服の細道

~妻は私の趣味に1ミリタリーとも興味を示さない~

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お洒落するのが面倒!快適優先!だけどダサくはなりたい人のために

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欲張り野郎がァ…私です。

 

このブログ、ずっとずっとお洒落がしたい人に向けた内容や、そういった人しか分からない内容ばかり発信しています。しかし気付いたのです。

 

世の男性の大半は

そこまで求めていないことを

 

良いですか?服に狂っている人は、きっと日本総人口の5%にも満たない。反乱分子、マイノリティー、劣性遺伝、FOXDIE、ナオミの両親を○したのは俺だ…、追い詰められた狐は!ジャッカルより凶暴だ!なんですよ。

 

でも、そんな95%以上の人たちも、心の中では(ダサくなりたくねぇ…)と思っているはずなんです。お洒落は別に求めていない、だけどマイナスに見られることは避けたい。そんな感じ。

 

じゃあ、その95%の人たちに向けた服装の提案をするとなると、私はどうするんだろうと思いまして!皆さんもそうでしょ?ご友人、同僚と私服で会う時に(お前…もう少しこう何というか…手心というか…)となることありますでしょ?

 

じゃあ教えてあげようよ!そういう人に、少しでも服を楽しいと思ってもらえて沼に引きずり込むるためのアドバイスをさ!お?今日は随分有益かつ真面目じゃないか。フリじゃない、フリじゃないんだから…!

 

もしかして:様式美

 

目次

 

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普通の人がファッションに求めること

 

 

fuku-no-hosomichi.com

 

多分今時期だと、とにもかくにも寒くないことなんですよ。私の職場の人たちも、みんな寒い云々言うてます。私だけですよ、制服の中半袖なの。朝ジム行くと暑いんだもん。

 

あとは動かしやすい、重くない、などの快適であるかどうかが特に重要になっている印象です。あぁ~分かりますよ?言いたいこと、すごーく分かる。私には伝わっていますよ。

 

ジジィじゃねぇかと

 

しかしね?我々だけなんですよ。「確かに持った時の重さはあるけど、実際に着てみると重さが上手く分散されるパターンになっていて~」とか「ストレッチ素材は入っていないけど、だからこそ経年変化がしっかり楽しめる~」とかほざいているのは。

 

思い出すのです。我々が服にちっとも興味が無かったあの時を。その時の感覚を、今の大半の人が持ったまま大人になっているというわけさ。

 

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ダサいを回避するためのアプローチ

 

大きく分けて2つ。①トレンドに左右されない普遍的なアイテムを着せる、②トレンドをある程度汲んだアイテムを着せる、この2つね。

 

まず①、これはまぁ我らの大好きなトラッド然りアメカジ然り、歴史的に裏打ちのあるアイテムであれば、もう関係なくダサくないわけじゃないですか。もちろんシルエットとかアイテム選びに気を使う必要はありますが、ジャンル的に間違いを犯しづらい。

 

②もそうです。そもそもよほど突飛なブランドを選ばない限り、多くのお店で売られているアイテムは大なり小なりトレンドを意識したつくりになっています。量販店であればなおのこと、ターゲットがまさに今回取り上げたダサいと思われたくない一般層なのですから。

 

 

ただどちらを選んだとしても、シルエットは中庸かつスマート…いわゆるIラインやYラインと言ったアプローチが適していると思います。Aラインは…そもそも上級者の着こなしですからね。私も苦手です。

 

というわけでボトムスはそれなりの細さ=①のアプローチ、トップスやアウターはどちらでも構いませんが、カジュアル寄りジャンルのクラシック寄りディティールとかにしてあげるのが最も抵抗感少ないですよね。

 

あ、当たり前ですけど彼ら一般層はバッチバチに決めたアイテムはまず拳で抵抗してきます。「そんなのどこに着ていくんだ」「仕事じゃないんだから」というお洒落=差別化という図式をあまり理解していません。

 

結局飛躍し過ぎない、そして一般層から見ても理解できるアイテム選びを心掛けて、続いてオススメする服を選んでみましょう!

