丹波の黒豆、私です。
突然ですが、皆さん一昔前…我々旦那さん世代に向けたファッション指南系の人たちが勃興してきた時期を思い出してみてください。こういうセリフをよく聞きませんでしたか?

とりあえず
困ったときには
モノトーン
そう、白黒…特に黒かな。収縮色で細見え効果あり、最も暗く落ち着いたトーンで大人っぽさありという触れ込みによって、一時期白トップスに黒パンツの人がそこらへんを跋扈していました。
実際そういう効果はあるのでしょうし、気持ちもすごく分かります。楽にコーデが完成して素敵ですよね。たァだァ!!!!私は言いたい。
黒いアイテムはお洒落難易度マックスであるとね。少なくとも私は全身モノトーンでまとめている人で、お洒落だと思った人とすれ違ったことがありませんし、ネットでちらほら出現するモノトーン自信ニキのコーデに何の感情も抱きません。
お、今日は完全チラ裏回だな
今回はモノトーン、特に黒系アイテムに全幅の信頼を寄せている人に向けて、それは違うよと嘲笑と侮蔑の目を向けながら如何に難しいのかをお伝えする記事です。しかしご安心を、きちんとこうした方がいいよってのも併せてお伝えしますでな。
目次
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黒系アイテム=思考停止の現れ

ごめんなさいね、強めの言葉で。ただ実際そうなんです。黒いアイテムを選ばれる方のほとんどが圧倒的無難を求めて買っているせいもあって、極めて凡庸でおもんないアイテムに仕上がってしまう…。
いや!もちろん私も使いますよ?ただ、やはり根本的に違うのは黒いアイテムに無難さを求めていないということです。むしろ黒という没個性になりやすいカテゴリで、いかに個性を出せるかを重視して選んでいます。

例えば写真の軍パン、メイドインフランスのフランス軍パン、ベルジャックのM-47カーゴなのですが、茨城の名セレクトショップであるダイアリーズさんの別注でアイリッシュリネン100%の完全真夏仕様となっています。
リネンの通気性スースーで草ですよな性能もさることながら、それ以上にリネンのプルプルとした動きと表情の豊かさ!これがただミリタリー物を黒染したものとは一線を画した雰囲気に昇華させてくれているわけですね!?
果たして何人に伝わっているやら…
裏を返せば、それくらいの差異が感じられないと、埋没化してしまうってわけです。うだうだと言うておりますが、つまり黒いアイテムに対して異様に抵抗を感じているだけなんですよこの男は!!!
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黒アイテムの難しいポイント
ほならね、なんでそんな難しくなるんだよと。どうしてそんなに抵抗感あるんだよと。お前靴とかは困ったら黒履いているじゃねぇかよと。そう言いたいですよね、分かるよ。
ここからは黒いアイテムが難しいよね、と思うポイントを独断と偏見でお話ししていこうかな。大丈夫ですか?今のところクッソつまらんですね?
いつも言うておもろくはないぞ
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個性が出しにくい

例えば革靴なんかもそうですが、黒色の革靴って本当に合わせやすいですよね。ミリタリー、トラッド、カジュアル、アメカジ…数多あるファッションジャンルの中でも、とりあえずで履いておけばまず親和性を発揮するのが黒い革靴です。
それは革靴という非常に強いドレッシーさと、その他ポイントで大きく味付けしやすいからこそ成立しているのであって、基本革靴を除いた多くの黒アイテムは、コーデにおいてパーツ以上の域を脱することが本当に難しい。
それは黒という最も暗い色が、素材の質感をつぶしてしまうからです。よほど墨黒のような浅いトーンでない限り、基本見た人の印象は(黒いな)止まりです。

もう一度このコーデをご覧ください。本来はリネンのプルプルとした動きのおかげで違いは感じられるのですが、写真で見ると本当に伝わらない。びっくりするくらいクッシャクシャな黒いパンツ、くらいでしょうか。
それ以上にオレンジのジャケットのせいで目に入らんけどな
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モードに引っ張られる

そもそも黒色ってのは自然界に存在しないので、あくまでも個人の感想ではありますがトラッドなコーデとは相性が悪い気がします。ミリタリーにもありませんし、ワークでも真っ黒ってあんまり見ませんよね。
一番黒が映えるジャンルってのは、やはりモードでしょうか。随分古臭くて申し訳ない、そもそもヨウジヤマモトやコムデギャルソン、リックオウエンス辺りまでしかモード界隈を知らんのです。
そしてそれらブランドも、黒色という凡庸カラーに負けないくらいの個性的なディテールをしています。だからこそ、得も言われぬかっこよさがある…のですが、モード好きじゃないとその良さが、やはり分かりづらい。

