服だけ溶ける薬が欲しい、私です。悪用します(馬鹿正直)。でもたんぱく質を溶かすことを考えると肌は解けないにしても髪の毛は溶けそうですね。何の話?
以前雑誌のコーデは100%参考にしない方がいいぜ?ということを書いた記事の中で、短パンにロングコートとかいう、イケメンがやってもギリ職質案件なコーデが紹介されておりました。おそらく、我々パンピーが再現したら真っ先に独房にぶち込まれることでしょうね。はっ(すべてを諦めた目)。
で、今回はそんな「イケメンしか出来ねぇよバーカ」なコーデを列挙して、惨めな気持ちになろうよという記事です。そして同時に、「思ったよりもパンピーがやっても様になるよ」というコーデも一緒に提案していきたい!こっちはほら、有益っぽいでしょ?
もう最近はかなりジメジメ蒸し暑い日々が続いているので、夏コーデを中心に考えていきましょう。
目次
雑誌コーデ①:短パンブーツ
はい、雑誌(でよく見る真似したらアカン)コーデ、最初は短パン+ブーツです!おめでとうございます!この派生系で短パン+ロングソックスも合わせて考えてみてください。
具体的には、アウトドアやミリタリーテイストのショーツに合わせるように、マウンテンブーツを合わせるというコーデ。何で見たんだったかな…ファッジで見た記憶があります。正直見た時点で(これは我々がやるとだっせぇな…)と思い、早々に記憶から消していました。
なぜこれがダメなのか。それは、モデルさんの体型でないと実現不可能なコーデだからです。具体的に言えば、足の長さが足りない。短パンを履くときの大きな注意点は、足を如何に長く細く見せるかなのは…何となく想像つくでしょ?
で、足を長く見せるのに一番効果的なのが、足の素肌を多く見せること!見えている範囲が広ければ広いほど、足が長いと脳が感じるわけ。で?ブーツですよ。くるぶしよりも上が隠れる上に、ボリュームも出る。そんなブーツと短パン、合うわけねぇよなぁ!?
正確に言うのであれば、ストリートシーンでは映えるし良いと思います。が、我々パンピーが着こなすにはあまりにも難し過ぎる。そもそもブーツ=秋冬のイメージがある中で夏に履くのも工夫がいるのに、それに短パンを合わせるとか本当に意味が分からないです。
え?もしやるなら?う、うーん…季節感と美的感覚がおかしい人と思われたくないのであれば、まずやらん方が良いと思うけどなぁ…そういった少しダサいことをお洒落に変えられる人や、モデル体型の人かつ着こなしに絶対の自信を持っている人じゃないなら、素直にやめましょう。
雑誌コーデ②:スニーカーコーデ全般

これは物議を醸しそうですね。しかし私は知っています。モデルさんがスニーカーを使用しているコーデは、スニーカー以外の点でかなり考えられた、というかお洒落ポイントが出来上がっています。そこにアクセントとしてスニーカーを当てはめているに過ぎないのです。

そしてアウター等他のアイテムでコーデを彩ることが出来る季節ならまだしも、トップスとボトムスのみのコーデには、どう頑張ってもスニーカーを履いたら普通の人にならざるを得ないのです。そもそもスニーカー自体、誰しも当たり前に履くものである以上、お洒落に昇華させるのは大変難しい。
上記の短パンブーツコーデほどでないにしても、スニーカーコーデ自体そもそもモデルさんの容姿とスタイリストによるコーディネートがあって成立するものです。夏場はね、素直に革靴を履け。ローファーやデッキシューズで良いから。
どんなに歩きやすかろうとも、どんなに足を鍛えられるとしても、簡単にお洒落にしてくれるのは結局革靴なんす。ボリュームの少ないローファー、エスパドリーユあたりを履いてください。有無を言わさず。
思ったよりも様になるコーデ①:白Tデニム

こちらについては個別の記事で散々書き散らしておりますので、詳細はそちらを。結局ね、シンプル過ぎて避けているコーデってのは、どこか敬遠したくなる要素があるからなんです。が、白Tとデニムのコーデに革靴を合わせてあげれば様になるんです。

もっと言うなら、デニムに革靴コーデはトップスが何であろうとかっこよく見せてくれます。あぁ~わかりますよ。バッグや小物の存在も大きいだろって。そうだよ(真顔)。
大丈夫、別に高いものじゃなくたっていいんです。ビーントートで十分です。腕時計だって、もっぱらタイメックスばかりです。ガッチガチのシンプルで勝負しろとは言いません。安くても、しっかり存在感のあるアイテムを散りばめて寂しさを軽減してあげてください。
思ったよりも様になるコーデ②:派手色

「こんな派手派手しいアイテムを身に着けたらこどオジ(子供おじさん)認定されそうで怖いって?ハハッ、他のアイテムでしっかりバランス取ればええのよ。鮮やかピンクパンツを履きたいなら、トップスに爽やかボーダーとスエードタッセルを合わせればいい!
派手な色=子供っぽいという思考は、実は結構思い込みなんですよね。いや、そりゃ何も考えず明るい色だけで合わせればパッパラパー野郎の幸せ馬鹿になりますが、トラッドなアイテムを持ってくるだけで案外様になるんです。

安くね?
マドラスチェックみたいな、一見するとハッピーバカ丸出しなアイテムも大丈夫。白いチノトラウザーとスエードタッセルで、サマーアイビー完成です。トップスが派手ならボトムスで、ボトムスが派手ならトップスでトラッドに振ってあげましょう。
結論
雑誌のコーデってすっごいかっこよく見えるので真似したくなりますが…そしてもっと言えばインスタグラマーのコーデも真似したくなりますが、あれは見栄え重視なのでリアルクローズとは別物です(特大ブーメラン)。
雑誌も、インスタも、かっこいいなぁと思っても…参考程度にとどめてくださいね!少なくとも写真で見たかっこいいコーデってのは、家族から不評ですからね(遠くない運命)。さ、ショーツをいい加減買いに行きたい。