとへとになってソファに倒れ込む姿は、まさに陸に漂着したセイウチ歴戦の勇者のようです。
そんな夜、束の間の休息時に、必要なものは何だと思いますか?スマホ?ブルーライトは睡眠の妨げになりますよ。お酒?ふむ、緊張した体をリラックスさせてくれる存在ですね。しかし、それだけだとどこか味気ない。つまみ?それも捨てがたいですが、所詮有限です。食べきったらおしまいです。
もうわかりましたね?あなたの心に潤いをもたらし、しかも無くなることなくずっとあなたのそばにいてくれるもの…そう、テンアゲアイテム(クソダサ)です。
目次
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テンアゲアイテム、足りてますか?
他にもっといい言葉なかったのか、そう聞かれたら返す言葉もないんですが!しかし、歳を重ねて乾ききった心に、潤いと刺激を与えてくれるアイテムは、絶対にあるべきであると私は考えています。家族のためにお金を使いたい気持ちは分かりますが、お小遣いくらい自分のために使いましょうよ!
で、せっかく買うなら安いものを沢山ではなく、こだわりあるアイテムを買った方が満足度はずっとずっと高いです。具体例でお見せするから、参考にしながらそのままポチって?
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オックスフォードシャツ
上質さが明らかに違います
今の時期だと暑いので秋冬春に向けた準備になってしまいますが、シャツほど簡単にコーデの格を上げてくれるアイテムは無いですよ。で、オックスフォード生地のものに限定した理由は簡単で、お手入れ不要で長い期間着用できるほど丈夫だからです。
実はこっちも欲しいのだった
ブロード素材のような薄くて上品なシャツも素敵ですが、如何せんアイロンがけは面倒くさい。だったら、洗いざらしで着ても様になるオックスフォード生地のほうが、楽だし粗野でかっこいいというわけです。



やはり白は持っておいて損なしですね。ユニクロでも良いですが、もう少し仕立てが良くそれでいてコスパの高いファクトリーブランド、マニュアルアルファベットをオススメします。
ちょい緩で着るならワンサイズ下げても良いですね(173cm/63kgでサイズ2)
カジュアルなサイジングのバルジングフィットと、細身なサイジングのスータブルフィットがあるので注意してください。バルジングフィットの方が断然着やすいので。


ナイジェルケーボンのシャツはもっと耐久性に優れていますが、手を出すのに勇気がいる価格です。お小遣いに余裕がある方は、こちらもどうぞ。
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デニムパンツ
日本人ほど無類のデニム好き人種はいないでしょうな。ご多分に漏れず、きっと素敵なデニムパンツを所有されているかもしれません。せっかくなら、もう酒が飲めるレベルのこだわりデニムを手に入れてみませんか?
サイズ感が絶妙なのよねぇ
オアスロウ、このブログでもちょくちょく登場する素敵デニムブランドです。ビンテージデニムの糸を分解して再現を試みるほどの変態ブランドなので、そのクオリティには舌を巻きます。
しかも、ビンテージに対する敬意が感じられ、オアスロウのブランドを前面に押し出さない謙虚さが感じられるのもグッとくるポイントです。
ちょい太ストレート、最高に欲しいなぁ
デニムにいくらまで出せるかは、お財布事情によると思いますが、このクオリティに対して2万円半ばという価格は、やっぱりお買い得だと言わざるを得ません。私自身、違う型を買おうか迷ってしまうくらいにはハマっているブランドです。
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軍パン
もうね、メンズが履けるボトムスの中で最も機能的で、最もディティールにこだわりが感じられるのは軍パンしかないと私は考えています。だって、生半可なディティールでは、戦場を生き残れませんからね。究極の機能性を追求した結果、魅力あふれるボトムスになったわけですね。
値上がりが止まらない…
もう当ブログではお馴染みのナイジェルケーボンのアーミーカーゴパンツ、これホントに一回騙されたと思って履いてみてください!何この情報量って驚くと思います。そして履いていくうちにアタリが出て、ヤレてきて、でも全然壊れる気配が無くて…と履くたびに唸らせてくれる一本です。
家族ウケはあまりよくないかもしれませんが、先に紹介したシャツと合わせて革靴を履けば、すっかりあなたは2ndのモデルになります。また、ディティールが多いとずっと眺めていられますからね。つまみいらずでお酒が進みます(そうは言っても胃に負担がかからないようにナッツとかは食べてね!)。
コーデへの合わせやすさは別として、ディティールてんこ盛りだけどちゃんと意味がある、という軍パンをぜひ手にしてみてください。ユーロミリタリーならコーデに落とし込みやすいですしね。
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3万円を超える革靴




はい、こちらはもう説明不要ですね。あ、必要ですかそうですか。育てるアイテムの代表格、革靴です。自分で磨いた靴を目の前にして、お酒が飲めない人なんているんですか?そこに価格は関係ありませんが、やはり3万円を超えてくると明らかに革の光り方が違います。
このコスパは他じゃ味わえませんね
まずハロゲイト、こちらは3万円代半ばながら革質やつくりの良さがずば抜けています。履き心地や歩き心地が同価格帯の中で頭一つ抜けているので、初めての革靴にピッタリです。革靴=痛くて歩きづらいという概念をいとも簡単にぶち壊してくれる一足です。
この価格帯で買える本格革靴の中では最も遊び心溢れてる
次にパラブーツ、こちらはリスレザーと呼ばれるオイルドレザーで出来た靴です。普通のオイルドレザーとは比較にならないほどよく光り、それでいて雨に強いという万能な一足になっています。ディティールの無骨さと相まって、こちらも見てて飽きないんだなぁこれが。
こんな感じで、靴の成長を感じながら飲むお酒は最高です。変態と家族に罵られても、気にする必要はありません。いやもしかしたら気にしないと、取り返し付かないことになるかもしれないけれども…。
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まとめ



最後の靴のところでショセの革靴が出てこない理由は、まだまだ育てるに至っていないからです。まずはお手入れのやり方を確立させないと、お披露目することが出来ませんからね。てかこの記事はお披露目するための記事じゃないから(冷静)。
そんなわけで、お父さん世代の心を潤す素敵アイテムたちをご紹介してきましたが、何か琴線に触れるものはありましたか?もしあったなら、買った方が良いです。心のセーフティネットは、絶対に持っておかないといけないと思います。いつ心が折れちゃうか分からないですからね。
私の場合、服をただ着るものとして捉えるのではなく、物としてみても素敵だなぁと思えるかどうかで選んでいます。この選び方は一歩間違えると、「もの単体ではかっこいいけど、着てみるとしっくりこない」という箪笥の肥やしまっしぐらなアイテム選びをしてしまう可能性もあります。
それを避ける選び方なんかは以前記事にしているので、ぜひ参考にしてください。てなわけで、レッツ散財!!