こちらの記事の続きです。シリーズ物になっていますので、まだ読んでない方は先に読んでもらえると嬉しいなぁ~!
てなわけで前回は懲りもせずミリタリーの素晴らしさを語ってきたわけですがそうは言ってもミリタリー、クセの強さがある分何も考えず着てしまうとさすらいの傭兵になります。どうかそのままさすらい続けて欲しい。
そんなミリタリーをあくまでお洒落に取り入れるとなったときに、やってはいけないことをまとめてみました。これはお父さん達に需要あると思うんだあたし。無かったら泣く。
目次
ミリタリーコーデをする上でやっちゃいけないこと
大前提に、ファッションは自由です。もうそれはそれはフリーダム、リバティです。なので「俺はミリタリーを愛してるぜ!だから全身ミリタリーアイテムで固めるぜ!」という意思の強いお父さんは、それを貫いても良いのです。なぜなら自由だから。
だがしかし、だ。こんなお父さんはどうでしょう。
「俺はミリタリーを愛しているぜ!だから全身ミリタリーアイテムで固めてお洒落をするぜ!」
A.ダメです
いや、え?って顔でこっちを見るんじゃありません。お洒落に見られるということを目的とする場合、お洒落という法則に則ってコーデを組む必要があるわけです。暑いから服を全て脱ぎ捨てるぜ!っていうのは無人島であれば構いませんが、現代社会でやってご覧なさい。私が真っ先に通報してしんぜようぞ。
何が言いたいのかというと(半ば忘れてましたが)、全身ミリタリーで固めることは、最もお洒落から遠のくと言うことです。コレに限らず特定のジャンルで全身固めると、そのイメージが先行しすぎてお洒落はどこかに去って行きます。
全身フォーマルで固めればお仕事に、全身モードで固めればランウェイに、全身ワークで固めればワークマンになるんです。バランスが大事ってえらい先生も言っていたでしょ?誰かは知らんけど。
てなわけで、早速やっちゃ行けない事項を見ていきましょう。
①コーデの中に2つ以上ミリタリーアイテムを使う
まずはわかりやすいこちら、全身固めたらアウトってことをお話ししましたが、ミリタリーは特にアイテム単体の主張が激しいです。なので、コーデに取り入れるのはあくまで1点だけにしましょう。
写真で見るとこんな感じ。使っているアイテムは同じですが…ジャケットが加わるだけであら不思議!軍人さんの祝日になりましたね!
個人的な考えですが、最初に手を出すミリタリーアイテムはパンツがオススメです。ジャケットは上半身で目立ちますし、ミリタリー特有のもっさり感が全面に押し出されるのでバランスを取るのが若干難しい。
基本1点ミリタリーアイテムにして、他のアイテムでバランスを取るということを忘れないように、しようね!
②とりあえずスニーカー合わせておく
「とりあえず軍パン履いて、バランス取るためにシャツを着よう!靴は…スニーカーでええやろ」
あぁ~、シャツでバランスを取るところまでは良かった!しかし最後に力尽きましたね~。軍パンにスニーカー合わせるのは個人的にですが、初心者は絶対やっちゃダメです。
よほどドレッシーできれいなスニーカーとかであればまだセーフですが、一般的なスニーカーを合わせると、下半身だけ軍人になります。だってスニーカーは大本をたどればミリタリーのトレーニングシューズなのですから。
また、革靴でもゴリゴリのブーツを合わせたらやっぱり軍人になります。コンバットブーツなんか合わせた日には隣の奥さんから心配されます。日々を戦場に塗り替えすぎるのは危険だから、やめようね!
今流行のニューバランスとか合わせたらマジのトレーニングになります。ロードワーク中ですか?って感じ。足下は無難に革靴にしましょう。軍パンと合わせるなら、特にボリュームの少ない革靴を選ぶのがオススメです。ローファーとか最高ですわよ。
写真で見るとこんな感じ。下半身のもっさり具合が結構違いませんか?もちろんそれをコーデのアクセントに使うなら構いませんが、難易度が急に上がるので初めのうちは革靴がオススメです。
③カモ柄を積極的に取り入れる
これはぶっちゃけ好みなので強く止めはしません。しかし、カモ柄はミリタリーアイテムの中でもかなりクセと主張が強いアイテムです。一般人がパッと見たときに「あ、あの人ミリタリー好きなんだな」って一瞬で分かる程強烈なインパクトを相手に与えます。
つまり、「あの人お洒落だな」の思考の前に「あの人ミリタリーバカだな」が先に来ます。ミリタリーバカの思考からお洒落だなって思考に持って行くのは…中々骨が折れるぜ…。
初めのうちは無地のアイテムで慣れていくのがオススメです。何より最初からカモ柄選ぶ勇気って中々出ないですからね。
ただ、それでもやっぱりカモ柄を着たいよドラえもんって言うのび太君達にアドバイスするなら、他のアイテムをドレス強めなアイテムで固めましょう。ドレス一辺倒ではありません。あくまでもドレスが強いアイテムです。上の画像で言うと、インナーはシャツですがストライプ、ボトムスはスラックスですがフレアシルエット、みたいな感じ。
まぁぶっちゃけこれくらいしてもカモ柄のインパクトに負けてます。難しい…。
まとめ
結構役に立ったんじゃ無い!?いつも私がコーデにミリタリーアイテムをぶち込むときに心がけていることです。記事を振り返って感じたのは、気をつけるべきポイントって案外簡単ですよね。
- コーデに使うミリタリーアイテムは1つ
- 足下はスッキリした革靴を
- カモ柄は控える
これを守るだけでミリタリーアイテムを取り入れるハードルが下がったんじゃ無いですか?そうでもない?
次回は、お父さんたちにオススメするミリタリーブランドをまとめてみようかと思います!楽しみに待っててください!