堪んねぇぜ、私です。
はい、前回不甲斐なかったワーカーズ801XH37モデル(以下37モデル)の紹介記事の後編、着用した雰囲気を写真多めで紹介します!

元々我が家ではスリムストレートモデル、lot802が大活躍しておりました。というか現役なので活躍中です。そこに一石を投じる存在、それが今回の37モデルです。うーん、マジで買ってよかったです。
あと、今回の37モデルはバックルレスタイプもあり、そちらの方が幾分かお安い。しかし敢えて言わせていただくのであれば、私のようにアメカジのいろはをコーデに叩き込みたい方は黙ってバックルバックモデルを買うてください。
あと、記事の内容が寂しくなっても嫌なので、いかにワーカーズのデニムが使いやすいかを滾々とご説明する項目も…
あ、いらないです
あそうですか
目次
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細道的未知との遭遇

ハッキリ言いますが、服好きになった直後はアメカジのことを死ぬほどバカにしていました。どうしても巷にあふれるハーレーおじさんがイメージの中で先行し過ぎたのと、多くのお洒落死ぬほど興味ないマンの格好がアメカジを匂わせるものだったことも起因しています。
当時は、というか今でもユーロミリタリーやユーロワークのような、上品だけど無理していないあの感じが堪らなく好きで、今も何も考えないと、ユーロカジュアルに傾倒しがちです。
そんなある日に、いつも馴染みのシトロンに赴き、世間話をする中で長沼氏に言われた
「細道くんに今必要なのは、定番というか基本のキなんじゃないかな」の一言。
今まで避けてきた、というか苦手意識の強かったアメカジとの対峙を、その時決意したのでした。

そこでタイミングよく表れた37モデル。そりゃ行くっしょ!てのが、このデニムとの出会いです。そして今となって思うのは、アメカジだからって別にバカカジュアルにはならないんですね。初めて知ったよ誰も教えてくれないんだもん。
甘ったれんな(直球)
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大人なアメカジはワーカーズにあり

ぶっちゃけ、ここまで履き手を選ばないデニムはありません。こだわっているのに、突き抜け過ぎていない。まぁビジネスの観点で言えば、ターゲットをあまりにも狭めすぎることはブランド存続の点からいっても得策になりませんからね。
しかしメンズはやはり、強いこだわりを感じるアイテムに惹かれるため、中途半端に日和ったアイテムにはやはり惹かれない。そのバランス感が、ワーカーズは本当に上手なんですね。
以前記事の中でも話しましたが、ニードルズやエイプといったマス層に広がったブランドは、マス層に理解しやすい一さじのダサさがアイテムに不可欠です。分かりやすさ、と言えば良いのかな。その分かりやすさを、服好きは大いに嫌うんですけどね。
ピラミッドの最上位を服好きのみ分かる、服好きだけが欲しがるブランドがひしめき合っているとしたら、ワーカーズはその1つ下、服好きだけどそれだけに注力できないワケアリ服好きも取り込んでいます。だからこそ無理のない価格で、だけどしっかりこだわって作ってくれているわけですね。
パンピーに比べれば服好きとして、様々な服に袖を通してきたからこそ思いますが、ブランドとしての付加価値の付け方が舘野さんは上手なんですよね。だからきっと好きなんだろうなぁ。少し真面目な話、してもいいです?しますね(真顔)。
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高級さだけが差別化なのか
多くのブランドがお高くなっている理由は、割と単純です。良い素材を良い工場で仕立てて良い服を作っているからです。少量しか作らない分、単価に跳ね返ってくる。客数よりも客単価で売上を上げないといけない構造だからこそ、当然っちゃ当然です。

どうしてそこまで高くなってしまうのか。それも単純で、最も差別化しやすいからです。どこも使っていない希少な素材、どこもお願いしていない凄腕の工場…それらを駆使すれば、どこも出していない希少な服があっさり作り出せる。
「それが大変なんだろがい!」と思われる気持ちもよく分かりますし、別に私はそれを否定するつもりもありません。ただ果たして、多くの服好きがそれを望んでいるのか、一考の余地はあると思うんです。いやまぁ、それで存続しているんだから良いんでしょうけども…。

