いやぁ一気に気温が下がってきて、服好きとしてはテンション爆上げですわよ奥様。かといってガッツリアウター羽織るほどでもないし、シャツ着た方がかっこいいけど、着心地はそこまで良くはないし…とお困り顔でロンティーを引っ張り出してきたそこのお父さん。
ス ウ ェ ッ ト ( 迫 真 )
やっぱこれよ。このブログでは「秋冬は大人っぽさが足りないからトップスはシャツ以外認めない(ここまで早口)」という思想の強い筆者による意見が語られているわけですが…
今日の私はイージー思想です(パワーワード)。
- 秋冬らしさを感じられて
- 快適な着心地で
- 着こなしを工夫すれば問題なく外着に使える
そんな魅力たっぷりなスウェットについて、のんべんだらりと語っていきます。
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目次
スウェットは秋冬らしさを感じる楽ちんなトップスなのであった
秋冬に着たいトップスは、シャツとニットが上位を占めるのは自明の理(?)です。しかし、まだまだお家時間が長い我々はこう考えるわけです。
秋冬を感じられる楽ちんなトップスはないかなぁ(明後日の方角を見ながら)
とね!実際ワンマイルウェアが流行ったことから分かるように、部屋着としても外着としてもハイブリッドに使える服がまだまだ求められています。しかし、外着と部屋着は本来相反する物です。
- ドレス⇔カジュアル
- 快適性⇔かっこよさ
と言ったように着やすくて快適でかっこよくて大人っぽいアイテムは、もはやおじさんの財布事情を度外視した価格となっており、買えません(非情)。だったら、着心地は良いけどかっこいいアイテムを着た上で、他のアイテムで大人っぽさを足してあげれば良いじゃない!
そこでGood onなのであった。
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Good onとは
アメカジやミリタリー好きな人であれば聞いたことがあるであろうブランドです。コットンに対して異常に強いこだわりを持っているブランドで、味のある雰囲気のスウェットやTシャツ作りを得意としています。
もしかしたら聞いたこと無い人もいるかもなので、ざっくり特徴をお教えします。
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①アメリカの綿と日本の職人がタッグを組んでいる
コットンの名産地と言えば、やはりアメリカ!コットンベルトと呼ばれる地域で取れた綿の中で、厳しい基準をクリアした「コットンUSA」という綿のアベンジャーズみたいな名前のコットンのみを使用しています。
ちなみにこのコットンUSAですが、通常のコットンに比べ光沢があり丈夫で肌触りが良いという完全上位互換の特徴を持っている…らしいのですが、光沢は糸の細さに左右される部分なので一概に光沢の面でコットンUSAが優れているのかは正直分かりません。
しかし、肌触りは確かにいいです。もちもちしており、素肌で着ても気持ちいいドライ感です。スウェットはあまり素肌で着用しないかもしれませんが、Good onのアイテムは全てコットンUSAを使っているので、Tシャツは素肌で着用するのもオススメです。
また、生地を日本の工場で編んでおり、その年ごとに取れた綿の性質に合わせて型紙を都度引き直してアイテムが作られているという作りの丁寧さ。Tシャツやスウェットというラフなアイテムを、徹底して丁寧に作ることでより普遍的で永く使えるアイテムに昇華させています。
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②染め方によって表情が全然違う
こちらの着用写真を見ていただくと、新品にもかかわらずどこか古着感があるように見えますよね。別に着用している人がくたびれているとかいうわけではないんだが?
こちらのスウェットは、ピグメント染めと呼ばれる染め方で出来ており、染料の粒が生地の表面にくっついている(しっかり染みこんでいるわけではない)ため、着用と洗濯を繰り返していくと驚くほど色落ちしていきます。Good onはこのピグメント染めが得意で、かなり多くのカラーバリエーションのラインナップがあります。写真のスウェットはネイビーですが、新品の時点で褪せた色味ですな。
ちなみに、我々が普段着用している服はリアクティブ染めと呼ばれる染め方で染められています。しっかり染まるため色落ちしにくく、発色がキレイという特徴があります。こちらの染め方のアイテムももちろんラインナップされています。
ヴィンテージらしい雰囲気で、着用して育てたい人はピグメント、色落ちが嫌でキレイに着用したい人はリアクティブを選ぶと良いでしょう。
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③どう頑張ってもこれ以上縮まない
染めの行程の中で、アホみたいにデカい乾燥機に数時間ぶち込まれます。つまり、製品として手元に届く前に既に縮みきっているのです。これから乾燥する季節なので雨を心配することはありませんが、スウェットは総じて厚地なので中々乾きにくい!
しかし、乾燥機にかけてしまうとビビるほど縮んで着れない…なんて心配も、このスウェットなら無用です。何せ、これ以上縮まないんだから(みつを)。
また、長時間の乾燥に耐えた耐久力なので、毎日着て洗濯して乾燥機にかけてまた着るという自転車もびっくりなシフト感覚(?)で着用しても全然へこたれません。やったことないけど(無責任)。
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コーデ例
ぶっちゃけ普通よ
ただ、先に述べたとおりヴィンテージ感ある風合いなので、下手にきれいなスラックスと合わせるよりも軍パンやデニムと合わせるとまぁた良い雰囲気なんだこれが。
見てコレ。もう何も言うことはない。
…まったく写真映えしないコーデになってしまいました。足下の革靴にかろうじて救われているとすら感じる。
至ってシンプルなスウェットなだけあって、ディティールの多い軍パンとも合わせやすいです。どちらもアイテムの雰囲気が似ているため、無地なのに地味になりません。
スウェットと言えばやはりデニム。細いデニムに革靴でバランスを取ることでこのスウェットの持つ独特な雰囲気が際立ちます。サイズは一番大きいXLサイズを着用しています。
ぶっちゃけLサイズくらいの方がより合わせやすいかも知れません。ちょいゆるサイズではありますが、オーバーサイズで着用することを想定したアイテムではないため着丈がかなり長いです。
平均身長の人であれば、Lサイズで事足りると思います。ゆったり着ることに抵抗がない人であればXLもありです。
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まとめ
書いてて途中から気づきました。
私にはこのアイテムの良さを伝える語彙がねぇ…
だから是非着て欲しい、いやまずは触ってみて欲しい。決してツヤが強いわけじゃない、大人っぽいわけじゃないアイテムですが、大人の男性ほど心惹かれるアイテムであることは間違いありません。
あと女子が着たら最高にかわいいのでカップルや夫婦でシェアするのもオススメです。私は独身です。