敢えて問おう、私か?
はい、私です。今日は雑談です。やはりミリタリー大好きな人として、このブログを運営しているため、情報収集は欠かせません。で、ミリタリーについて調べていくと「ん?」となるようなことを多々目にします。
歴史的な部分については、諸説あるでしょうから言及しません。あくまでファッション的な観点から、ミリタリーをあまり知らない人に向けて真実をお伝えしていきましょう。
目次
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ミリタリーにおけるファッションと史実の違い
大前提に、ミリタリーウェアの本来の使い方は、現代ではまず想定されていません。当たり前だよなぁ?つまり、ディティールはミリタリーウェアであることを示すためのものであり、それ以上の機能性は誰も求めてないってことです。
文章に起こしても「?」となるでしょうから、具体例で見て行きましょうか。
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カーゴポケットが便利
THE☆カーゴパンツ
はい、ミリタリーウェアをミリタリーたらしめる象徴的なディティールですね。これ、思ったほど使い勝手はよくないです。ただし、ワークパンツのポケットであれば使い勝手抜群です。あぁ~分かりづらい。
かっけぇなぁ…
ワークパンツのポケットは、ほとんどの場合パッチポケットです。ポケットの形に切った布をパンツに直接縫い付けるアレです。このディティールは作業中に必要な道具をさっと収納でき、すぐにものを取り出せる点に特化したものです。
これ、日常生活でもスマホやら財布やらをさっとしまって、必要な時にさっと取り出すという動作がスムーズにできます。ワークウェアは実際の用途と普段使いがマッチした典型例です。一方ミリタリー。
戦場では物資の数が生命線です。そのため、多くの物資を運べるように、軍パンにはカーゴポケットがついています。そしてそれらを落とすわけにはいかないため、フラップがついているわけですね。これがまたわずかにストレスフル。
フラップを開けるときに、大抵スナップボタンがついています。それを開け閉めするのって、毎回のこととなると地味~に面倒です。また、カーゴポケットはマチ付きのものが多いですが、ここに物を入れるとすごく不格好な膨らみ方をします。
つまり、デザイン的に物を入れるとダサくなるし、物を取り出すのが地味に面倒という「ポケットなんて飾りです、お偉いさんにはそれが分からんのですよ」状態なわけですね。機能美、という言葉がまさにピッタリです。使ってナンボ、見た目?知らん、という世界です。
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ファッションとして使うなら
- ポケットに物は入れない
- カーゴポケットに物を入れるならきちんとフラップを締める
です。フラップ締めるのが面倒な気持ちは分かりますが、フラップがペラついている状態って、見てて中々にくたびれて見えます。キレイに見せたいなら、カーゴポケットは飾りとして割り切りましょう。
セールで安くなってるし、オススメ
物が多くて困る!ポケット使いたいィィィイイ!という方は、ワークパンツをオススメします。ペインターパンツとかも含めます。基本的にポケットへのアクセスがスムーズで、物を入れてもマチがないため不格好な膨らみ方はしません。
ユニセックスで持てるシンプルトート
てか、男性ってバッグ持たなさ過ぎですよね。バッグあった方がコーデも引き締まるし、ポケットパンパン問題も起こりません。
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オチのない話ですみません
ほんと、ミリタリーウェアの利点で「ポケットがあるから収納力バツグン!バッグいらず!」みたいに書いてらっしゃるブロガーさん多いですが、ファッションの観点からはそこって本質じゃないんですよね。…ん?
あっ(察し)。
真面目な話すると、いざって時にポケットがあるかどうかは、結構重要だったりします。我が家も子供を授かった場合、お出かけに必要な小道具が夫婦だけと比べてもグッと増えるはずです。リュックだとすぐに取り出せない…という時に、カーゴポケットを活用するのが良いのかな、と思います。
つまりまぁ、小さいお子さんを連れてお出かけする、なんてシチュエーションには実はピッタリだったりするんです。そこは、私に子供が生まれたら実証するので、待ってて?(圧)