ただ先日記事にしたラブルールや今回のワーカーズのように、脳筋数の暴力生産やデザイナーの創意工夫といった、良い物主義から1歩先を行くこともブランド存続には不可欠なのではないかと思うわけです。もちろんリングヂャケットやオーバーコート(ブランドの方)のように、そのパタンナーにしか生み出せないパターンには、付加価値がつきますよね。
いずれにしても言いたいのは、「ただ希少で、ただ腕が良くて、ただ珍しい」だけを追い求めるのは、それについていける財力がある人=それなりに年齢が上の富裕層になるということです。そうしたジャンルは、将来的に見て高齢化が著しくなり、ますます高単価にならざるを得ません。
トラッド業界
きさんらに言っているんだYO☆
もっと若者に寄り添え…とは言えませんが、そこら辺も考慮する分岐点な気がしますよ?とにもかくにも、デザイナーさんの高齢化が激しい今、業界自体を見つめ直すには、そうした高級主義一点張りは厳しいと思わざるを得ません。まぁ、それで消える運命ならそれもそれ、と思う部分はあるのかもしれませんね。
まぁ20代のトラッド好きとしては消えてほしくないジャンルなので、何卒どうか生きてくださいお願いします!
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お待ちかねの比較ターイム
あれ?ここから本編?
カスみたいな持論に1,000文字くらい使いやがって…
ま、まぁ…まぁまぁ(白目)。気を取り直してさ、やっていきますでね!今はもう廃版になった802、こちらとの比較が最も分かりやすいので、同じ色で比較してみましょう。


と言っても、以前の記事で平置きの状態は比較しましたね。てか802こんな色落ちしてたの?あまりにも均一に綺麗な色落ちだったからなのか、色落ちしていることに全く気付きませんでした。こういうエイジングをしっかり確認出来ると、嬉しいね(にっこり)。


はい、正面からです。すごく当たり前ですが、37モデル太ってぇ~…。んですけど、不思議と野暮ったさが感じられない。むしろ足の形を全く拾わないので、デニム特有のシワッシワでバッキバキに足のラインが出るあのシルエットが苦手な方でも安心です。
というかむしろ、スラックス然とした品の良さすら感じさせます。この雰囲気、今求めている方多いのでは!?多分トレンドを追っているような若い方でも、このデニムは取り入れやすいと思います。もちろん画面の前の大多数のおっさんたちも安心だ(不敬)。


横から見ても、その違いは歴然です。いやまぁ、どっちも良いんですけどね。年齢問わず着用できるのは、間違いなく37モデル側だと思います。802も太もも周りはゆったりでラインを拾わないのは間違いないのですが、そのスッキリシルエットに抵抗を覚える人もなくはないはず。


ケツです。バックシャンって言った方がかっこいいですか?ケツです(大事なことなのでry)。シンチバックかどうか、たったそれだけの差ですが、やはり雰囲気が全然違いますね。どちらもいいケツですが、お尻のラインが気になる女子(おなご)のようなあなたは、37モデルを選ばれるのが吉。

このことから分かる通り、ワークさや土臭さ、男くささをコーデに上手に落とし込みたいあなたは37モデル、買いです。買い以外の何物でもない。クリーンなアメカジ、男らしさを感じるユーロカジュアルがしたいなら絶対にオススメです。
逆にもっとクリーン、イタリアっぽい着こなしがしたいのであれば802くらいの細さが必要になりそうです。細い、と言ってもバッチバチに細いわけではなく「足のラインが出過ぎないで欲しいけどしっかりスマートなシルエットにしたい」というわがままボディのあなたにぴったりな細さです。
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デニムに定評のあるワーカーズ


です。結論それ。もうそれ以外言うことないし、必要ありません。とにかくいいんです。それは先に述べた「とりあえず安直高級路線」って意味ではなく、素朴だけど実直なモノ作りという意味でいい。
なんかこういうモノ作り、フランスっぽくて好きなんですよねぇ。フランスって括りが正しいのか分かりませんが、あっちってお菓子とかにも添加物を可能な限り使わないじゃないですか。フランスのクッキーとか食べたことあります?めちゃ素朴で(めちゃ高ぇけど)美味しいんです。めちゃ高ぇけども。
こういう人のぬくもりというか、距離の近さを感じられるから良いんですよね。それをよしとしないブランドやデザイナーさんの考え方ももちろん一理…無いですけど、理解は出来ます。一理無いですけども。
ただ、最終的に愛されるブランドになるかどうかってのは、ブランドだけじゃなくて業界として考える内容に思いますけれどね。知らんけども。どうせ私のような人間はターゲットじゃないでしょうし。…じゃあどういう人をターゲットにしてるん?金持ち?金持ちのロートルなの?
いかんいかん…敵に回す必要のない人に敵意を向けるんじゃありません。アンガーマネジメント、アンガーマネジメント…。というわけで、今回の記事で気になった方は、とにもかくにも履いてみて!何なら通常の801と履き比べても面白いと思います。