とかいうシンプルなタイトルの時は大抵くそまじめでおもんない記事になることでしょう、どうも私です。
この記事でも書いたとおり、どうやらナイジェルケーボンという単語を検索して見に来てくださる方が多いです。であるならば、その需要に応えてあげるが世の情け(使命感)。
そこで今回は、ナイジェルケーボンで定番的に扱っているアイテムを3つご紹介します。恐らくナイジェルケーボンのカーゴパンツをお目当てにこのブログに来られる方も多いと思いますが、当たり前ですがカーゴパンツ以外にも名作はあるのです。まぁカーゴパンツも好きなんですがね(恍惚)。
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目次
今から使える!いつでも買える!ナイジェルケーボンの定番アイテム3選
基本的に、デザイナーズブランドは定番アイテムを作りません。そもそもそこまで定番的に展開できるほどの余力があるブランドが少ないですからね。しかし、歴史と説得力を大事にしているナイジェルケーボンでは、定番的なアイテムがいくつも存在しています。
その中でも特に通年で使えるアイテムを、私が着用して感じたことなども踏まえた上でレビュー、紹介していきます。更に今回のアイテム達は、ナイジェルケーボン入門に最適なアイテム達です。どういうことか説明したるわ(唐突な上から)。
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メインラインとオーセンティックライン
ナイジェルケーボンでは日本生産のメインラインと、イギリスを中心としたそのアイテムに合わせた場所で作られるオーセンティックラインがあります。一概に言えませんが、癖が少なく日本製の作りの良さとほどよいクセを感じられるのがメインライン、もうナイジェルさんのクセがアホみたいに詰め込まれてこだわりと価格全開のオーセンティックラインという棲み分けが成されています。
ナイジェルケーボン=例のカーゴパンツという認識でいる人からすると、オーセンティックラインはクセがあまりにも強く、価格が高すぎます。コレクションラインに近いため、お洒落に着こなしたい人は素直にメインラインを選びましょう。今回紹介するアイテムは全てメインラインとなっています。
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①ブリティッシュオフィサーズシャツ
一つ目はこちら、シャツです。ナイジェルケーボン特有の土臭さや渋さが抑えられた、大変シンプルなアイテムです。しかし、シンプルな出で立ちに反して、こだわりはきちんと詰め込まれているアイテムとなっています。
まず、シーズンによって使う生地を糸段階から変えています。何をどうしたらそういう考えに至って、それに対しゴーサインを出せるんでしょうか(べた褒め)。春夏はツイル、秋冬はオックスフォード生地となっています。写真で着用しているのはオックスフォード生地で、173cm/62kgの私はサイズ48となっています。ジャストサイズですね。
使っているオックスフォード素材は超長綿を使用しているため発色がとてもキレイです。ツヤが感じられるほどの細さではなく、適度な厚みを感じられるような糸の太さになっています。ボタンは貝ボタンを使用しており、縫製に関しては100回洗濯しても問題なく着られる耐久性を追求しているとのことです。
私も着ては洗いを繰り返していますが、生地が柔らかく馴染むばかりで駄目になる気配を全く感じません。確かにシャツの値段としては高い部類に入りますが体型が変わらない限り、生きている間は着用が可能だと思います。サイズ感はジャストなので、大きめがお好きな方はワンサイズ上げて着用しましょう。
あくまでもカジュアルな素材感なので、キレイめなコーデに取り入れるよりもカントリーやワーク、ミリタリーなどの土臭いコーデにオススメです。きちんとカジュアルなアイテムと親和性を維持したまま大人コーデに格上げしてくれるアイテムです。また、襟は隠しボタンダウン(ボタンダウンだけどボタンが見えない)仕様なので、スッキリした印象です。
まとめると、ナイジェルケーボンの雰囲気が最高に好きだけど、そういうコーデしたことないんだよなぁ…なんて方に特にオススメです。普段履いているカジュアルなボトムスに合わせてあげるだけでどこか良い意味で土臭さが足されます。キレイめを保ちつつ土臭くなりたいあなたに、是非。
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②ベーシックチノ
カーゴパンツと双璧をなすと言っても過言ではないボトムス、それがこのチノパンです。こいつの良さはなんといっても独特の光沢感にあります。チノパンらしい素材感だけど、それを超えたほのかな光沢…コレは一体!?となること請け合いです。知らんけど。
シルエットはワイドストレートで、丈はやや長め。ロールアップしないとかなりクッションが出ると思います。裾上げするのではなく、ロールアップして着用した方がナイジェルケーボンらしさが出ると個人的には思います。サイズは一番小さい30を履いています。ベルトをしなくてもウエストが落ちてくることはありません。
このチノパンの最大の特徴は生地のきめ細やかさにあります。シャツと同じく超長綿を使用しており、さらにウエポン素材の企画に合わせてギッチギチに詰められています。おかげで着用を繰り返す度に鈍い光沢が露わになるので、デニムとは違った育ち方をしてくれます。
今回オススメするアイテムの中では、恐らく一番シンプルなのにクセを感じるはずです。かなり太いズドンとしたシルエットなので、ワイドパンツをはき慣れている人にオススメです。まぁ、そうはいってもチノパンです。装飾も最低限なので、ミリタリー臭抑えめで、やっぱりみんなにオススメ出来るんだよなぁ~。
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③アーミーカーゴパンツ
っぱこれよ(どや顔)
ブランドの代名詞、アーミーカーゴパンツどぇす。コチラのアイテムについては、以前記事にしました。
アメリカ軍のM51をベースに、ヴィンテージ要素を付け足していった、ナイジェルケーボンさんの考える最強の軍パンです。素材、ディティール全てにこだわりが詰まっており、もはや古着以上に価値を感じられるアイテムです。
やはりTシャツに合わせても良いんですが、春ニットに合わせてみてもかわいいんですよ。ユニクロの3Dセーターなんですが、クリーンなアイテムともすんなり合ってくれます。初めてこのパンツからミリタリーに入られる方は、こういう品の良いニットと合わせることをオススメします。
というのも、シャツの方が手っ取り早くキレイ目に持って行くことが出来ますが、一方で渋さもマシマシになってしまいます。このブログを果たしてどういった年齢の方が見ているのかは存じませんが、若い人であればシャツよりも写真のようなニットの方が、取り入れやすいのでオススメです。
もう説明不要なので説明しません、嘘ですします。このパンツ、実は上のチノパンよりも細いため、シャツと合わせるとスラックスのように感じられます。股上はかなり深いため、タックインもしやすいのです。
もちろん、素材もバックサテンでつやがあるわけではないですが、どこか上品さが感じられるのは何でなんですかね?(問答)本当に万人にオススメできるアイテムです。
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まとめ
本当におもんないやんけ(呆れ)
こういうところで真面目が出てしまって、ボケる余裕が無くなるの本当に直した方が良いと思う(辛辣)。そんなわけでいかがでしたでしょうか?ナイジェルケーボンの定番アイテム、思ったよりも使いやすそうでしょ?
ブランドイメージが先入観として頭の中にあると、どうしても使いづらそうに感じてしまうはずです。実際は、お値段以上の価値と恐ろしい耐久性を手にすることが出来ます。どのアイテムにも共通していることですが、長く使えることに重きを置いているように感じます。
個人的には若い人にオススメしたいです。早い内にこの独自の世界観からミリタリーやヴィンテージの雰囲気をつかんでおくと、今後のアイテム選びもかなり変わってきます。あ、私?変わったが?