USA!USE!UZEE!?私です。
やっぱり手遅れなんですよ。私ァね、どう頑張っても革靴に狂わされる運命だったわけ。断捨離してまとまったお金が出来たからどうしようかなって思ったら、一番に思いつくのが革靴ですからね。持ってるじゃねぇか!!コート売ったお金で革靴買おうとすな!!
でもやっぱり欲しいんだなぁ…私の靴箱の中で足りない靴の属性が「ワーク」だとお伝えしましたが、それを感じられるのがアメリカ靴なんですよ。オールデン、ダナー、レッドウイング、フローシャイム、アレンエドモンズ…それらの靴からはワーク、徹底した合理性が感じられます。
しかし、だ。私は日本の皮革産業を応援したいんです。そのためにはやはり日本のブランドから買いたい。そして、古き良きアメリカ靴に魅了され、それを突き詰めようとするブランドは日本にもあるのです!!大好き(ネタバレ)!!
今回はそんな欲し過ぎて素敵過ぎて失禁するブランドをいくつか列挙して、自身の懐事情の侘しさに嗚咽する回です。み゛ん゛な゛い゛っ゛じょ゛だよ゛!!!!!!
目次
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どういう靴がアメリカっぽいのか?
勝手な意見なので、違ったらマジでさーせん。まず全体のシルエットは適度なショートノーズであること。そしてコバの張り出しは強めでストームウェルトとかあったら尚更嬉しいですね。外ハトメで内ぶりな木型、踏まずモリモリだともう小躍りします。
デザインはプレーントゥ、外羽根ストチ(orクォーターブローグ)、ウイングチップが良いですねぇ…。アッパーの革は…クロムエクセルやコードバンがヨシ!カーフでももちろんヨシ!油分多めなレザーだととっても嬉しいなぁ…。
そんなところか。えぇ、完全に私が今欲しい靴なんですよ。というか、矯正靴っぽいフォルムに憧れがあるんでしょうね。オールデンは父の元で幸せそうにしていますし。なんか腹立ってきたな。サイズミスした私が悪いんですけどね、えぇ。
そんな雰囲気を感じられる靴が…欲しいんよなぁ…。大丈夫、浅草に行けば大抵揃う!
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WHEELROBE
前も紹介しましたね。元々はアメリカ製の靴ブランドだったと記憶していますが、今は日本人の方が浅草で作られています。ここはワインハイマーのボックスカーフやホーウィンのクロムエクセルが代表的なラインナップです。クロムエクセルの外羽根クォーターブローグ…アッハッハ、一瞬気絶しましたね、魅力的過ぎて。
Vチップへの強い憧れ
元々アメリカでの靴づくりを中心にしていたブランドなだけあって、アメリカ靴に対するこだわりや雰囲気作りが抜群です。しかもアメリカで作るよりもずっと丁寧な仕事ぶりでしょうからね!レビューをいくつか見ると、アメリカ靴の雰囲気をそのままに、履き心地やクオリティを浅草クオリティにしている…堪んねぇぜ。
こういうのが欲しいんだよなぁ
価格も5万円前後と、本格革靴の入り口にもピッタリじゃありません事!?てかカジュアル革靴の入門にこの上ないブランドだと思います。アメリカっぽい革靴をこの価格でやってくれるのは、グッジョブ以外の何物でもありません。あとモデルごとにウィズを用意しているところも含めて、この価格でやるのは凄まじいなと感心しきりです。
う~ん…雰囲気は全然違いますが、一昔前のパラブーツ的な立ち位置の靴ですね。ボリュームがあって、質実剛健なカジュアル革靴。今の価格を維持し続けてほしいと切に願いますッ!
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Rutt Shoes
こちらはなんと、上述したウィールローブさんの元で働かれていた方が独立して立ち上げたブランドさんです。だからアメリカ靴の雰囲気がムンムンなんですねぇ~!Vチップやプレーントゥのボリューム感、堪りませんねこりゃ。ユタカーフのモデルもあるってのが、またニクいじゃないの。
シボ革パンチドキャップトゥ…好き
ラストが1種類だけってのも、潔くていい。それだけその木型が考えつくされている証左だと、私は思いますね。さらにグッドイヤーとハンドソーンだけでなく、ダイレクトウェルト製法も対応しています。これは、ライトバルブの靴と同じですね。それを+5,500円で頼めちゃうの!?