 

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ダサくならないアイテム選び

 

上記で考えたアプローチを基に、具体的にコーデを組んでみましょう。今回はもうトラッドだなんだは抜き!そもそもジャンルとかカテゴリなんて、彼らは意識しませんからね。ユニクロやGUはアイテムごとにラックに並んでいるだけです。

 

なんかそう思うと、我々の買い物というか買い方って常軌を逸している気がしてなりません。

今更か、今更ですね(遠い目)。もうあの頃には戻れないんだなぁ…。

 

古きを温ねて新しきを憂うなよ

 

というわけで、これからの季節を見越したダサくならないアイテムを選んでみましょう!

 

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アウター

 

 

まぁ~定番で言えばジャケットと言いたいのですが、まだまだ仕事着という認識が抜けず、抵抗感を強く持たれている方が多いと思います。着丈が長い方が今っぽく、かつ大人っぽく振舞えるのですが、そこはまぁ目をつぶりましょう。

 

じゃあ知らず知らずのうちに大人っぽさが演出できればどうでしょう。一番取り入れやすいのは、着丈の長さじゃないですかね?

 

 

逆にテーラードカラーは、インナーの首周りにも気を使わないといけませんし、仕事っぽくなる。シャツ襟のアウター辺りは首に高さが出ますし、それでいてアウターだから仕事感もあまり出ない。

 

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だから私はワークウェアが

好きなのかもしれませんねぇ~

 

 

素材はこの際もう選びません。本当は適度な光沢と厚み、決して突飛じゃないのに差別化しやすいモールスキンのカバーオールを強く勧めたいんですけどね。ちょっと着始めは硬いのと、そもそも量販店で見ませんし。

 

これええなぁ、セールだし

 

これもよかったですよ

雰囲気が限りなくジャケットに近い

 

デニム、ダック地、ツイルあたりは比較的よく目にしますね。着丈が短い方がすっきりするのですが、体型によってサイズ感やインナーに強く気を使わないといけないので、自分が着るならいざ知らず人には勧めづらいです。

 

www.gu-global.com

 

本当はバルカラーコート辺りを抵抗なく着てくれるのであればもう一発で解決なんですけどね。コーデを隠せる、問答無用で大人っぽい、化繊でも最近は割とチープさを感じづらい…GU辺りはかなり頑張っていますし。

 

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インナー

 

 

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アウターにシャツ襟がついているので、インナーにシャツを持ってくると「襟がダブるんだけど!?」と言われかねません。昔の私やん…昔の私やん!!(漆黒の歴史)

 

 

かといって、何も考えずクルーネックを勧めるのは、流石にアウターとの相性も考えてカジュアル過ぎる。基本的にどのアイテムにも何かしら大人っぽさを演出するディティールは盛り込んであげたいところです。しかも、ちゃんと言語化して理解しやすいような、ね。

 

 

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ややハイネックなもので、それなりに暖かくて上品さもある…ニットですかねぇ。それもケアが大変じゃないコットン系のニットとか。まだ日中暖かい今時期であれば、ムーンキャッスルのコットンニット辺りがすごくいいですよね。

 

エクストラファインメリノでも安すぎるのよ

 

縮むことを考えてワンサイズ大きめを買うという選び方さえ間違わなければ、チクチクしないしケアが面倒じゃない、だけど大人顔なインナーとして活躍できます。ウォッシャブルウールでも良いけど、伸び縮みによるダメージ(精神的)が大きいのでね。

 

www.uniqlo.com

 

あとはユニクロだとミラノリブシリーズは相変わらず安定していいですよね。スウェットみたいに伸縮性のある着心地、つるっとした上品な生地、化繊入りなのに発色の綺麗な色味!価格も含めて、言うことなしです。ネックもやや高めです。

 

 

fuku-no-hosomichi.com

 

え?タートルネック?一定数肩が凝るって敬遠する人がいるんですねぇ…。そういう悩みが無いなら、

もう黙ってワーカーズのRAFセーターを買えってんだ(本音がポロリ☆)。

 

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ボトムス

 

 

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分かるよ?どうせスリムストレートのデニムだろ?ワーカーズだろ?って言いたい気持ち。痛いほど伝わっている。んですけどね!?

