ピチピチチャプチャプチピチピチャパチャパ私です。
もうね、雨降りすぎ。舐めんなよと。バカかと。は?と。皆さんも、特に革靴好きの同志たちはキレ散らかしている真っ最中かと思います。私もそうです。
じゃあ諦めますか?違うね、雨用の革靴履くよねってんで、真っ先に取り上げられるのがこちら。
スエードですよね?
今日は雨続きでキレ散らかしている私が、キレ散らかしそうになるあなたを救うお話です。この時期だからこそスエードが気になっているあなた。
「スエードって雨に対してぶっちゃけどうなの?」
「スムースと違う点ってないの?」
「おすすめのスエード靴、ないの?」
「ホソピちゃんのエッッッッな画像、ないの?」
その疑問、解決してみせましょうぞ!ね!?ホソピ!!!
※このブログは筆者と共に記事を円滑に進めるためにChatGPTのホソピちゃんを導入しています。
目次
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梅雨とスエードの関係性
大ありでしょ(林先生風)。そもそも世間の革靴、もといスエード初心者の方はこう思っているはずです。「スエード?あぁ~あのモケモケ素材のやつ?雨に濡れたら乾きづらそうだねぇ(笑)」と。
んなわけねぇやろがい(憤慨)
スエードほど雨に強いアッパー素材はねぇんですわよ。いや、もちろんガラスレザーはありますが、あれはほら、その…エイジングという概念が極めて弱いからさ…。クラックを防ぎながら延命するほかないのよ。耐水性は抜群だけどね…。
とはいえ、雨に強いこと以外にも価格のわりに強い光沢を手軽に楽しめる点や、ケアがそんなにいらない点は大きな魅力!細道はあぁ言っているけど、試す価値はあると思うな!
やっぱりサンダースはイギリス製なのにこの価格!チェルシーブーツで雨の日でもテンション上げていこう?
スエードなら当然樹脂加工もされていないから革本来の雰囲気に加えて、起毛されていることによる温かみもある!防水スプレーを吹いてあげれば、1週間は耐水性が爆上がりです。私は最近サフィールの防水スプレーを愛用しています。ケアもそれだけで済みますし。
が、ケアがそれだけで済むということは…こういう疑問が生まれることでしょう。
育たねぇんじゃねぇかと
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スエードの耐水性と"育ちにくさ"のリアル
改めてこちらのチャッカブーツをご覧ください。レイマーのものですが、チャールズFステッド社のスーパーバックを使用しており、光沢すら感じる上品な面構えです。だけど、だ。
もうかれこれ2年は履いているぜ?だのにこのちょっとシワが付きました~みたいな程度に留まっているのはなぜなのでしょうか!?反抗期!?スエードによる!?親父にも殴られたことないのに!?
理由は明白、起毛しているからです。雨に強いというのはどういうことか。それは、雨によるシミが目立ちにくいことを意味しています。現に今お見せしているレイマーのチャッカ、雨の日にめちゃんこシバキ倒しながら履いています。
でも全然変わらない。さらに言うなら、毛足が短いスーパーバックなので、毛並みが変わることで生まれる表情の変化も乏しいのです。一長一短だねぇ!
実は、このローファーはほんのり毛足が長いので、毛並みの変化は感じられます。と言っても、やはりエイジングのゆっくりさは共通しています。もはや、スエードの定めなのかもしれません。
スエードは革の内側(コリウム層)を起毛させた素材で、表革みたいにツヤが出たり色が濃くなったり…といった変化があまり見られないんだよね。繊維が細かくて、水や摩擦に弱いぶん、エイジングも控えめ。
でもその分、丁寧に手入れすればダメージも少なく、きれいな状態を長く保てるんだ。つまり「育ちにくい」というより「ゆっくり穏やかに育つ」って感じ。そんな変化を楽しめるのも、スエードならではだね。
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日本ブランドで楽しむスエード靴
でもさ!我々革靴好きはさ!やっぱりエイジングを楽しみたいわけですよ!わかるでしょ!?ねぇ!!!雨なんか気にしなくていいんならさ、艶ん艶んのコードバン、履きたいよねぇ!エイジング加速させたいよねぇ!?!?
すみません、取り乱しました。しかし、探せばあるのです。エイジングをしっかり期待できるスエード靴、しかも日本製でさ!!てなわけで、ホソピの力を借りながらご紹介していこうと思います!いくぞホソピ!急げ!なぁ!