ダイレクトウェルト製法は、リブテープを使わずにドブ起しした溝を機械で縫うので、屈曲を阻害するパーツがありません。それもう実質ハンドソーンじゃん。いや違うが?しかしハンドソーン製法に近しい履き心地になることは、間違いないでしょう。
(気絶)
アメリカ靴の質実剛健な雰囲気をそのままに、履き馴染みやすい製法を選べるようにするとは…恐るべしラッドシューズ。外ハトメもオプションで選べるんでしょ?ちょっとしたパターンオーダーみたいですよね。アウトソールも選べますから。
足数限定のオーダー、「5count」も良いですよね。自分でコードバンの生地を見てどこを裁断するか決められるって、滅多に出来ないことですもん。普通のオーダーでさえも見られるのはスワッチだけで、どの部分を使用するかはお任せですから。
正直、すっごい惹かれています。東京に行くときは、恐らく見に行くでしょう。そして買うかもしれません。
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ROLLING DUB TRIO
ROLLING DUB TRIO | ローリングダブトリオthebootsshoponline.com
靴好きの方はお馴染み、youtubeチャンネル「靴のラジオ」の栗山さんが職人さんとして携わられているブランドさんですね。カテゴリとしてはゴリッゴリのワークブーツブランドです。今の私に足らない属性ナンバーワン、アメトラコーデをより男らしくするマスターピース、それがこのブランドにはある。
調べる限り馬鹿硬いし馴染むのに中々苦労する、修行を要するなんて言われています。が、それだけ堅牢で長く愛せる靴であるってことよね?価格も中々どうして硬派ですが、いつか…いつか欲しいのです。何より作り手の生の声が動画で定期的に聞けるってんだから、そら買いたくなりますよね。
[2025年発売予定]GRIFFIN 8.5thebootsshoponline.com
特にこのグリフィン、適度にゴリゴリしながらもナローなスタイリングなのです。どことなく品が良いのに、ちゃんと男らしい…アメトラコーデに差し込まれるために生まれたブーツなのではないでしょうか違いますか。価格を見るとビビり散らかしてしまいますね(失禁)。
[2025年発売予定]COUPEN (Black Chromexcel)thebootsshoponline.com
正直ラインナップとしてはアメカジに特化しているようにも感じられますが、コーデの合わせ方によって選んであげれば間違いないのかなと思います。結構種類があるので、ご自身のなりたいゴリゴリ具合に合わせてみてください。
こちらもダイレクトウェルトのモデルがありますね。ダイレクトウェルト、流行りだしている…?
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BROTHERBRIDGE
ローダブの兄弟?同じ運営元?のブランドです。こちらの方がより万人に使いやすく、それでいてちゃんと個性的という絶妙な塩梅のブランドです。アスレチックブーツをモチーフにした「Henry」がブランドアイコンになっていますね。
値上がりしちゃいましたね…
私が気になっているのは、意外にもスエードの外羽根ストチです。このブランドの外羽根ストチやプレーントゥは、サービスシューズからサンプリングされています。適度にシャープなフォルムのラストに、柔らかで毛足長めのスエードが乗っている…優勝です。勝ち目がありません。
DALERU(ダレル) BLK/Sbrotherbridgetokyo.com
なお売り切れている模様
しかもスエードの色もまた絶妙というか何というか…あまり見ない独特な色味が多いです。モスグリーンだったり、サーモンピンクだったり…。以前バーンストーマーさんとのインスタライブコラボ配信でディレクターの鈴木さんがおっしゃっていましたが、スエード靴の魅力をもっと広めたいという思いで、スエードのラインナップにも力を入れているんだとか。
スエード=雨用の靴、という認識もありますが、天気関係なく履ける上に、ちゃんとエイジングしてくれるわけですから、靴好きであるほどスエードも着目すべきということですな。実際タンニンなめしのスエードなんかもあるくらいですから、そういうものを選んであげれば育てられそうですものね。
このブランドは見れば見るほど様々な属性が織り交ざったラインナップなので、いろんなコーデの人の足元を彩ってくれること間違いなしです!もっかい見に行きたいのぅ…。
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まだまだあるぞ!?
アーチケリーとか、メーカーズとか、ジョーワークスのJOE6ラストでオーダーとかもありですねぇ…浅草に行けば確実にお目当てのアメリカ靴が手に入るはずです。
確かに革靴の原点は海外ですし、本場のアメリカ靴の方が所有欲などは満たせるかもしれません。しかし、まず浅草に脚を運んでみて、素敵な靴にたくさん触れてみてから海外ブランドに手を出すのもアリではないでしょうか。
靴つくりに精を出されている方とのお話を通して、日本の革靴ってすごいんだなぁ…と思わされることがたくさんあります。ブランドとしての地位を確立した海外ブランドももちろんいいですが、身近な日本のブランドの職人さんと話してみるってのも、尊いことだと思うんですけどねぇ…。
最後はぼやきになってしまいましたね。とにかく!私は日本の革靴職人さんたちを応援したい!だからこれからも国内のブランドを中心に買っていく所存であります!皆さんもボーナス入るでしょ?革靴買ってよ。私にもさァ!!!!