服が好きなおじさん達に聞きたいのですが、出来ることなら価格ではなくこだわりやクオリティで物を選びたいですか?あぁん結構、聞かなくても分かります。何で聞いたんよ。
そんな悩めるわがままおじさん達を助けてくれるキーワードとして、「ファクトリーブランド」があります。何それ?ってなったおじさん達は是非呼んで欲しい。後悔させない可能性がある。絶対とは言わない(謙虚の塊)。
当ブログではおじさんやお父さん世代を中心に、ミリタリーやアメトラファッションに関する情報をお届けしています。興味持たれましたら、他の記事も是非読んでみてね。こういう前振り今まで書いてなかったから、今更書いてみました。
目次
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ファクトリーブランドはコスパ最強おじさん歓喜なのだった(語彙力)
そもそもファクトリーブランドってなんぞや?と思われるかも知れません。明確な定義があるのかはわかりませんが、「シャツやスウェットなど特定のアイテムを製造から販売まで一貫して行っているブランド」です。
通常、ブランドとアイテム製造を担っている工場は別です。ユニクロなど良い例ですが、ユニクロではシャツや靴下、下着まで幅広いアイテムを展開しています。それらを全て一貫して作ることを考えると、恐ろしい手間と労力が必要になります。
そこで、それぞれの専門の工場に外注し、出来上がった製品をブランドの名を冠して売る…これが通常のブランドの流れです。ブランド=製造元ではないわけですね。
逆に、自社で商品を企画、製造、販売をまかなってしまうのがファクトリー(工場)ブランドです。工場直売を想像してください。卸したりする手間や外注による人件費がかからないため、価格が安くクオリティが高いです。
つまり、作るアイテムやジャンルを特化してその分無駄を削減してコスパを高めた最高なブランド、それがファクトリーブランドです。最高か?
ほら、年齢を重ねてくるとファストファッションを毛嫌いしたくなるじゃないですか?(ど偏見)
出来ることなら価値のある物を身につけたい一方、愛する家族が最優先なので中々そうしたアイテムに手が出せない…そんな涙目おじさんにぴったりなブランドです。では、次は具体的にブランドを紹介していきましょう。
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①シャツ:Manual Alphabet
国産のシャツに特化したファクトリーブランドです。シャツはもちろん、コートやボトムスなど比較的幅広いアイテムを展開しているブランドです。元々シャツ製造のOEMを請け負っていた実力があるため、縫製のクオリティがとても高いのが特徴です。
価格はシャツであれば1万2,000~1万6,000円ほどで購入できます。スーピマコットンなど上質な素材とシャツの美しさを際立たせるきれいな縫製を1万円台で楽しめるのは、自社で一貫して製造しているからこそですね。
一般的にセレクトショップなどでシャツを買おうと思うと、2万円は覚悟しないといけないかと思います。シャツって年中使えるし、何着持ってても良いアイテムだからこそこだわりたい!でも高い…ってなっている画面の前のおじさん、そうあなたです。
まずはオンラインストア、覗いてみて?(慈愛に満ちた眼差し)
オススメはブランドの定番、スーピマコットンを使用したオックスフォードシャツです。サイジングはジャスト過ぎず大き過ぎずなほどよいシルエットです。ユニクロで良いじゃんってくらいスタンダードなアイテムだからこそ、上質なアイテムがワードローブにあるとテンション上がるんです。
よく当ブログの画像で見られるこのシャツも超長綿を使ったオックスフォードシャツですが…2万円超えます。もちろんこだわりやブランドによる付加価値があるので一概には言えませんが、シャツというシンプルなアイテムだからこそ、こだわりが見えやすいです。
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②カットソー、スウェット:Jackman
こちらは福井県のファクトリーブランドです。元々は野球のストッキングを製造していた工場でしたが、その技術を活かしてカットソーやスウェット、それらの生地を使ったボトムスなど展開しています。
個人的オススメですが、ここのワッフルTシャツが最高なんですよ!ややハイネックなデザインで、かなり肉厚なワッフル素材で出来ています。カラーバリエーションも豊富なので、男女関係なく着用が出来ます。安心の日本製、16,000円で購入できることを考えると、かなりコスパ高いんじゃ無いかなぁ。
一点注意すべきは、サイズ感です。かなりジャストな作りになっています。着用しているサイズはXXLですが、体感Lサイズくらいです。ゆったり着用したい場合は1,2上げて購入することを推奨します。
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メリット
単純です。
あまりにも高すぎるコストパフォーマンス
これ。元々ファクトリー、工場として生産していた背景を存分に活かした物作りが可能なので、推しアイテムに対する注力が一般的なブランドと桁違いです。
例えるなら、クロワッサン専門店のクロワッサンみたいな感じです。いや絶対美味いやんって字面で分かりますでしょ?
- シャツ工場初のシャツブランド
- スポーツウェア工場初のカットソーブランド
いや絶対クオリティ高いやんって話ですよ
更に工場として生産していたため、数の暴力により価格を抑えることが出来ます。徹底した体制のもとで上質なアイテムを安く提供する…買わない理由ありますかいいえありません。
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まとめ
大前提に、普通のブランドの物作りを否定しているわけではありません。色んなカテゴリのアイテムを作ることによるメリットは当然あります。どっちが優れているとかそういう優劣の問題では無く、立ち位置の話です。
ただ、歴史的裏打ちがあってコスパの高いアイテムを手にしたい方からすれば、ファクトリーブランドは知っておいて損が無いことは確かです。
そうしたブランドの唯一の弱点は取り扱っているお店が少ない点です。一度ネットで取り扱いの店舗を調べてみて、是非実物を見て欲しいです。