メガネがメガネが、私です。
前回に引き続き、東京旅行の2日目です。パンパンに詰め込んだ1日目と違い、2日目はゆったりとしながらも濃厚な時間を過ごせました。そのメイン、主役となるお店が、御徒町にあるルッテンさんです。
前々からずっと、ず~っと欲しかった良いメガネ。それを手に入れる時だと思い、訪れたわけです。店主の荒岡さんに迎え入れていただき、メガネについてのアレコレを聞いてきました!聞けば聞くほど、奥の深い世界なんだなぁと思ったので、これは共有せざるを得ない!という思い1本で文章を打っています。
今までメガネをかけてこなかった人からすると、本格的なメガネ屋さんに対するイメージって…どうも怖いとか、ハードルが高いみたいな、ちょいネガティブな感じしません?そのイメージを、粉砕玉砕大喝采します。
目次
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ルッテンさんについて

まずは私が訪れたルッテンさんの説明を!荒岡眼鏡3代目の荒岡敬さんがお一人で運営されています。青山にあるアイウェアショップ、ブリンクベースを運営していた(所属はしているみたいです)方で、地元のために出来ることをしたいという思いで、お一人で戻ってこられたそう。

元々はカフェとして営業されていましたが、今はそれに加えてメガネとレモンサワーと民芸品が並ぶ、カオスなのに柔らかくまとまっているお店です。荒岡さんの人となりを感じます。シトロンしかりバーンストーマーしかり、人となりがお店作りやブランドに表れますよね!
セレクトしているメガネですが、荒岡さん曰く「五角形のパラメータじゃないですけど、何か突出する光る何かを感じるかどうかでセレクトしています。素敵なメーカーは沢山ありますが、最後はエレガンスかどうか、でセレクトするかどうか決めています。」とのこと。

その言葉の通り、ブランドに囚われない素敵なメガネだらけ!私が初心者なのもありますが、そうじゃなくても他のお店でセレクトされていないらしく、そんな素敵なメガネ、そして荒岡さんを目掛けて県外から多くの方が訪れるそうです。最近は関西の方が多いとか。
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みんな(偏見)が気になる疑問をぶつけてみたよ
母数を大きくしておけばいいと思っている節はありますが、とにかくメガネ初心者の私が聞きたいことはみんなが聞きたいことです(言い切り)。じゃあ聞くしかあるまい、聞かねばなるまい。
つーわけで以前記事にした疑問、のすべては聞けませんでした(内容を忘れてたんやすまんな)が、大枠で気になる部分は聞けたので、それの回答と一緒に見ていきましょう。ほんと、メガネ以外のことにも造詣が深いことが分かる、文化人な方です。24Mも見て!!(唐突な宣伝)
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メガネの合う合わないはどう選んだらいいの?
荒岡さん「骨格とメガネの幅が合っているか見てください」
眼鏡のフレームが顔よりも小さい場合、相対的に顔が大きく見えてしまいますよね。それを避けるには、自分の顔の骨格とメガネの幅のバランスが一致していれば、違和感なく着用できるとのことです。なるほど!その選び方なら、自分に合うデザインも自ずと分かってきそうですね!
荒岡さん「ただ…所有するメガネが20本を超えてくると、大抵どんなメガネも似合うので大丈夫です(眩しい笑顔)(誇張抜き)」
冗談かと思いましたが、マジらしいです。荒岡さんも仕事柄(というか本当に好きで)100本を超えるメガネを所有されています。そうすると、メガネに顔が合わせるようになるんですって。スピリチュアル?と思いましたが、荒岡さんが実践してくださいました。

幅の全然違うメガネをそれぞれかけてくださいましたが、確かに似合うんですよ。顔に馴染むというか。つまりそういうことです(なげっぱ)。服と同じで、オーバーサイズでもコーデのバランスを変えて着こなせるでしょ?メガネも同じなんですよと荒岡さんはおっしゃっていました。
ようは見慣れるかどうか、自分自身が(違和感あるなぁ…)という思いでかけると、似合うメガネも似合わないって訳ですね。まずはメガネに対する違和感を取り去る!そのために、幅を意識して選んでみてくださいね!

