服の細道

ミリタリーとアメトラにハマった男の末路です

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パラブーツの中でウィリアムが最も複雑で濃い歴史をもってると言わざるを得ない話

hukuhukushi.hatenablog.com

前回散々パラブーツの魅力を語ってそのままウィリアムの魅力を語ろうと思ったらとんでもない文字量になりそうだったので、2部構成となっています。まだ前回の記事をご覧になってない方は先にそっちを見てくれると嬉しいんだからね!!(デレ)

 

今回の記事ではパラブーツの中でも独特なバックグラウンドがあるウィリアムについて紹介していきます。シャンボードやミカエルも良いけど…

まぁとりあえず黙ってウィリアム、買おうって話

目次

 

ウィリアムは深い歴史とコーデに対する万能性を持った一足である

 

ンホっちゃいますなぁこれは

おひょひょって声が漏れてますよみなさん。あ、私だけですかそうですか…。見て頂くと分かるとおりソールにかなりのボリュームがあるので革靴らしいスマートさはありません。だからこそ使いやすく、コーデの主役になってくれるわけですね。

 

まずはこのウィリアムの出自と良いところを順番にお話ししていきますかね。

 

出自

みなさんは、ウィリアムと聞いてある革靴が思い浮かんだはずです。そう、ジョンロブのウィリアムです。

イギリスの代表的ドレスシューズブランドの一足ですが、見ての通りパラブーツのウィリアムと同じダブルモンクストラップデザインです。

 

元々ジョンロブのカジュアルラインのOEMを請け負っていたのがパラブーツで、その後カジュアルラインが廃盤となり、パラブーツオリジナルで復活したってワケなんですねぇ…。

 

ちなみにチロリアンシューズであるミカエルはエルメスOEMだったので、パラブーツの生産力、技術力の高さによって名だたるブランドが製作を依頼していたんですね。マジでパラブーツって化け物ですね。

 

厚底によるボリューム感と優れたデザイン性

前回の記事でもお話ししたとおり、パラブーツの靴全般に言える特徴としてボリューム感のあるソールが挙げられます。このソール、なんと自社で一貫して製作してるんですよ。ソールを一から作るって時点でとんでもないコストがかかるわけですが、そうすることでパラブーツ側の思う歩き心地が実現しているわけです。

 

マルシェⅡソールです

この独特なパターンは、踏み込んだ際にかかる足への負担が外側に上手く広がり分散するように作られているのです。歩いてみると分かるのですが、歩き心地がめちゃくちゃ良いんです。足が痛くなることは一切ありません。断言しちゃうもんね。でも例外もあるかも知れないねごめんね。

 

んで、これほどのボリューム感があるのに使いやすい理由は、アッパーのデザイン性にあるわけです。前回話したとおり、このダブルモンクストラップはミリタリーの属性とドレス属性両方を兼ね備えています。両極にある属性を1つに内包するのは、並大抵のデザインや素材では為し得ません。

 

金具の質感も抜かりない

ゴールドのバックルパーツがアクセントになって良いですね。緑色のピスネームもアクセントになってかわいいです。ステッチも生成り色でかわいらしさがふんだんに盛り込まれているのが見て取れます。

 

また、革は所謂リスレザーと呼ばれるオイルドレザーです。オイルドレザーと聞くとマットな質感でツヤ感が楽しめないと思われるかも知れませんが、リスレザーは違うんです。きちんと磨いてあげればスムースレザーばりにツヤが出ます。どうなってんねん、チートかよ。

 

このトゥの丸さ加減が絶妙…

上から撮った写真ですが、カジュアルな革靴にある丸すぎィ!!!!なトゥではなく、適度な丸さになっています。これが中々出来ないのよ…。カジュアル用途を想定していることは自明の理ですから、分かりやすくかなりラウンドさせたトゥにすればカジュアルさが引き立つわけです。それをせずドレスの要素を残した丸さにしている点は…あっぱれだね(天晴れ!!)。

 

これらの要素が合わさることで、幅広いボトムスと相性が良いんです。属性を拾うならミリタリーパンツやワークパンツもよし、色もブラウンなのでデニムと合わせてアズーロ・エ・マローネを意識したコーデにつながります。

 

逆に、スキニーなど極端に細いパンツやアンクル丈のパンツだとボリュームが強調されすぎてしまうため注意です。フルレングス丈のレギュラー~ワイドのパンツと合わせるようにすると良いでしょう。

 

サイズ感やら注意点やら

一番気になるのはサイズ感ですよね。結論から言うと、普段通りのサイズで問題はありません。27.5cmのスニーカーを買われている方であれば、27.5cm相当のサイズでよろしいかと思います。

 

 

大体こんな感じですかね。これらの靴のサイズでウィリアムはサイズ9を履いてジャストサイズ!靴擦れすることなく快適に履いています。

 

注意点として、上記で挙げた細すぎるパンツと合わせるの難しいっていうのともう一つ。ヒールカップが大きいので薄手の靴下を履くと歩く度に踵が動くため違和感がすごいです。対処法としてそれなりの厚さの靴下を履くのと、ストラップを面倒くさがらずしっかり絞めるようにしましょう。数回履けば足の形に馴染むので気にならなくなりますが、履き始めは注意しましょう。

 

まとめ

相変わらず好きなことに関して文字量がはみ出てしまうねんな。しゃーない。パラブーツのラインナップの中では比較的隠れ気味(そんなことはないのかな?)なウィリアムですが、ミリタリーとドレスを融合させた唯一無二の存在です。ちとお高いですが、ずっと履けるからセーフ!良い物を長く、これは物選びの基本です。知らんけど。

 

初めてのパラブーツに、ぜひウィリアムを選んで私と一緒にミリタリー沼、ハマろう(良い笑顔)。