ども、私です。結婚をしてから、めっきりお酒を飲む量が減りました。今まではほぼ毎日、グラス一杯のお湯割りを飲んでいましたが、最近は週末に嗜む程度です。飲む頻度が減る分、飲んでいるときは有意義にしたい…皆さんもそう思うでしょ?
で、お酒に欠かせないのがつまみです。因みに私は異端児らしく、米と一緒にお酒が飲めるし、しょっぱい味が付いているおかずであれば、何でもつまみに出来てしまう人です。でね?世の中にも猛者はいて「○○見ながらご飯3杯は食べられるわ~」という方、Twitterなどで時々見かけますよね?
私もお酒に関しては弱くないので、猛者に肉薄することも可能なはずなんです。そこで、「軍パン見ながらお酒は飲めるのか」を検証していきます。
目次
服を肴に酒を飲む「肴服飲酒」
はい、ネタだと思ったでしょ?ガチです。今回用意したのはberjackのM47です。フレンチメイドの軍パン、ミリタリー界の中でもオシャレ着として特に人気な一本、こちらを肴にしたいと思います。
ジリジリ値上がりしてますなぁ…
今回いただく酒はイモ焼酎のさつま白波、イモ焼酎の中でも安定した価格とイモ臭さのお酒です。一升瓶で2千円を切る価格なのもグッド。紙パックver.もあるので、ごみ処理も楽です。お湯と1:1でお湯割りにしていただきます。
呑み比べセットってついつい買っちゃうんだから
お酒の紹介の方が饒舌じゃないかって?まぁそんなときもありますからね。気にしたら負けです。
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宴開幕
いただきます。まずは肴に目もくれずゴクリ。うーん、イモ焼酎独特の香りが、お湯割りにしたことで倍増されて鼻腔を抜けていきます。決して上品な香りではないですが、飲みやすく(※個人の感想です)、イモ焼酎らしさもきちんと感じられます。
おっと、肴を置いてきぼりにしてしまっていましたね。まずこのM47、後期型です。生地だけで言えば前期型なんですが、シルエットの太さやポケットのロックステッチ仕様などから推測できます。因みに、ヘリンボーン生地が後期、ツイル生地が前期型の特徴です。
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M47のすごいとこ
さて、このパンツが他の軍パンと一線を画しているポイントは、何と言っても履きやすさに特化していることが挙げられます。まずシルエット、緩やかにテーパードしていることが分かります。
この緩やかながらも裾に向けて細くなっていることで、シルエットがもっさりすることなく収まります。てかお湯割りうまいな。
また、色味も特徴的です。とても深いオリーブカラーなのが分かりますね。アメリカ軍のM65などと比べると、アーミーグリーンみたいなこれぞ!感がありません。ダークトーンで大人っぽさすら感じられます。
因みに、イモ焼酎のビンに書かれているこのマーク、鹿児島で作られた証なんだそうです。皆さんご存じの霧島シリーズには、このマークが無いので見慣れていないかもしれませんね。私は赤霧島が好きです。炭酸で割るなら茜霧島も好きです。
コスパ高いからちょくちょくお世話になります
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個人的に「そうか?」と思う点
M47の特徴の1つに、裾についているアジャスターがあります。これがあるからM47は良いんだよ~という意見も、比較的多く目にします。が、正直そんなに重要ではないと思います。ついていたら嬉しい、程度かなと。
私の場合、ロールアップするので見えないということもありますし、軍パンはロールアップして履いた方がよりスッキリ見えるからです。ジャスト丈で履くことが無いというか。
あと、フラップポケットの下にもう一つフラップがあって、ボタンで留めているディティール。これも正直、飾りであって機能的ではないよな、と思ってしまいます。そういうところがこのアイテムの可愛い点であることは、否定のしようがないのですが。
あ、すみません、2杯目もお湯割りでいただきますね。アツアツのお湯よりも、温めのお湯の方が、香りが際立ちますね。
サイズ感について
私は22サイズを履いています。173cm/62kgでウエスト丈感共にちょうどいい感じ。この独特なサイズ表記も面白いですよね。十の位がレングス、一の位がウエストを表しています。インチの方が数倍分かりやすいのに、フランス人は何かそういう細かな差に美学を感じるのかもしれませんね。
日本人には12や22がちょうどいいと思いますが、古着で探そうと思うと、とんでもない価格になってしまいます。今やリプロダクトされたものでも、高クオリティのものがたくさんあるので、古着にこだわる必要は無いかも知れませんね。
前期後期どっちもカバーしてるのは強すぎる
例えば、WAIPERさんでは徹底して実物を研究したうえで、リプロされたアイテムがあります。安くたって、こだわりが詰まっている点では、芋焼酎と変わりありませんよね。
まとめ
記事内で撮影した軍パンはこちら
このブログではおびただしい量の撮影写真が出てきますが、ほとんど履いているのはこのM47です。しかしこれに限らず、軍パンは価格とクオリティが良い意味で比例しません。
良いなぁ~とフィーリングで感じたものをポチっても、案外外れないのが軍パンの良いところです。ジャケ買いみたいな買い方やマイナー国で探すのも良いですね。この買い方や調べ方が、あまりにも芋焼酎買うときと似てたので、この不思議な企画を思いつきました。
次回があるか分かりませんが、呑みながら打った文章を直すのが地味に大変だったので、次回は飲み過ぎないペースでやってみます。お付き合いいただいてありがとうございました。
では次回がありましたら。ご馳走様でした。