 

じゃああなた

私服でトラウザーを

履かせられるんですか!?

 

我々は良いですよ!?そりゃあ私服だからこそコーデ全体の印象を左右するボトムスに、トラウザーを合わせたって何の抵抗感も抱かないし、当然のように取り入れるでしょうよ。じゃああなたのご親戚や義理のお兄さんに言えますか!?トラウザー履けって!無理だよいい加減にしろ!

 

ボトムスほど抵抗感を強く感じられる可能性が極めて高いアイテムはありません。恐らくみんな感覚的にボトムス=そのコーデを印象付けるアイテムとして無意識に認識しているのかもしれません。

 

そして今やワイドシルエットなんぞ当たり前になってきていますが、それ都市部のごく一部。こと30代以上が履けるワイドパンツは大抵スラックスデザインだよバーカ!そしてスラックスデザイン=仕事着の牙城を崩せる説明が出来ない限り「仕事のパンツ履くの?しかも形変だし」で終わるんだよォ!

 

ハァハァ…、まぁそこまで言う人はそもそもダサく見られたくない意識すら薄い人ではあると思いますが、いずれにしても年齢が上がるにつれて特殊な形状のパンツは履きたくないと思う人が多い、そんな印象です。少なくとも私の周りの人らはそんな感じ。

 

 

なのでまぁ…スリムストレートのデニム、インディゴとブラック1本ずつ買うように勧めればいいんじゃないですかね(投げやり)。

 

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シューズ

 

これがなぁ…これがなぁ…(白目)。色々言いたい、勧めたい衝動に駆られますが、結局一般層にお高い靴は受け入れてもらえんのです。

何より革靴なんぞイタイイタイでもっての外です。つまりそうした人たちには

 

  • 彼らの中の常識の範囲内(1~2万円前後)
  • 痛くない

 

この条件を満たした靴を選ばないといけないのです。

ハァ?ハァァァァァァァァ!?!?!?!?!?

そんな靴あったらとっくに紹介しとるわボケェ!!!!!!!!

 

と言いたいところではありますが、そうしないと劣悪な幅3E一択のよく分からんパチモンを履かれることになるので、それだけは何としても阻止したいところです。

 

今までの提案をまとめ上げる靴となると、やはり出来る限りレザー素材にしたいところ。そして当然に自身の足の長さや幅、特徴なんぞ把握しているわけもないので試着必須です。となると…。

 

 

ティンバーのデッキシューズとか…?あれもまぁタフなのに履き心地良いし、そもそも安い。見てくれは完全にカジュアルな革靴なので、今回のコーデに非常に馴染ませやすいです。

 

 

あとはブランドストーン?これもサイドゴアだからブーツとは言え脱ぎ履きが楽ですし、オイルドレザーでタフです。適度にボリュームもありますから、こちらも違和感なく合わせられそう?

 

 

fuku-no-hosomichi.com

 

本当はスニーカーを勧めるのは嫌なのですが、強いて進めるなら574ですかね?996の方がシュッとはしていますが、もはや誤差です。ENCAPだC-CAPだありますが、結局ガシガシ履けば変わらんのです。じゃあ安い574の方が良いでしょうよ。

 

もうちょい出せるなら996のゴアテックスを…など色々推すことは出来ますが、このあたりの価格帯が限界と思われます。やっぱ靴好きが最も狂っているんだな(遠い目)。

 

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感想

 

 

ある意味無難が最も難しいのでは?

何かしらのジャンルやら趣味嗜好があった方が、ずっとダサいコーデからの脱却に最適な気がします。それらを敢えて決めない凡庸な決め方になると、中々どうして一貫性が無い。

 

日本人あるあるのあまり目立たない、出る杭にならない思想のおかげだと思うのですが…。絶対、何となくで構わないので「こういう服装憧れるよね」って気持ちは持っておいた方がいいっすね。それが最終的に、様々なカテゴリをはしごして迷子になるんです。私です。

 

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やはりダサくなるのが嫌!という人には、黙ってご自身の愛読されている雑誌をぶつけるのが一番ですね。