服の細道

~妻は私の趣味に1ミリタリーとも興味を示さない~

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【あけおめ】ラバーソールとハーフラバーの違いについて【また一発目がこれぇ?】

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あけましておめでとうございます

本年も、どうぞよしなに(再放送)

 

さて、新年の挨拶も済ませたところで、早速やっていきましょう。あぁ~分かりますよ。ま~たニッチなネタを新年一発目に持ってくるなよと、そう言いたいのですね?うるせぇ(一蹴)。

 

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さて昨年一発目が革靴のソールに関してだったので、今回もそれになぞらえたテーマにしてみましょう。まずはこちらをご覧ください。

 

 

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はい、みんな大好きダイナイトソールですね。クロケ別注のダイナイトソールはオリジナルよりも粘りがあると何かで見ました。確かにその通りで、全然ソールが減らないんですね。ラバーソールの代表的存在です。

 

 

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はい、こちらもラバーソールですが、よく見て下さいまし。ソール全体ではなく、踏まずの手前までがラバー、踏まず部分はレザーソールがこんにちはしております。そう、これはハーフラバーってやつです。

 

私は思いました。同じラバーソールだけど、履き心地全然ちゃいますやんか、とね。じゃあ実際にどっちも履いているけれど、どっちがどう良いのかについて考えてみようじゃありませんか。

 

目次

 

 

ラバーソールとハーフラバー、どっちがええのん?

 

 

結構気になる方多いと思うんです。どちらもラバーなので、性質としてはとても似ている一方で、デフォルトか後付けかで大きく異なります。つまり履き心地に関しても大きく影響してきます。

 

…分かりますよ?まぁたお前そんな誰も見ない箇所の事をバカみたいに雄弁に語りやがって、とそんな顔をしていらっしゃいますね?

 

 

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じゃけん革靴

買いましょうねぇ~

 

良いですか?同じゴム底なのにハーフかどうか、そんな小さなこだわりにも気を使うのがド変態革靴紳士なのですよ。しかも今回は、結構調べると出てくる内容です。つまり昨年よりも変態度が薄まっている、とても参考になる記事なのです!

 

…どうします?パンティでも被ってひと踊りします?変態成分足りてない?

 

そんなわけで、ニッチに元気に書いていきましょう!おせちでも喰いながらのんびり見て下さいな。

 

 

見た目の違い

 

ぶっちゃけこれは全然違います。あ、でもコマンドソールはハーフラバーver.もあるので、見た目そっくりなものもあるにはあります。が、基本別物なソールパターンが多いかな?

 

横からです。かなり分かりづらいですが、厚み自体も変わってきます。これもどんなものを選ぶかに因りますが、一般的にハーフラバーの方が薄めなことが多いかと。

 

…まぁ、これも前回のダイナイトかダイナイトっぽいかの記事でも話しましたが、ソールの裏側なんて誰も見ていません。少なくとも、ソールの前面ですから、確実に見えないと思います。

 

 

歩き心地

 

まぁ~違うんじゃないですかね~

(投げやり)

 

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というのも、私が持っているハーフラバーの靴が、堅牢なダブルソールの靴なので、履き心地云々について語る前に「硬ぇ!」としか思えず、全く同じ条件とは口が裂けても言えないからです。

 

しかし今回比較しているオールラバーソールの靴も、堅牢なダブルソールではあるので…まぁ同じか!うん!同じってことにして話進めよう!!

 

まずオールラバーソールは、当然全てラバーです。なのでレザーソールに比べれば、蹴りだしの反発力は弱めとなります。その分ラバーソールの柔軟性があるので、歩き心地はやや柔らかい印象です。

 

一方ハーフラバーは、基本レザーソールに後付けで加工されるものなので、歩き心地としてはレザーソールらしい硬さを感じます。接地感はラバーですが、それ以外の歩き心地がレザ―ソールの革靴と同じ感じになります。

 

よって、レザーソールの歩き心地はそのままに、ちょっとした雨や水たまりへの耐性を付与したい方は迷わずハーフラバーに加工されることをオススメします。基本がレザーソールだからこそ、ですね。

 

逆に完全に耐水性を気にされる方は、何も考えずオールラバーソールで良いと思います。ハーフラバーよりも断然水に対しての安心感がありますからね。

 

 

とりあえずハーフラバー貼るべき?

 

私は全くそう思いません。というか、じゃあレザーソールの靴買わずに黙ってオールラバーソールの靴買いなさいよと、そう思います。

 

初めからハーフラバーの靴であればまぁ分かりますが、後加工するとなると、出し縫いを一回切って、ハーフラバー分の厚みにソールを削って、貼る形になります。靴への負担強そうじゃないですか?

 

確かに、お直し屋さんの腕が確かであれば、ダメージなんて対してないんでしょうが、少なくともありのままの状態に加工を施すわけですから、多少ダメージは蓄積されますでしょう?

 

さらに言うなら、レザーソールとして設計された靴に加工を施すとなると、本来の設計された履き心地ではなくなってしまいそうではありませんか?たかが数ミリのゴムとは言え、そういう細かい変化で履き心地って大きく変わるんです。

 

それになにより、ハーフラバーなんぞ貼らなくても、レザーソールはある程度削れてからは全然削れなくなります。トゥスプリングのおかげですね。よって、似たような書こうとしてトゥスチールもありますが、マジでやらなくていいと思います。

 

この記事を読んでいるとりあえずハーフラバーマンの皆さんは、新年早々気分を害してしまって申し訳ありませんが、ラバーソールもレザーソールも、どっちの靴も持っておいて使い分ければいいと思います。そもそも、こんな悩みを持つ時点で複数足持っているでしょうからね。

 

 

思考停止で加工するのはやめたげて

 

あなた目の前に料理出されて、何も考えずにコショウかけまくりますか?せんやろ?どうしてその加工をするのか、その加工をしないと本当にいけないのか考えてやっていますか?え?私誰に何を説教しているの?(我に返る)

 

ここまで言ってきてなんですが、私はハーフラバーを毛嫌いしているわけではありませんからね。現に好き好んで履いているわけですから。ただ、持っているレザーソールの靴を、何も考えずにハーフラバー貼ったりはしないってだけです。

 

それにハーフラバーであれば、削れてきても張り替えるだけで良いので、楽ではありますよね。とても経済的ですし。きちんと考えて、ソールを選んであげましょうね。

 

もう少し履き込んで、ハーフラバーの良さや欠点についても、もう少し考えてみようと思います。いやぁ、我ながら新年早々何やってるんだろ。靴欲しい。