今年って梅雨短くね?私です。
ここからどんどん暑くなりますねぇ!夏本番、ここからが長いんですよ…というわけで買いました。
アウター(迫真)
えぇ、今年の秋冬新作です。買ってもしばらく着れない、これは服ガチ勢からすれば当たり前なんで(王者の風格)。まだ暑いよって時期から、ガッツリヘビーアウターなどが出始めます。恐ろしい世界ですよね。先を行き過ぎている。
まぁそれは良いとして、今回私が購入したアウター…それは、ついつい語りたくなるエピソードのある一着です。かの世界的に有名な建築家の一言によって作られたジャケットです。
名をフォレスティエール、幻のこのアウターを私の大好きなあのブランドが作ってくれたのです。
そりゃ買うわなぁ(恍惚)。
目次
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フォレスティエールってどんなの?
↑この連載めっちゃすこ
はい、こちらです。出自的には、ハンティングジャケットをモディファイドして作られたアウターのようです。フランスのアルニスというブランドが作った、ブランドの顔的存在です。エルメスと肩を並べる程実力のあるブランドだったそう。
ディティールはすごくシンプル、左右と胸の計3つのパッチポケットがあるのみです。首元がシャツ襟でなく、ハリントンジャケットのようなドッグイヤータイプです。アームホールは太め、前ぶりもなくシャツのような着心地です。
因みに、このアイテムは古着市場でも全っ然見かけません。完全に幻です。大変流通量が少なく、仮に売っているとしてもべらぼうに高いでしょうな。少なくとも私も実物を見たことないなぁ…そんなに難しい形でもないように見えるのに、すごい人気なんです。
なんでこれがそんな人気なのかって?それは、この一着が作られた背景にあります。フランスを代表する建築家のル・コルビジェがアルニスに仕立てさせたことがつとに有名です。黒板に字を書く際に邪魔にならないように、とアームホールを太くさせたんですって。テーラリングが優れていたアルニスにカバーオール的なアウターを仕立てさせるってのが、またニクいですなぁ。
あとは裏地ですかね。ものっそい派手な裏地だったそうで、それもある種このアウターのアイコン的ディティールなんですね。他にもエルボーパッチや襟など、細かく見ると結構特徴的なジャケットなんです。
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復刻してくれたのはあのブランド
はい、ワーカーズです。舘野さァん!!!!!いつもいい仕事してる(恍惚)。当ブログではもはや知らない人はいないんじゃないかってくらい私がゴリ推ししているブランドさんです。シャツやデニム、紺ブレに続いてフォレスティエールが仲間入りしました。もっと言えば半袖シャツとハンディングベストも。
実際に実物の詳細を見ていきましょうかね。まずは先述したアームホール、程よくゆったりですなぁ。
以前フレンチ系の着こなしの際にお話した抜け感、このアイテムからもバッチリ感じられますね。ジャケットのデザインが完成し尽くされていると同時に、ワーカーズ側でしっかりモディファイした結果ですね。
特徴的な裏地もバッチリ再現されており、派手過ぎないけどアイコニックな裏地がついています。てかネームタグが遠目から見ると本家なんよ。かっちょええなぁ…。エルボーパッチはありませんが、その方がスッキリ見えるので個人的にはこっちの方が好みです。
いやぁ、もう毎度毎度好みのアイテムを出してくれるから困るわぁ~9月も買うからなぁ(白目)。
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コーデ
さぁ、もうつべこべ言わずに…え?この時期にコーデ例を見せられても?でも買うなら今なんだよ!?古着で買っても10万円を平気で超えるアイテムが、着やすくモディファイされて4万円アンダーなんだよ!?
買いなさいよ!!!(無茶苦茶)
で、所謂カバーオールに似た形状なので、これといって何も考えずに着ていいと思います。何より襟の形が独特なので、中に着るインナーの計上を選ばないのです。これは秋冬のカタログにも書かれている通りだと私も思います。
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カットソーと
例えば中にTシャツを着て、ボトムスも同じくワーカーズのデニムで合わせると…まぁ間違いはないな。この力の抜け具合、これこそがフレンチ系の力。力こそパワー。カジュアルなアウターなのに、サイズ感や素材感のおかげでほんのり上品でっしゃろ?
バスクシャツなんか合わせてあげるとまぁ~おフランスです。白地にブラウンボーダーのバスクシャツとか入れてあげたら、一層柔らかい雰囲気が出ることと思います。同じくフランスの代表的軍パンと革靴を合わせて完全無欠のフレンチコーデの感性です。勝ったな(ドヤ)。
襟元が立体的なだけあって、丸首のアイテムを合わせても首元が寂しくないのがとっても嬉しいですね。人によってはアイロンでプレスして開襟にする人もいるようですが、個人的にはそのままの方が、味があって良いと思います。まぁ好みの問題ですがね。
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シャツと
シャツも安定していますね。チェックシャツと合わせても子供っぽくならない、最高、好き(はぁと)。ネクタイを締めても良いですが、スカーフとかの方がよりおフランスな雰囲気になりますね。先日セカストにて格安で購入したブラックフリースの謎柄シャツ、柔和な雰囲気に拍車掛けていますね。
あとは一緒に買った(後日紹介しますね)ハンティングベストを中に仕込むと…少し男らしさが加わってよきよきのよきです。身幅にもゆとりがあるので、中にこうしたベストを仕込んだり中肉のセーターを着たり、といったことも可能です。シャツは同じくワーカーズのモディファイドBDシャツ、サイズ感が私にドンピシャなんですよねぇ。
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セーターと
暑い(白目)。真夏にエアコンの下で着るニット程意味わからんものないからね。まぁそれは良いとして、同じくワーカーズの…ワーカーズブログやん!えぇと、ミリタリーモチーフのセーターを中に着ています。中々に厚手なのですが、このジャケットだとすんなり着用が出来ます。身幅やアームホールにゆとりがあるおかげですね。
ちょっと暑いのでこのコーデだけで勘弁していただきたいですが、とりあえず厚手だろうと薄手だろうと関係なく合わせられるジャケットって、何気にすごいですね。あと写真撮ってて思いましたけど、一番上のボタンは止めない方がずっとお洒落です。
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まとめ
フレンチカジュアルなコーデがしたいなら、こうした品のある脱力ジャケットは持って然るべきです。特に細畝のコーデュロイのアウターは、まぁ~よく使う!秋冬っぽさが簡単に出せますからね!私はダークブラウンにしましたが、黒もオススメだなぁ…。
シャツ襟じゃないアウターは、みんな案外持っていないので簡単に差別化が出来ます。かといって、ハリントンジャケットのようなショート丈のブルゾンと違い、カジュアルになり過ぎないので使いやすいのも良い点だと思います。さすがフォレスティエール。
ありそうでないこのジャケット、復刻しているブランドは案外少ないです。そんな中で、ワーカーズさんは定番品に近い形でここ数シーズンは展開してくれています。来シーズンやるのかは分かりませんが、私としてはかなりオススメしたい1着です。
基本デザインはオリジナルに忠実、裏地などは快適かつ遊び心を加えて作られて4万円アンダーなのって、冷静に考えてすごいことなんですよね。差別化したい人ほど、このブランドのこだわりやオリジナルに対する愛を感じられると私は思います。
てなわけで、フレンチ感じる柔らかい雰囲気の小洒落たジャケット、フォレスティエールの紹介でした!みんな!買おう!!