それでも分からない人はもうルッテンさんに行ってレモンサワーをいただきながら荒岡さんに聞きまくってください。それが一番近道です。いや、本当に。
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デザインが多くて迷っちゃう!

荒岡さん「クラシカルか外しか、このどちらの方向性で取り入れたいか決めてみると良いかもしれません」

ようは昔からある由緒あるデザインのものであれば、コーデに取り入れた時の馴染みは間違いなく良いです。私の場合ネクタイを締めて、シャツをタックインするコーデが多いので、そういうコーデにはやはり理由あるデザインのものは、様になります。

逆に、そういうコーデに敢えて遊び心を加えるなら、外しの効いたデザインが映えますよね。コーデに一さじの違和感を加えることで、コーデを目の引くものにすることが出来るってわけですね。全部トラッドにする、統一するだけがお洒落じゃないですからね。
私は、最初は完全にクラシカルなものしか頭にありませんでしたが、色々試すうちに外しの効いたデザインも好きになってしまいました。はい、沼に足を突っ込んだようです。この沼は…中々どうして、革靴沼と同じくらい深いです。
荒岡さんが最初におっしゃっていたエレガンスかどうか、この基準をクリアしたメガネたちをかけるとその意味がよく分かるんです。知らないことを知る感覚、これが恋ですね分かります。つまり一目ぼれしたら、それ買えばええのよ。その直感、絶対に正しいですから。
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お前は何を買ったんだ
実はまだ届いていないんです。だから届いてからのお楽しみにしたい!ので、代わりにルッテンのお店の雰囲気が分かるような写真をギャラリー的にお見せしようかと…その写真の中に、私が買ったメガネがね、出てくるからね。

荒岡さんの接客のすごく嬉しいところは、こちらの疑問を完全に解決しようとたくさん提案してくれるところです。言葉だと説明が難しいことは、実際にモノや画像を見せてくださったり、ひたすら悩んでいる時は鏡の奥でニコニコしながらアドバイスして下さったり。

カラーレンズ=チャラ男がかけているやつ、のイメージでしたが…んなこと全然ないですわ。フレームの主張が強いメガネの場合、フレームに近い色のカラーレンズを入れてあげることで一気に顔なじみがよくなります。

こういう量販店ではまず提案してもらえないアドバイスをいただけると、プロってすごいんだなって思います。別に量販店の方々がプロじゃないって言ってるわけじゃありません。
荒岡さんがあまりにもプロってだけです。

個人的にメガネ屋さんって、どこか重苦しいイメージがありました。お高いメガネ屋さんって内装が暗かったりして、高級感を前面に押し出している気がして。それを受け取るほどの耐性が、無いんですなぁ…。
しかしルッテンさんはカフェ営業や可愛らしい民芸品を売っているおかげか、とにかく雰囲気が柔らかい!荒岡さん自身もすごく物腰柔らかですし、店内も明るくお洒落です。そのおかげも相まって、お客さんの男女比がほぼイーブンとのこと!すげぇ!
気軽に入りやすいお店であることや、そもそも荒岡さん自身男女どちらのメガネにも対応出来ちゃうからだそうで。良いメガネってこだわりの強い男性のイメージでしたが、女性も入りやすいルッテンさんなら関係ないのですね。
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妻も今度は買うと息巻いています

県外からも訪れる理由が、数十分で理解できました。荒岡さんがとにかく素敵な人で、置いてあるメガネも素敵だからですわ。そりゃファンも多いよなぁと。
何より夫婦やカップルで行っても、どちらも楽しめる空間なのでより入りやすいですよね。メガネはジェンダーレスなアイテムなので、男女関係なくその魅力に触れられる、触れやすいお店作りが成されていると感じました!
地図も乗っけておきますね
つーわけで、記念に撮影させていただいた時にかけているメガネを購入しました!また届いたらレビューしちゃうかな!!早く届かないかな~(恍惚)。
荒岡さん!メガネについて勉強させていただき、ありがとうございました!次は外しの効いたメガネを買いに伺います!妻も買うので、それぞれアドバイスをお願いしますね!!!レモンサワー飲みたいから、夜の部に訪れたいです!!

ここまで読んでメガネに興味を持った御仁、ルッテンさんにゴー!!