Q:ワァクワクさん今日は何作るの!?
A:裏工作
夢も希望もない、私です。
さて、革靴が大好きでこのブログを訪れるあなたも、絶対に1つは持っていますよね?
臭っせぇスニーカー
おっと失礼、語弊がありましたね。持っていますよね?

長期間の着用で
シューツリーも消臭剤も
意味をなさなくなった
臭っせぇスニーカー
これです。私はカルフのメスタリがそれに該当します。困ったね(遠い目)。脱ぐたびにシューツリーを入れたとしても、スニーカー自体に通気性が無ければどう頑張っても臭いは籠るのです。
じゃあ何ですか?その臭いを見て見ぬフリしながら履き続けろってんですか!?バカ言うなや!!と言いたいものの、現状そのまま履くしかないという人、ものっそい多いと思います。
今回はそんな悩みをバッサリ切り伏せる、最強のインソールをご紹介します。その名はヌメダス、多くのシューズフリークスが口をそろえて「ヌメダスは…良い…(白目)」となるだけの理由があります。その作り方と良さについて、深堀していきましょう。
それでも無理なら素足のティーブレイク使うしかないね
ほんと、ビックリするくらい効くから。私も効果てきめんすぎて余ってます。誰か言い値で買わない?
目次
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ヌメダスとは

「シダスのインソールにヌメ革を貼り付けたもの」です。
ようは、シダスの安定感や疲れ軽減機能をそのままに、ヌメ革の消臭抗菌除湿効果を付けたそうという…無敵のカスタムのことを指します。
皆さん大好き革靴、こちらは一日の終わりに脱いでも、不快感がないでしょ?具体的には「蒸れが少ない、匂いもない」みたいな印象、あるでしょ?それは紛れもなく、インソールがタンニン鞣しのヌメ革だからです。
ヌメ革は汗をガンガン吸収しますし、タンニンがその汗の臭い菌をブチ○してくれます。おかげで靴を脱いだ時の不快感が少ない、という寸法ってわけ。ただ、残念ながら革靴のインソールに、というかヌメ革本体に科学的な機能はないです。
そこで科学的な機能性抜群のシダスのインソールを土台に、ヌメ革貼り付けちゃえばええやん最強やんってのが、ヌメダスです。何という単純、何というシンプル。しかし効くんだから、仕方ないよね。
#GU 革靴
— Z (@zin_ryu01) 2022年1月28日
C-Dウィズ相当の足のフィッティング爆向上させる技。
シダスのインソール
シティプラスのハーフに、2.5mmのヌメ革全敷をかますとエグい履き心地になるから是非試して欲しい。
土踏まずと甲と踵のトライアングルで包まれ固定される履き心地で、さらに汗をグングン吸うし蒸れ知らずです。 pic.twitter.com/IA2vXbMsvR
このヌメダス、人によって土台とするインソールが違うことが多いです。ヌメダスの発案者の変態ラストモデリストであるZさんはヌメ革を1枚切り出して、その後ろ半分にシティプラスのハーフインソールを貼り付けてらっしゃいました。
それを参考に靖青さんはシティプラスのフルインソールにヌメ革を貼り付けてらっしゃいました。いずれのインソールも薄いので、ヌメ革の貼付けが容易で、かつインソール自体に厚みが生じないので履き心地が変わる事を是正しています。
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ヌメダス~私ver.~

ウォーク3Dに
0.8~1.5ミリのヌメ革を
貼り付ける
これです。私は雑デスと呼んでいます。理由は簡単、めちゃくちゃに雑に作れるのに、しっかり効果があるからです。全く、それはそれは全く難しくありませんので、ぜひ参考にして作ってみてほしい。
ウォーク3Dは、シダスのインソールの中で最も様々な人の足に合う、ニュートラルなインソールだからです。しかしながら裏側の強化プラスチックのプレートのおかげで足のブレを防ぎ、ほんのりながらもしっかりしたアーチサポートのおかげで、普段履きのスニーカーの性能を1段上に上げてくれる…そんなインソールです。
ニューバランスの方が手軽に入手できるじゃんと、そう思われる方も多いかもしれませんが、シンプルに耐久性の問題と表面のナノフロントによる滑り止め効果をオミットしたくなかったからです。

ニューバランスはそのまま使うから良いのであって、わざわざカスタムする必要はありません。単体で80点叩き出してくれているのに、革を貼ることで表面の滑りづらさが無くなる….。
ぶっちゃけその滑り止めが最も意味があるインソールなので、どうぞそのまま使ってください。耐久性もシダスの方がずっと高いですからね。
では早速、如何に簡単に作れるのかを見ていきましょう。
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用意するモノ

ぶっちゃけ先に紹介したインソールと革、以上!で済む話ではあるのですが、まぁもう少しだけ丁寧に解説します。そんなに身構えるようなカスタムでは全くありませんし、ぜひ皆さんに試してほしいのよ!だからまぁ、やりすぎくらいに丁寧に、です。
本音は?
インソールのカスタムって、ハードル高いじゃないですか。そもそもインソールを取り換えること自体ふつうやらないのに、そのインソールにカスタムを施すとかもはや意味不明じゃないですか。そういう心理的ハードルを下げてそのまま私のリンクから飛んでお買い物する事でアフィリエイト収益が入ってくるじゃないかゲヘヘヘたい、それだけです。
全然気にせず普通にご自分の買いたいサイトで買ってくださいね(慈愛)
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シダスのウォーク3D

