デニーズ、私です。デニームじゃないよ、ドゥニームだね。
そう、今日はお勉強です。ぶっちゃけ興味ない人の方が多いかもしれない、というか逆にこの話題について調べたくて迷い込んできた君のために、今この文章を打っているよ。だからこそ言うけど、よくこんな話題調べようと思ったね?周囲から変態って言われない?
さて、今回はタイトルの通りデニムとデニムっぽい生地について、写真を多めに用意したから一緒に見て行こうよという内容です。我ながらニッチな内容ですね。てか、この内容についてはすでに先人たちがまとめてくれているんだよなぁ。
なので、私なりに思ったこういう時はデニム、こういう時はデニムっぽいこれ、みたいな使い分けを添えておくことで、かろうじて意味を見出す記事とします。恐らく何度も出てくるセリフですが、誰が得する記事なの?
目次
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我が家のデニムとデニムっぽい生地




はい、デニムとシャンブレーがトップス、ダンガリーがボトムスというバラバラなんだかそうでもないんだか分からない組み合わせです。ダンガリーのトップス、誰か持っていたら教えてください。
ぱっと見、ほとんど同じですよね。もう服に対してさほど興味ない人からすれば全部デニムだと、口をそろえて言うはず。色味も青いし、質感も近いし。そもそも何が違うのか、私自身あんまり分かっていないんですよね。
というわけで、やっぱり先人たちの記事を見ながら書いていきます。それ意味あります!?ウルセェ!
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デニム

みんな大好き、ジーンズと言えばこの生地です。物にもよりますが、比較的生地厚を感じられるガッシリ素材としての認識が一般的ですかね?通年使える、アメカジ大好きっ子がこぞって着用するアイテムとして名高いですね。


さて、そんなデニムですが定義としては経糸に10番手以上の染色した糸、緯糸に染色を施していないまっさらな糸を使って綾織りにした厚手の生地…だそうです。表面は染色した糸が多めに出るので染め色が、裏側は晒し糸が多めに出るので白色が見えるのが特徴ですね。
インディゴという染料を用いた青色、というか藍色?が一般的ですが、それ以外の色に染めたカラーデニムや緯糸にストレッチ糸を用いたストレッチデニムもありますねぇ。はい、お勉強終わり。

古着のバナリパウエスタンシャツを持ってきました。サイズ感と言い加工の具合と言い絶妙なんです。当時8千円くらいで買いました。何にも分からないで入った初めての古着屋さんが、浜松駅のB Gradeさんでした。懐かし過ぎて涙出てきた。

デニムと言えばやはりこのアタリ!着ていくことによって色落ちがものっそいところとそうでないところの濃淡が見られます。このエイジングをみんな見たくて、バシバシ着こむんですよね。実際この色落ち具合は、使われている糸の染まり具合や綾織りのテンションの強弱によっても変わります。





例えばワーカーズのデニムたちは、結構穏やかというか上品に色落ちするイメージです。縦落ちもさほど激しくない為、トラッドなコーデに取り入れるには最適なんですなぁ…。もっと色落ちさせないと(謎の使命感)。


やっぱり基準となる生地なだけあって、文章量もモリモリになってしまいました。
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シャンブレー

はい、来ました。デニムじゃんと言われる不遇な子、それがシャンブレーです。なぜなら青いから。インディゴを用いたアイテムは、一般人から見れば全部デニムですからね、仕方ないね。

で、こちらは経糸と緯糸の色については一緒なのですが、織り方が違います。デニムが綾織りなのに対し、シャンブレーは平織です。オックスフォード地に近いと言えば伝わりますか?文字通り平たい織り方なので、デニムの綾織りに比べて薄手の印象です。

また、綾織りと違い表面と裏面の糸の出方が均一なので、白い糸が綾織りに比べ表面にも出てきます。よって、色落ちもデニムほど気にならないのも特徴です。ただ、生地自体が薄手なことが多いので、エイジング自体はしっかりするので、デニムとは違った楽しみ方が出来る生地、というのが私の印象ですかね。

ワーカーズのモディファイドシャツのシャンブレーver.です。5オンスほどなので非常に薄手、初夏までは腕まくりして着用すれば快適です。デニムとシャンブレーは、もはや見ただけですーぐ分かります。サラッと薄手な質感、デニムとは違う独特な色味。
個人的にサックスブルーのシャツが欲しいなら、オックスフォードやポプリンの前にシャンブレーを試してみてほしい。薄手なのに色ムラがあって、それでいて微光沢もあって…中々どうして不思議な魅力を持った生地です。
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ダンガリー

個人的に「デニムで良くねぇ?」と感じる生地ナンバーワン、ダンガリーです。シャンブレーと似た語感ですが、どっちかというとデニムに近い。綾織りなのはデニムと同じ、経糸と緯糸の色の有無がデニムと逆です。

アナザー20thセンチュリーのダンガリーペインターパンツです。というか、ここはいまだにSNSアカウントを作らないのはなぜなんだ。雰囲気とか抜群に好きなんですが、いかんせんインスタも何もないのはなぁ…好きなんですけどね(白目)。

ここのダンガリーは晒し糸ではなくグレーの糸が使われているので、表面と裏面の違いがあまり分かりませんが、マジでデニムと何が違うのか未だにピンと来ていないです。


な?ほんとは白い糸が使われており、春夏に適した涼しげな生地とのこと。実際こちらのペインターもかなりサラッと着られます。ダンガリーのアイテム自体そんなに多くはありませんが、見かけた際はぜひ着用してみてください。
(でも平織でもダンガリーと言うみたい。なんでもありじゃん)
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どれが好き?

結局デニムかなぁ…何より触れる機会が、他2つと比べると圧倒的に多いですからね。これはもう仕方ない。男の子のワードローブに入り込む器量は伊達じゃあありませんな。
恐らくもうここから暑くなるので、着用できる期間はかなり減ると思います。真夏は素直にシャンブレーやダンガリーに頼りましょう。ジャケットにしてもトップスにしてもボトムスにしても、結局第一線の活躍をしてくれるのはデニムなんですねぇ!
…まぁ、冬になったらデニム買うので、楽しみにしていてください。真夏にはさすがに買わないかなぁ。とか言っておきながらどうせ買うんだよなぁ。皆さんはどれが好きですか?オススメありますか?今はカジュアルなチノパンが欲しいですよ?(聞いてない)(趣旨ガン無視)