そして私を含む多くのカジュアルファッション好きにとって、モードほど縁遠いジャンルは無いのです。いる?身近に。文化服装のスタイリスト科出身の私の母ですら、ふっつーのカジュアルですよ。
このブログを好んで読んでくださっている方にとっては、恐らく自分がしたいとは思わないジャンルであるモード、そこに自然と意識が持っていかれてしまうのが難点です。したいならすればいいと思うけど、全くもってリアルクローズではないよね。
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最適なタイミングが不明
大分謎な書き出しで恐縮ですが、まず季節から考えてみましょうか。春夏、黒着ます?いや、もちろん多くの人が明るい色や淡い色に流れているからこそ、逆張りで黒を着るってのはありです。
でもそれは
ただの季節外れだよ
例え素材で季節感を出そうと思っても、つぶれてしまってあんまり伝わらない。ディテールで演出しても、黒色ゆえに重さを感じざるを得ない。事実、夏場はびっくりするくらい黒いアイテムが売れないと聞きます。
じゃあ秋冬だ!秋冬はダークトーン大活躍!黒色も当然にコーデに取り入れやすいわなアッハッハと思われることでしょう。しかし考えてみてほしい。季節的に暗い色をみんな取り入れる中で、殊更主張が弱い黒色を敢えて選びますか?

大人な雰囲気を出したいなら、艶感素材感の分かりやすいボルドーやネイビーを選ぶでしょう。個性を出したいならそもそも選びませんし、黒じゃなきゃやだ!!!というシチュエーションって、実は存在しません。
そして世は「何かしら主張があるアイテムしか勝たん」時代です。映え文化は定着し、服に対するリテラシーそのものに対する意識も低下しつつある現代において、季節関係なく黒色で勝負することは、一種のハンデでしかありません。
黒色に親でも攫われた?
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じゃあ何着たらええねん
お待たせしました。ここまで強火黒色アンチを演じてきましたが、いよいよ皆さんに黒に代わるおすすめのカラーを提案するターンです。な~に、そんなに怖がらないでください。黒に逃げる方がよっぽど怖いです私からすれば。

そらオレンジ黄色大好き野郎からすればそうだろうな
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ネイビー

多分黒に近い印象ながら、オールシーズン使える万能カラーはこれです。ジャケット、ボトムスのようなコーデの主軸になるアイテムにこの色を使っておけば、否が応でも大人な雰囲気を纏うことが可能です。


また生地の違いも、黒よりはるかに感じやすい。艶の強い生地なのか、ベタッとしながらシャリ感のある生地なのかがパッと見た段階で感じられます。黒にほんの少し青が混じっただけで、ここまで雰囲気は変わるんですなぁ…。

あと親和性が高い色、アイテムの組み合わせ豊富過ぎ。緑、黄色、オレンジ、赤…何に合わせても意味を見出せる、すっげぇ色です。だから私は大好きなんですねぇ!
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グレー

黒よりも浅い、軽さがある色…それがグレーです。こちらもネイビー同様大人の雰囲気をしっかり演出しつつ、コーデ全体が重くなりすぎることを防止できます。
ダークグレーであればより顕著に大人顔です。スーツにも使われる色ですからね。全身揃えるとただのジジィになるので、工夫のし甲斐があるのもいい。結局ファッションを面白くするのは、強い主張ではなく余地にあります。

ライトグレーは、ダークグレーとは真逆、ひたすらカジュアルです。一歩間違えると部屋着になってしまうこの色も、素材の表情を見せやすい色味だからこそ変化を加えることが出来ます。
この画像はどちらもユニクロCのスウェット上下です。スウェットという名前ではありますが、いわゆる段ボールニットのような素材感なので、がさッとしたカジュアルな雰囲気がかなり控えめでおすすめです。
990もそうです。スエード、メッシュの切り替えが絶妙なんですよ…みんなマジで買って?代替わりする前に。
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一周回ってチャレンジングな色に

なので私は今黒いアイテムにチャレンジしようとしています。本当はこの日黒いアウターを見つけたのですが、やはり着こなせるイメージが思いつかず、断念。ほんと、よくもまぁ黒=無難でイージー!みたいなこと言えますよね、世の声デカインフルエンサーたちは。
まぁ、いずれノームコアがまたリバイバルしたら、町中死ぬほど真っ黒コーデを見ることになると思うので、今は何も意識せず着たい色を着て楽しめばいいのです!私は相変わらず明るい色が大好きなので、引き続きカラフルにトラッドを楽しむ所存ですよ!
今日は終始おもんないテンションだったな
足いってぇ中25,000歩歩いて、何も買わなかったからねぇ!!!!買い物しないとネタが!インスピレーションが!!!次頑張ります!!!!