ぶっちゃけマックスプロテクトでも良いです。その上位互換がウォーク3Dってだけなので。サイトにもそう書いてありますし。ただ、耐久性とどんな人の足にも合って、だけど確実に(何か違う…!)と思えるのが、ウォーク3Dです。
表面に加工が施されていたり、凹凸が激しいものだとシンプルに革を貼り付けるのが困難なので、そういう意味でも適任です。
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0.8~1.5ミリのヌメ革

私はいつも楽天のこのサイトで購入しています。おまけで端切れもつけてくれるので、靴箱の消臭剤としてぶち込んでいます。ランクは全然Cで良いですが、在庫が無い時は都度ランクを変えて下さい。100円くらいしか変わりませんので。
で、厚みですが、ご自身の靴のフィット感に応じて変えてください。これ以上厚みが増すと痛くなりそう…と思われる靴であれば薄め、逆にやや大きいなぁという方であれば1.5ミリくらいの厚みを選んで良いと思われます。
薄い方が当然履き心地への影響が少なくなりますが、その分吸い取れる湿気の量が変わる…かもしれません。ぶっちゃけ好みで良いですが、今の履き心地に全然違和感が無い方であれば1~1.5ミリくらいを選べばいいと思います。
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ダイソーの革用ボンド

青いパッケージ、コニシのクリアタイプのボンドでOKです。速乾と書いてありますが、そこはまぁ…正直そんなに感じないかな?その分微調整も効かせやすいですし、とにかく剥がれません。まぁ踏んで使うものなのでズレたりしなければいいです。
逆に瞬間接着剤だと微調整が効かせられない=失敗したら”死”なので、速乾タイプのボンドを使用するのがベターです。
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そこそこ鋭利なハサミ
カッターマットがあればカッターの方が楽ですが、良いです。己の握力とハサミがあれば革なんぞ裁断余裕です。…3ミリになると流石に裁ちばさみでもきちぃのですが、1.5ミリまでであれば、ご家庭にあるハサミで大丈夫です。
もっと言うなら、どうせ人目に付くものでもないので、多少ガッタガタになろうとも関係ないです。ハサミの切れ味が悪くて…と思われる方でも、このために買い替えなくても良いと思います。まぁ普通に関係なく日常生活に支障が出るレベルなら買い替えろとは思いますが(真顔)。
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①インソールの形を革にトレースする

文字通りです。インソールの形に革を切り取るための準備になります。しかしここで最初の分岐点!
足が触れる面を吟面(スムースレザーの方)か床面(ざらざらしたスエードの方)にするか、ここも地味に重要になってきます。なぜなら、足を入れるとき、そして歩くときの感じ方がこれで大きく変わるからですね。
革靴のようなサラッとした質感が良いのであれば吟面を選んでください。逆に適度なざらつきで足を固定したい、見た目関係なしにガンガン湿気を吸って欲しいという方は床面を選びましょう。それらの面が足に触れる方になるように、トレースして下さい。
これはボールペンとかで問題なし。形も大体で構いません。
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②切る

適当でいいです。何となく大きければ貼り付けた後に整えられるので、細かく調整したい方はトレースした輪郭のちょい大きめにカットしてください。適当でいい方は普通に切って大丈夫。
私は完全に適当です。これぞ雑デスの真骨頂。やってることは小学生の図画工作と一緒です。それくらいのマインドで良いんです。それなのに効果がえげつないから、勧めざるを得ない訳で。
私は0.8ミリを選んだので、ハサミでサクサク切ってます。
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③インソールにボンドを塗布する

縁から1センチくらい手前にぐるっと一周、真ん中に1本線を引くようにコニシボンドを出します。刷毛で塗るとか考えなくていいです。
ウォーク3Dの場合本体がサラッとした素材だからなのか、ボンドを吸ってしまいます。ちょっと多いのでは?くらいで全然問題なし。
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④接着

インソールに革をOnしてください。この時踏まず部分や踵部分が立体的な形状のために上手く貼り付けられないと思います。大丈夫、そんな時は…こうです。
踏め
踏んで癖付けして、そのまま圧をかければスムーズに接着可能です。この文章も、踏みながら打っています。踏むことでボンドが広がる、だから縁の1センチ手前を~と言うたわけですね。
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ね?簡単でしょう?

出来上がった雑デスがこちら。汚っねぇ仕上がりなのはまぁさておき、性能は折り紙付きです。私は床面を上にしたので、足が滑らず湿気をガンガンに吸ってくれるはずです。
現在もちょい大きめのニューバランス2002rに厚さ1.5ミリ、ジャストサイズのダナーライトに0.8ミリを使用しています。製作時間15分(乾燥のために一晩寝かせてはいますが)、ものっそい簡単じゃありません?
それでいて、1日履いた靴の中が、全然臭くならんのです。シダスの機能性を阻害せず、革の良さだけを付与する…こんな簡単なことなのに、なんでみんなやらないんですかね?
いずれシダス側がやってくれたら、ものすごい勢いで買う人が殺到するのでは?まぁ自作した方がずっと安上がりではあるのですけれどね。構造的に量産するのは面倒な気もしますし、多分やらないと思うので、素直に自作しましょう。
いやぁ…私の発明じゃありませんが、天才になった気分です。図工の成績が半分以下だった私でも出来るんだ、皆さんなら余裕でしょ!チャチャッと作って、より快適なスニーカーライフをお過ごしくださいな!