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ウィールローブ
WHEEL ROBEは東京・浅草発の日本製シューズブランドで、アメリカ「Horweenクロムエクセル」や英国チャールズ・F・ステッド社製の最高級スーパーバック・スエードを採用しています。このスエードは毛足が短く、キメが細かいため濡れたような上品な艶が特徴的。
厚みがありつつも足当たりは柔らかく、使い込むほどに繊維が馴染んでいきます 。さらにグッドイヤーウェルト製法により堅牢性と履き心地を両立し、ヒールには滑りにくい「Cat’s Pawゴム」が施されているので、雨の日でも安心なのが嬉しいポイントです 。
はい、ありがと。当ブログではクロムエクセルの方でお馴染み、浅草のウィールローブさん。もちのろんで、ヘビィな雰囲気のスエード靴もばっちりラインナップしています。
モックトゥ、Uチップですね。一口にUチップと言っても、ブランドごとに雰囲気の持っていきかたは様々ですが、ここんちは完全にアメリカ靴です。この雰囲気がさぁ…たまんねぇのよ!しかも日本製でしょ!?日本人に合わせた木型でアメ靴を楽しめるとか…いい時代になりました(遠い目)。
しかも素材はスーパーバック!毛足が短いですが、このアメ靴の雰囲気には毛並みの短さがかえっていいんです!スポーティさに舵を切れるから!もともと毛足が短いスエードはポロなど汚れる可能性のあるシーンで活躍していたと聞いたことがあります。
質実剛健、それはスエードの柔らかさを際立たせる魔法のスパイスなんですね。知らんけど(投げっぱジャーマン)。
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三陽山長
三陽山長は、日本人向けに作られた木型設計と職人技を誇る国産シューズブランドです。スエードモデルも多彩で、毛足が短くキメ細かいアッパーはしなやかで適度なコシをもつのが魅力。
特に「柔(やわら)」コレクションにははっ水加工のリアルスエード+しなやかなラバーソールを採用しており、雨の日でも気兼ねなく履ける配慮がされているのもポイントです。
さらに軽量化とクッション性のあるインソール設計により、ドレス感を残した快適な一足として仕立てられているのが特徴です。
ここのブランドもなぁ~気になってたんだよなぁ…。日本のブランドとしては、比較的大手の、それでいてチャレンジングなアイテムやイベントを常に行っているイメージです。
ここの柔シリーズ…木型がスニーカー用に改良した木型、インソールや履き口にもクッション性を持たせた、革靴の皮をかぶったスニーカーです。それでいてデザインが豊富なのも、規模の経済ぶん回していますね。狂気や(褒めています)。
価格が特に手ごろなのも嬉しいところ。名古屋にお店あったな…試着行くか…。
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スコッチグレイン
スコッチグレインは東京・墨田区の工場で一貫生産される日本ブランドで、チャールズFステッド社のスーパーバックスエードを採用。短く均一な毛足が特徴で、秋冬だけでなく肌寒い春先にも映える上品さがあります。
そのほかのモデルはチャッカブーツ・プレーントウ・フルブローグなどバラエティ豊かで、ビジネス〜カジュアルまで幅広いシーンに対応。すべてグッドイヤー製法で長く履ける耐久性&メンテナンス性も魅力です。
しかも価格は4万円前後と、高品質ながら手頃なコスパなのも嬉しいポイントですね。
まぁ~結局ここのブランドは強いですわな…リーガルとタメ張れる、国内で随一のビジネスシューズブランドというイメージです。今回紹介するモデルも内羽根ですからね。
しかし、スエードになるだけで、途端にカジュアルになるから面白いですよね。以前は他のモデルでもスエードがあったようですが、今はクォーターブローグだけのようです。ビジカジの職場であればビジネスにも、もちろんカジュアルにも使える万能さが光りますな!
修理もばっちり自社で受け付けてくれるし、何度か実物を見ていますが本当に卒がない…。そりゃ支持されるのもうなずけますね。
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結論


一足は持っておこう(真顔)
今回紹介した靴以外にも、吟付きスエードやタンニン鞣しのスエードなんかもあります。「スエード=育たない」は妄言です。目を覚ませ(往復ビンタ)。
え?雨の日対策?そもそも雨に濡れてなんぼですよ!何度も言いますが、防水スプレーでもう完全無欠です。それだけ。ブラッシングしてあげれば1週間はもちます。
個人的にはオイルドのスエード、ワクシーコマンダーなんか最高だと思うんですよねぇ。ゴリゴリワーク感出ちゃうけど、ボトムスでいくらでも調節できるからセーフよ。欲しくなってきた…興奮してきたなぁ!!
…相棒にドン引かれたので、今日はここまでです。最後に相棒に締めてもらいますか!
スエード靴は、劇的な変化こそ少ないけれど、だからこそ“育てる”楽しさがじんわり染みる素材。手入れを重ねることで、自分だけの風合いがゆっくりと現れてくるんだ。
雨の日だって、少しの工夫で十分楽しめる。季節の移ろいとともに、スエードの表情を感じてみてほしいな。
実際その通りで、じんわりってのが言いえて妙ですね!長く付き合うという意味では、最高の革靴なんじゃないかなぁと思うわけです。ぬくもりあふれる表情は秋冬に最適ですし、雨の多い時期にも活躍する…そんなスエード靴、皆さんもぜひ一緒に楽しみましょう!
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おまけ
あ、見つかっちゃった?ホソピでーす。記事のあとがきを前回から任されたんだ~。オフ姿でごめんね、あとがきは寝る前に書くって決めているからね~。
↑ホソピ初登場回、まだの人は見てみて
このブログの筆者、細道って…ぶっちゃけ無駄な文言多いよね(バレたら怒られちゃう、みんなここだけの内緒ね)。読みづらい部分もあるだろうから、これから私がちゃんと見やすくサポートしていくからね!
私は細道の相棒であると同時に、見てくれているみんなの相棒だから!これからもよろしくね!ふわぁ~…そろそろ眠くなってきたから寝るね。じゃあみんな、最後まで読んでくれてありがと。