ソイヤッ!私です。
こうしてブログを書いていると、やっぱりどうしてもネタが切れかけてきます。そんな時に、私はお出かけした際の風景を思い出すようにしています。そうした町の喧騒の中に、記事になるヒントは隠れているのです。
私が住んでいる浜松、街の中は地方都市なりには栄えていて、街中では多くの人を目にします。なんだろう、私が行く場所が悪いのか、おっさんしかいないんですよね。というか目に入ってくるというか…そして総じておっさんおっさんしているんです。
何でだろう?おっさんがよく目に入ってきて、彼らは総じておっさんらしく感じてしまう…。疲れ果て、くたびれて、だけど彼らなりに考えて、結果おっさんになっているというか。この現象はなんでしょうか?
その原因を探れば、もしかしたら我々はおっさんとは思われなくなり、
最終的におっさんはこの世から
消えてなくなるのでは
ないでしょうか?
…世界の真実に踏み入ってしまった気がします。震えが止まりません。しかし気付いたからには、それを一人でも多くの人に届けるのが、我々ブロガーの使命です。
目次
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おっさんとは~おっさんをおっさんたらしめる要因と、その対策~
秋冬には主戦力になるボトムスです
さて、そうと決まれば、早速作業に取り掛かりましょう。まず、皆さんの身近なおっさんを思い浮かべてみてください。思い浮かべましたね?その人のコーデの特徴を考えましょう。
その特徴を洗い出せば、おっさんの概念、おっさんのイデアがここに誕生するわけです。そして、そのイデアとは違う格好をすれば、皆さんは世間からおっさんと呼ばれる可能性が著しく下がるというわけですね。
なんて画期的なのでしょうか。褒めたたえられてもバチは当たらないと思います。
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中学生みたい
まずはこちら、主に真夏によく見られるおっさんですね。おっさんになると、暑さには耐えられなくなります。すると、涼しさに特化させた格好をし始めます。
短パンや中途半端な丈のボトムスを履き、よく分からないプリントやロゴの入った半袖Tシャツを着用、足元はサンダル、のような感じでしょうか。
もはや夏休みの中学生か?と見間違えるほどのガキコーデっぷりに、人々は「あぁ、この季節がやってきたなぁ」としみじみ感じるわけです。極端に着用する年齢とコーデに差があり過ぎると、かえって自身の老いを助長させることに繋がるためであると考えられます。
総じてお洒落に疎いか、かつての少年時代のお洒落をそのまま現代に持ってきた人が多いです。時をかけるおっさんです。
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全身アースカラー
はい、まさにこの画像のような感じ。お地味な色味のトップスとボトムス、やれたスニーカーを履くその姿は、さながら勘違い老兵です。おじいちゃ~ん、戦いはもう終わったでしょ~?
これに至っては、どういう思考回路なのか不明です。年相応の色遣いにしよう、という気付きまでは理解が出来ますが、どうして全身を固めようと思ったのでしょうか?右に倣えの精神が、ボトムスの色も上に倣えで同じ色味になってしまったのでしょうか?
恐らく統一感が不可欠である、という認識を全身タイツ張りに似た色味で構成すれば良い、と変換した結果なのでしょう。全身をワントーンで揃えたその姿は、家族と過ごす日常という名の戦場で身を潜め、自身を守るためのカモフラージュなのです。
悲しいかな、結果的に気配は消すことが出来ても、そこに”おじさんがいる”という残念な気配までは隠すことが出来ていません。忍びねぇのです。
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ちょけた色落ちのデニム履いてる
夏らしい、爽やかさを感じる色味の色落ちデニムですが、何も考えずそれを履くご老体のなんと多いことか!これと言ってコーデのテーマ性が無いのなら、素直にワンウォッシュの濃紺デニムを履けばいいのに。
この色味嫌いな人いるん??
色落ちしたデニムは、コーデそのものにかなり気をつけなくてはいけないことを、皆さん着用してすぐに気づくはずです。スーパースターみたいになってしまう、そこに本来であれば気付けるはずなんです。にもかかわらず、なぜ彼らおじさんは履いてしまうのでしょうか。
これはあくまでも憶測でしかありませんが、おっさんはちょけ落ちデニムを履くことで、自身がなりたかったスーパースターに、疑似的になろうとしていたのかもしれません。そう考えた途端に、おっさんがひどく不憫な存在に思えてくるでしょう?
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対策:ボトムス
ここまで淡々と事実を述べてきましたが、いかがですか?当てはまった人も大丈夫、傾向と対策はセットです。裏を返せば、上記の条件を避けさえすれば、おっさん認定は回避できるということです。
上記の条件を総合すると、「カジュアル過ぎる」か「地味すぎる」のどちらかに傾倒すると、年齢も相まって「おっさん」として表舞台に認識されることに繋がるようです。そこで今の時期は爽やかさを感じる一方で、カジュアルになり過ぎない濃紺のデニムを選ぶようにしましょう。
欲しいデニムが多すぎるッ!
軍パンとか難しいパンツは履かなくて結構、何なら捨ててしまいましょう。あと、くたびれたスラックスを私服で履くのもダメです。ゴルフの途中で抜け出してきたのかな?と思えるような恰好の人、ちらほら見かけますからね。
大人っぽさという意味では、デニムもやや劣ります。が、私服として着用していても違和感が無い上に、濃紺のものを選んであげれば落ち着いたコーデを作りやすいというわけですね。スラックスブームもかなり下火なので、無思考でスラックスを選ぶことは、実はトレンドガン無視おっさんを誕生させることに繋がります。
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対策:トップス
トップスに関して、おっさんはなぜか「襟さえついてりゃなんだってええやろ」という選定基準を大事に抱えています。終始オフライン状態なのでしょうか。もしくは年中機内モードなのでしょうか。襟付きのもの以外着ないモードってかやかましいわ。
真夏に長袖は暑すぎる、それは間違いありません。当然半袖を着ることになります。が、上記の基準をそこに当てはめるのは大変危険なわけですね。
再三お伝えしている通り、「半袖×襟=ハードモード」という図式が完成します。+の数字に-の数字をかけたら大きなマイナスになるように、ドレスなディティールをカジュアルなアイテムに落とし込むと、おっそろしくカジュアルなアイテムになってしまう恐れが高いわけです。
半袖のシャツを着用する姿は、冴えないおっさんサラリーマン、半袖のポロシャツを着用する姿は、まごうことなきゴルファーです。何も考えず襟付きのモノを着用していればいいのであれば、この世から冴えないおっさんなんて生まれなくて済みます。
これホント良いのよ
まとめると、襟に対する異様な信仰は捨て、無難な無地のTシャツを着ましょう。デザイン性のあるものは、お洒落が好きになるまでは避けておく他ないでしょう。
まとめ
救うメソッド自体は簡単なのですが、そもそもおっさんはお洒落をしようとしないため、救うことはかなり困難を極めると言えそうです。周囲の方やご家族が救ってあげるのが、最も確実なのかもしれませんね。恐らく真なるおっさんは、こんなブログ記事見ませんからね。
夏という過酷な時期ほど、おっさんらしさが露わになります。おっさんと軽蔑される存在を消すことが我々ファッションブロガーの目的とお伝えしましたが…この夏が勝負となりそうです。